スポーツベッティングとは?【2026年最新】
市場規模・歴史・日本の動向を徹底解説
最終更新:2026年3月
スポーツベッティングとは、スポーツの試合結果を予想してお金を賭けるゲーミングのことです。 このサービスを提供する企業を「ブックメーカー」と呼び、世界には2,000社以上のブックメーカーが存在しています。
サッカーや野球などのメジャースポーツだけでなく、政治・エンタメなど幅広いジャンルが賭けの対象となっており、 全世界の市場規模は約330兆円に達する巨大産業です。
賭けられるジャンル
スポーツベッティングではスポーツだけでなく、世界中のあらゆるイベントが対象になります。
スポーツベッティングの歴史
18世紀イギリスで誕生したブックメーカーは、230年以上の歴史を持つ産業です。
イギリスのニューマーケット競馬場でハリー・オグデンが出走馬にオッズを設定し賭けを募集。ブックメーカーの原型が誕生。
ブックメーカーがイギリス政府に公認。合法的な産業として急成長を開始。
インターネットの普及に伴い、オンラインブックメーカーが続々登場。世界中からアクセス可能に。
米国連邦最高裁がPASPA法を違憲と判断。各州でのスポーツベッティング合法化が加速。
米国20州以上が合法化。シーザーズがウィリアムヒルを約3,904億円で買収。
日本政府がサッカー・野球へのスポーツ賭博合法化を検討開始。推定市場規模は約7兆円。
世界の市場規模
スポーツベッティング市場は年率8.6%以上の成長を続けており、 日本のGDP(約500兆円)の約66%に相当する巨大市場です。
2018年の連邦最高裁判決を機に各州で合法化が加速。2021年のスーパーボウルではオンラインで760万件の賭けが行われ、前年比63%増を記録しました。
日本の公営ギャンブル市場
日本の公営ギャンブル市場は合計約7兆円。 スポーツベッティングが解禁された場合、さらに7兆円規模の新市場が生まれると予測されています。
中央競馬(約2.9兆円)の2倍以上 ― サイバーエージェント調査
日本企業の参入状況
大手IT企業を中心に、公営ギャンブルのオンライン投票事業への参入が進んでいます。スポーツベッティング解禁を見据えた動きとも見られています。
スポーツベッティングが抱える課題
巨大産業であるがゆえに、解決すべき課題も存在します。
多額の資金が動くスポーツベッティングでは、試合結果を操作する八百長が最大のリスク。Sportradarなどの監視機関が対策にあたっています。
手軽にベットできるオンライン環境は、過度な資金投入のリスクを高めます。各国で自己規制ツールや入金制限の義務化が進んでいます。
国ごとに法制度が異なり、合法・違法・グレーゾーンが混在。統一的な国際基準の策定が課題となっています。
コロナ禍の影響と回復
2020年、世界のスポーツ市場は13.5兆円から7.3兆円に半減。 日本のプロスポーツ業界も半年間で約2,500億円の損失を被りました。
出典:関西大学試算