ブックメーカーには様々な投資法が存在します。その中でも「マーチンゲール法」と呼ばれる投資法は、シンプルのため誰にでも取り組みやすい投資法と言えるでしょう。
この記事では、ブックメーカー投資法の1つ「マーチンゲール法」の理論や手順、メリット・デメリットなどについて詳しく解説しています。
マーチンゲール投資法とは?
マーチンゲール法は、カジノにおいて使われることが多い投資法です。仕組みは非常にシンプルで以下の通りです。
どんなに連敗したとしても、1回でも当たれば利益が出るシステムとなっています。
マーチンゲール法は以下の手順での実践します。
- オッズ2倍にベット
- 外れたら資金を2倍にして、オッズ2倍に賭ける
- 外れたら②を繰り返し
- 当たったら、賭け金を①の状態に戻して再スタート
ブックメーカーでマーチンゲール法は利用できる?
マーチンゲール法の仕組みは理解できても、カジノではなくブックメーカーにおいてマーチンゲール法が使えるのかは気になるところでしょう。
結論から言うと、マーチンゲール法の理論をブックメーカーで利用することは可能です。
ただし、マーチンゲール法が疑われると勝利金の没収やアカウント閉鎖の可能性があります。
賭け金がお幅に高くなるなどの目立つような賭け方をすると、規制やアカウント停止の恐れがあると言うことですね。
なお、以下3社においてはマーチンゲール法の利用は問題ないとされています。
マーチンゲール法のメリット
マーチンゲール法で投資をするメリットは以下の2つです。
- 理論上では必勝法
- 考え方がシンプル
理論上では必勝法
考え方がシンプル
賭け方が簡単なのもマーチンゲール法のメリットです。賭け金やオッズの細かい調整は必要なく、単純にオッズ2倍に賭けて、賭け金を負けるごとに倍にしていくだけです。
マーチンゲール法のデメリット
理論上は必勝のマーチンゲール法ですが、デメリットも存在。主なデメリットとしては、以下の3つが挙げられます。
- 1回あたりの利益額は大きくない
- 先に資金が尽きる可能性がある
- マックスベット規制のリスクがある
1回あたりの利益額は大きくない
以下は、マーチンゲール法における賭け金と払戻額、利益の関係です。
賭け金 | 払戻金 | 利益 | |
---|---|---|---|
1回目 | 1,000円 | 2,000円 | 1,000円 |
2回目 | 2,000円 (計3,000円) |
4,000円 | 1,000円 |
3回目 | 4,000円 (計7,000円) |
8,000円 | 1,000円 |
4回目 | 8,000円 (計15,000円) |
16,000円 | 1,000円 |
5回目 | 16,000円 (計31,000円) |
32,000円 | 1,000円 |
先に資金が尽きる可能性がある
1,000円から始めた場合の賭け金の推移は以下の通りです。
回数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
賭け金 (円) |
1,000 | 2,000 | 4,000 | 8,000 | 16,000 | 32,000 | 64,000 |
合計 (円) |
1,000 | 3,000 | 7,000 | 15,000 | 31,000 | 63,000 | 127,000 |
資金ショートせず、ある程度の利益が出るような賭け金を設定するのがポイントですね。
マックスベット規制のリスクがある
資金が豊富の人は、資金が尽きる可能性は少ないでしょう。ただし、ブックメーカーにはマックスベット規制という規制が存在します。
マックスベット規制とは、賭け金の上限を著しく低く設定されてしまう規制のことです。
マックスベット規制をかけられたら、1回当たりの賭け金は数百円程度になります。
ブックメーカーでのマーチンゲール法を成功させるコツ
先述したようにブックメーカーでマーチンゲール法を行う場合、賭け金を無限には上げられません。目立たない程度の賭け金で利益を出す必要があります。
そこで、ブックメーカーでマーチンゲールを成功させるためのコツを2つ紹介します。
- 自信のある試合だけに賭け続ける
- 賭け金・オッズを応用させる
自信のある試合だけに賭け続ける
ブックメーカーは、丁半博打と違い予想をすることができます。予想をすることで、オッズ2倍であっても勝率を上げることが可能です。
自信のある試合というのは、人それぞれで異なるでしょう。得意なスポーツ・賭け方を見つけてマーチンゲール法を活用すれば、コツコツと利益を積み上げていけます。
ブックメーカーの還元率は100%ではないため、予想せずにオッズ2倍に賭け続けると、損をする可能性が高いです。
賭け金・オッズを応用させる
ブックメーカーのオッズは、ちょうど2倍というものが少ないです。そのため2倍ジャストだけを賭けの対象にすると、なかなかベットする機会がありません。
カジノであれば、ルーレットの「奇数・偶数」「赤・黒」などのように、ちょうど2倍の賭け方が多数あり、マーチンゲールも行いやすいです。
そこで、ブックメーカーでは賭け金2倍・オッズ2倍に固執せずに賭けると良いでしょう。
2倍未満でも、1.8倍以上など下限を決めておくとマイナスにならずに済みますよ。
例として、1.8倍のオッズでマーチンゲール法を行うときの賭け金の推移を表にしました。
賭け金 | 払戻金 | 利益 | |
---|---|---|---|
1回目 | 1,000円 | 1,800円 | 800円 |
2回目 | 2,250円 (計3,250円) |
4,050円 | 800円 |
3回目 | 5,062円 (計8,312円) |
9,111円 | 799円 |
4回目 | 11,389円 (計19,701円) |
20,500円 | 799円 |
5回目 | 25,625円 (計45,326円) |
46,125円 | 799円 |
どちらにせよ厳選したベットを行うのであれば、オッズ2倍・賭け金2倍に拘らない方が成功させやすいでしょう。
ブックメーカーのマーチンゲール法まとめ
今回は、ブックメーカーのマーチンゲール法について解説しました。改めて以下にまとめています。
- マーチンゲール法とは、外れたら資金を倍にしていく投資法
- 1回でも当たれば、利益が出るのが特徴
- 当たるまでやめなければ理論上は必ず稼げる
- 「資金ショート」「規制をかけられる」リスクがある
- ブックメーカーにおいては、ベットを厳選して勝率を上げれば成功しやすい