賭けの対象となる試合
まず、ブックメーカーで賭けられるテニスの試合は、大きく2つに分けられます。
- 大会の優勝選手を予想する。
- 各試合の様々なオッズに賭ける。
大会の優勝選手
こちらは、全米オープン男子のオッズです。

女子も見てみましょう。

日本人選手に賭けるのもいいですし、好きな選手やトーナメント表やコートとの相性などを考えて予想するのもいいでしょう。
また、個人戦以外にデビスカップ、フェドカップなどの団体戦の優勝国を予想する賭けもあります。
賭け方の解説
各試合の対象となるオッズ
予想の種類も事前ベットとライブベットがあり、自分の好みによって選べます。
こちらは、ウィリアムヒルのライブベット画像です。

それでは、様々な賭けを1つずつ説明します。
マネーライン

試合の勝者を予想します。シンプルな賭け方ですので、初めてテニスに賭ける人や初心者の人は、ここから始めるといいでしょう。
ハンデキャップ
テニスは個人ゲームなので、実力差が大きい選手同士だとフェイバリット(格上)選手のオッズが低くなります。
そのためブックメーカーでは、ハンデキャップをつけてアンダードッグ(格下)選手との実力差を埋めて予想を難しくするためにオッズを上げることがあります。
【例】A選手(-6.5)vs B選手(+6.5)の場合
第1セット 6-2でA選手の勝ち
第2セット 6-4でA選手の勝ち
この場合、獲得ゲーム数はA選手が12、B選手が6ですので、ハンデを足すとB選手の獲得ゲーム数が12.5になります。
したがって、B選手のハンデに賭けると、試合には負けましたが賭けには勝ったことになります。
セットウィナー

試合の勝者ではなく、セットごとの勝者を予想します。
コレクトスコア
2-0、2-1、3-2など、ゲームのスコアを予想します。
ゲームウィナー

ライブベットで登場する賭け方で、毎ゲームごとの勝者を予想します。
テニスはサーブ側が有利なので、レシーブ側の方がオッズが高くなります。
ポイントウィナー

これもライブベットで登場する賭け方で、現在行われているゲームのポイントを獲得する選手を予想します。
オーバー・アンダー
当該試合の合計ゲーム数、またはセットの合計ゲーム数をオーバーとアンダーで予想します。
6-0を予想して的中させると、最もオッズが高くなります。
デュースになるか?ならないか?

ゲームがデュースにもつれ込むか、40-0、40-15などで終わるかを予想します。
奇数・偶数

当該ゲームで両選手の獲得したポイントの合計が奇数・偶数のいずれかを予想します。データーなどで予想の精度を高めることは難しく、運の要素がかなり強い賭けといえます。
ゲームのコレクトスコア

当該ゲームの正しいスコアを予想します。サーブの強い選手やどちらかが戦意喪失しているときなどに、ラブゲームを予想して当たると高オッズを獲得できます。