香港スプリントは、香港のシャティン競馬場で開催される競馬の重賞（G1）競走です。今年の香港スプリントは12月11日（日）の15時40分にシャティン競馬場の芝1200mで開催。4つの国際招待競走（香港国際競争）のうちの一つのレースとして知られています。
ブックメーカーでは香港スプリントのような海外重賞レースに賭けることができます。おすすめのブックメーカー競馬サイトを別記事で紹介しています。
香港スプリント2022概要
| タイトル | 香港スプリント |
|---|---|
| 格付 | G1 |
| 開催国（競馬場） | 香港（シャティン競馬場） |
| 日付 | 12月11日 |
| 予定発走時刻 | 12月11日15時40分 |
| 性齢 | 三歳上 |
| コース | 芝1200M |
| 賞金 | 1着賞金：1368万香港ドル |
香港スプリント2022のブックメーカー最新オッズ
イギリスのブックメーカー『bet365』が発表している香港スプリント2022の最新の単勝オッズは以下の通りです。
1位 ラッキースワイニーズ 3.00倍
2位 ウェリントン 3.75倍
3位 ラッキーパッチ 9.00倍
4位 ジャンダルム 10.00倍
4位 メイケイエール 10.00倍
6位 ナランフレグ 13.00倍
7位 コルディセプスシックス 17.00倍
8位 サイトサクセス 21.00倍
9位 デュークワイ 26.00倍
9位 ストロンガー 26.00倍
※ブックメーカーの競馬に関する記事はこちらをご覧ください。
香港スプリント2022のブックメーカー3社のオッズを比較
イギリスのブックメーカー『bet365』や『ウィリアムヒル』では2022年香港スプリントの有力馬のオッズを公開しています。
| 馬名 |  |  |  |
| ラッキースワイニーズ | 3.00 | 3.50 | 3.00 |
| ウェリントン | 3.75 | 4.00 | 3.74 |
| ラッキーパッチ | 9.00 | 9.00 | 9.00 |
| ジャンダルム | 10.00 | 8.00 | 9.00 |
| メイケイエール | 10.00 | 8.00 | 9.00 |
| ナランフレグ | 13.00 | 11.00 | 13.00 |
| レシステンシア | 17.00 | 11.00 | 15.00 |
| コルディセプスシックス | 17.00 | 21.00 | 17.00 |
| サイトサクセス | 21.00 | 21.00 | 21.00 |
| デュークワイ | 26.00 | 21.00 | 26.00 |
| ストロンガー | 26.00 | 21.00 | 26.00 |
| スーパーウェルシー | 26.00 | 51.00 | 26.00 |
| クーリエワンダー | 34.00 | – | 34.00 |
| スカイフィールド | 34.00 | 26.00 | 26.00 |
| マスターエイト | 51.00 | – | 51.00 |
| リムズコジオスコ | 67.00 | – | 41.00 |
| コンピューターパッチ | 101.00 | – | 101.00 |
※オッズは2022年12月3日現在のものです。
香港スプリント2022の有力馬のオッズ
世界最強のスプリンターが集うレースとして知られる香港スプリントですが、出走馬も気になりますよね？それではブックメーカーで発表されているbet365のオッズとともに注目度の高い出走馬を詳しく見ていきましょう。
ラッキースワイニーズ
| 馬名 | ラッキースワイニーズ |
|---|---|
| 性齢 | セ4歳 |
| オッズ(bet365) | 3.00 |
前哨戦となったG2ジョッキークラブスプリントで重賞初制覇となったラッキースワイニーズが一番人気の様相です。香港は優秀なスプリンターを輩出しており、この馬もここまで非凡な成績を収めてきました。キャリア10戦中7勝全て馬券圏内という成績を残し、前走もクビ差という着差以上に余裕のある差し切り勝ちでした。父系は豪州で繁栄を極めたサートリストラムであることも注目です。
ウェリントン
| 馬名 | ウェリントン |
|---|---|
| セ6歳 | |
| オッズ(bet365) | 3.75 |
昨年までは抜けた存在ではありませんでしたが、今年の2月から層の厚い香港スプリント路線で4連勝を飾ったウェリントン。前走は一番人気ながらラッキースワイニーズの6着に敗れてしまいましたが、レース後に跛行が発覚したこともありまだまだこの路線のトップクラスと言えるでしょう。さらに鞍上にムーア騎手を確保してきたことからも陣営の本気度が見受けられます。
ジャンダルム
| 馬名 | ジャンダルム |
|---|---|
| 性齢 | 牡7歳 |
| オッズ(bet365) | 9.00 |
前走スプリンターズステークスでGⅠ初制覇となったジャンダルム。前々走ブービー負けからの巻き返しで大穴を空けましたが、強烈なトラックバイアスがかかった馬場と枠順にも恵まれたことも事実です。また中山競馬場を得意としていることからも平坦のシャティン競馬場にどう対応できるか、コーナーと坂を利しての立ち回りを得意とするだけにコース替わりがキーポイントとなるでしょう。
香港スプリント2022ブックメーカーの馬券の買い方
ここからは実際にブックメーカーで競馬に賭けるための買い方の手順を解説します。今回はbet365での買い方手順を見ていきましょう。
先に手順を説明すると以下の通りです。
- サイトから「競馬」を選択
- 香港スプリントを選択
- 賭け方と馬を選択
- 賭ける金額を入力して投票
では、具体的に画像付きで解説します。基本的な賭けの流れは全サイト共通です。どのブックメーカーを利用するにしても、下記のステップで馬券を買います。
競馬のページに移動する
bet365にログイン後に、bet365トップページのメニューの「A-Z」をタップします。賭けられるスポーツ一覧が出てくるので「競馬」を選択します。
香港スプリントを選択する
競馬のページに移動し、アンティポストから国際にある香港スプリントを選びます。
賭けたい競走馬を選択する
出走予定の馬のオッズ一覧が表示されますので、賭けたい馬を選択します。すると、最初に単勝と複勝のオッズを確認できます。その他の賭け方も選択可能です。
賭け金を入力して投票する
馬を選択すると、画像のように金額入力画面が出てきますので、賭け金を入力します。
複勝にも賭けたいときは「イーチウェイ」にもチェックをいれます。「イーチウェイ 1/5 3着」とは、賭けた馬が3着以内に入ると、単勝オッズの5分の1が払い戻されるという意味です。
「ベットする」をタップすると投票完了です。
香港スプリントの歴史
香港の国際レースと言えば、1988年に創設された香港カップのみが開催され、当時は日本でもジャパンCが創設されたころで、欧州からの出走馬がほとんどないという状態を迎えていた時期。しかも日本よりもはるかに格が劣る香港のレースで欧州の一流馬が出走するわけがなく、創設当時は地元香港の馬、そして隣接するシンガポール所属馬が大半という状態でした。
香港カップが変わったのは94年から、この年に国際G2レースに昇格したことに加え、香港側も本格的に外国馬の招致に熱心になり、この年から12月の第2日曜日に固定されることになりました。さらに香港カップだけでなく、スプリント、マイル、そして2400mのヴァーズも創設することになり、1日に国際レースを多く行うドバイワールドカップデーやブリーダーズカップデーの様なキャンペーンを展開しました。
その流れの中で生まれたのが、香港スプリント。創設された1999年は国際リステッド競走という扱いで重賞ですらありませんでしたが、翌2000年には国際G3に昇格。するととんとん拍子で進み2年後の2002年には早くも国際G1レースの仲間入りを果たしました。
香港スプリントが大きくクローズアップされたのは2004年。この年の主役となったのは地元香港の英雄、サイレントウィットネスでした。12戦無敗という驚異的な成績のままこのレースを迎えて見事に勝利し13連勝を無敗で達成。世界最強のスプリンターが誕生したと大きな話題になりました。
ちなみに香港スプリントへの日本馬の遠征はというと2001年から。ダイタクヤマトとメジロダーリングという当時のトップスプリンターが挑みましたがいずれも10着以下に大敗。その後毎年のように同年のスプリンターズSor高松宮記念を制した生粋のスプリンターたち挑みましたが、格下であるはずの香港馬を相手に馬券圏内に入ることすらできず、苦汁をなめ続けていました。
日本馬が永遠に勝てないのでは？と思われだしたころ、とうとう日本馬で香港スプリントを制する馬が現れました。それが2012年に遠征したロードカナロア。同厩の先輩であるカレンチャンとともに遠征すると、あっという間に抜け出して圧勝。そして翌2013年も引退レースにこの香港スプリントを選んで圧勝。ロードカナロアの香港名である「龍王」は瞬く間に世界に広がっていきました。
そして一昨年はダノンスマッシュが制覇し、昨年はレース中の不利がありながらもレシステンシアが2着と、この距離でも通用する日本馬が目立ってきました。
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