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ブックメーカーイギリスオークス【2022】気になる出走馬の詳細は?各社最新オッズを徹底比較!!

今年のイギリスオークスは6月3日(金)の午後4時30分にエプソム競馬場の芝コース2410mで開催。日本のオークスがイギリスオークスにならって創設されたレースと言われています。

イギリスオークス概要

イギリスオークスは、エプソム競馬場で開催される競馬の重賞(GⅠ)競走である。第1回開催は1779年と歴史あるレースです。

レース名

イギリスオークス

格付 GⅠ
開催国(競馬場) イギリス(エプソム競馬場)
性齢 三歳牝
コース 芝2410M
賞金 賞金総額:450,000スターリング・ポンド

イギリスオークスの歴史

競馬発祥の地、イギリスで毎年6月の第一金曜日に開催されているイギリスオークス。イギリスオークスの歴史は古く、第12代ダービー卿が友人と自身の所有する牝馬同士のレースを行ったのが1779年でこれがオークスの始まりとされています。

レース名は樫の森が茂る土地を所有していて、その地で開催をすると思い立ったことからレース名が「オークス」と名付けられました。イギリスダービーよりも1年古い歴史の理由は第1回イギリスオークスの開催成功を受けて、翌年に牡馬も出走可能なレース(イギリスダービー)が計画されたことによります。

エプソム競馬場で開催するイギリスオークスはスタートからゴールまで何と約40mもの高低差があり、3歳牝馬が走るには非常にタフで厳しいコース形態と言われています。欧州の馬がスタミナが豊富であったりタフな馬という印象は、エプソム競馬場をはじめとする重く持久力が問われるコースが多いことが挙げられ、欧州で活躍したサドラーズウェルズ系が軽い日本の馬場で苦戦したこともある意味当然の結果と言えるでしょう。

日本競馬からすると異質なレースと言われるイギリスオークスですが、その歴史は日本競馬とも古くから関わりがあります。

1983年の勝ち馬サンプリンセスは産駒のバレークイーンが1992年に社台ファームに輸入され、1996年の日本ダービー馬フサイチコンコルドを輩出。その後も社台ファームに根付いた血統としてアンライバルドやヴィクトリーなどをはじめ、近年ではバレークイーンの曾孫であるアリストテレスがクラシックを賑わせています。

昨年はディープインパクト産駒スノーフォールがイギリスオークス史上最大となる16馬身差での勝利。2歳時は凡庸な馬でしたが、距離を伸ばした3歳時に大きな飛躍を見せ、軽い馬場を得意とするディープインパクト産駒がエプソムをこなしたことにも驚きでしたが、母父がサドラーズウェルズ系のガリレオであることからも血統的な後押しがあったことは間違いないでしょう。

その他エリザベス女王杯を連覇したスノーフェアリーや近年の欧州を代表する牝馬のエネイブルやマインディングらが名を連ねていることからも、欧州クラシックの中でも特に重要な位置付けのレースと言えます。

イギリスオークスの最新ブックメーカーオッズ

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イギリスオークスの見どころ

今年はエリザベス女王の在位70周年を記念するプラチナジュビリーの祝賀ウィークエンドと重なり、盛大な祝祭が予定されている中での開催となります。

昨年は日本生産馬であるスノーフォールが16馬身差での圧勝。これは243回の歴史を誇るイギリスオークス史上最大の着差であり、その快挙を日本生産馬のディープインパクト産駒が成し遂げたことから世界との距離が一気に縮まった感じたレースでした。同時にそのレースぶりに衝撃を受けたファンも多かったことから日本でも話題になったレースとして記憶している方も多いことでしょう。

残念ながらスノーフォールは2022年1月に安楽死処分となってしまいましたが、昨年のイギリスオークス後もアイルランド・ヨークシャーオークスを制し、凱旋門賞でも人気を集めるなど2400M路線で中心となっただけに、その後の欧州中長距離路線を占う上で注目度の高いレースとなります。

今年の出走馬で人気を集めているのはエミリーアップジョンです。3戦無敗で昨年スノーフォールも制したミュージドラステークスを制しました。レース内容は5馬身差のワンサイドゲームで、近2走を見る限りペースが味方した訳でもなく後続を突き放すレースぶりと末脚の破壊力は圧巻の一言で、ミュージドラステークスにいたっては昨年のスノーフォールよりも好内容のレースでした。

連続の圧勝劇に鞍上デットーリ騎手からも「エネイブルと比べるには早過ぎるが、タグルーダと同等の力がある」と現時点で高評価を得ています。タグルーダはイギリスオークスとキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを連勝し凱旋門賞でも3着だった名牝で、早くも同等の評価を得ていることからもエミリーアップジョンへの期待の高さが分かります。父はバーイードを輩出し2021年欧州リーディングでも2位と勢いにのるシーザスターズ。血統的な勢いも味方につけ女傑への道を歩みたいところです。

想定二番人気はチューズデイ。イギリス・アイルランド1000ギニーでは3着・2着と勝ち切れない競馬が続きます。イギリス・アイルランド1000ギニーを経てのイギリスオークスは全姉マインディングと同じローテーションであることからもチューズデイに求められている結果は低いものではないことが分かります。偉大すぎる姉に追いつき追い越せるかが焦点となりそうですが、元々は距離が延びて期待されていた馬であることからも今回は更なる前進が見込めます。

続いてナシュワ。初勝利は今年の4月と遅かったのですが、続くブクトフィリーズトライアルステークスを勝利。ガリレオの牙城を崩したフランケル産駒の代表としてイギリスオークスに挑みます。ここまで3戦2勝と底を見せていないことが強みですが、ここを突破するようなら今後のオークス路線でも面白い存在です。

最後にコンサートホールは、2012年のイギリスオークスで中穴をあけたワズの産駒です。ワズはデビュー3戦目のオークス以降は勝ち切れませんでしたが、コンサートホールは2歳戦から使い込まれて豊富なレースキャリアを誇ります。前走はチューズデイ同様ホームレスソングスに千切られてしまいましたが巻き返しに期待したいところです。

上位人気はゴスデン調教師とオブライエン調教師のトップトレーナー同士の戦いであり、紹介した4頭はシーザスターズ・ガリレオ・フランケル・ドバウィと欧州を代表する種牡馬の産駒と競馬ファンにとっても楽しみなレースとなりそうです。

イギリスオークスは6月3日(金)の午後4時30分発走予定です。イギリスクラシックで重要な位置付けのレースだけにしっかりと馬券を取りたいですね!

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