プリークネスステークスは、アメリカ合衆国のピムリコ競馬場で開催される競馬の重賞(G1)競走です。今年のプリークネスステークスは日本時間5月21日(日)の8時01分にピムリコ競馬場のダート1900mで開催。アメリカ合衆国の過酷な三冠サバイバル二戦目のレースとして知られています。
ブックメーカーではプリークネスステークスのような海外重賞レースに賭けることができます。おすすめのブックメーカー競馬サイトを別記事で紹介しています。
プリークネスステークス2023概要
タイトル | プリークネスステークス |
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格付 | G1 |
開催国(競馬場) | アメリカ合衆国(ピムリコ競馬場) |
日付 | 5月21日 |
予定発走時刻 | 8時01分 |
性齢 | 3歳 |
コース | ダート1900M |
賞金 | 1着賞金:90万ドル |
プリークネスステークス2023のブックメーカー最新オッズ
イギリスのブックメーカー『bet365』が発表しているプリークネスステークス2023の最新の単勝オッズは以下の通りです。
1位 メイジ 2.20倍
2位 ファーストミッション 3.75倍
3位 ナショナルトレジャー 4.50倍
4位 ブレイジングセブンズ 10.00倍
5位 パフォーム 17.00倍
6位 レッドルートワン 26.00倍
7位 チェイスザケイオス 67.00倍
7位 コーフィーウィズクリス 67.00倍
※ブックメーカーの競馬に関する記事はこちらをご覧ください。
プリークネスステークス2023のブックメーカー3社のオッズを比較
イギリスのブックメーカー『bet365』や『ウィリアムヒル』では2023年プリークネスステークスの有力馬のオッズを公開しています。
※オッズは2023年5月18日現在のものです。
プリークネスステークス2023の有力馬のオッズ
過酷なアメリカクラシック二冠目のレースとして知られるプリークネスステークスですが、出走馬も気になりますよね?それではブックメーカーで発表されているbet365のオッズとともに注目度の高い出走馬を詳しく見ていきましょう。
メイジ
馬名 | メイジ |
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性齢 | 牡3歳 |
オッズ(bet365) | 2.20 |
ケンタッキーダービー馬メイジが二冠を懸けて参戦。前走は大本命フォルテの直前での出走取消など幸運にも恵まれましたが、レース内容は強いの一言でした。コーナーで内をスルスルと抜け出してきた2着馬に対し、中段から外を回って最後は差し切るという豪快な競馬でした。まだ4戦という浅いキャリアではあるものの、今年デビューから月1ペースでのレースなだけにフレッシュな状態がどこまで維持できているかが鍵です。
ファーストミッション
馬名 | ファーストミッション |
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性齢 | 牡3歳 |
オッズ(bet365) | 3.75 |
前走GⅢを制しながらもケンタッキーダービー出走に必要なポイントに満たず出走が叶わなかったファーストミッション。ダービーを回避してこのレース1本に絞って出走することは吉なりそうです。メイジよりも少ない3戦のキャリアが不安視されますが、小頭数のレースとなるだけに本命を意識しながらスムーズなレース運びができればメイジの二冠を阻止することは不可能ではありません。
ナショナルトレジャー
馬名 | ナショナルトレジャー |
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性齢 | 牡3歳 |
オッズ(bet365) | 4.50 |
堅実な成績を残すナショナルトレジャー。前走サンタアニタダービーでは人気を背負いながら離された4着となったことで、人気以上に上位2頭とは離れた実力差と言えます。何よりマンダリンヒーローに負けている点やそのマンダリンヒーローがケンタッキーダービーでは結果を残せなかったことからも、メイジを打ち負かす存在とは現状では言えないことは明白でしょう。
プリークネスステークス2023ブックメーカーの馬券の買い方
ここからは実際にブックメーカーで競馬に賭けるための買い方の手順を解説します。今回はbet365での買い方手順を見ていきましょう。
先に手順を説明すると以下の通りです。
- サイトから「競馬」を選択
- プリークネスステークスを選択
- 賭け方と馬を選択
- 賭ける金額を入力して投票
では、具体的に画像付きで解説します。基本的な賭けの流れは全サイト共通です。どのブックメーカーを利用するにしても、下記のステップで馬券を買います。
競馬のページに移動する
bet365にログイン後に、bet365トップページのメニューの「A-Z」をタップします。賭けられるスポーツ一覧が出てくるので「競馬」を選択します。
プリークネスステークスを選択する
競馬のページに移動し、アンティポストから国際にあるケンタッキーダービーを選びます。
賭けたい競走馬を選択する
出走予定の馬のオッズ一覧が表示されますので、賭けたい馬を選択します。すると、最初に単勝と複勝のオッズを確認できます。その他の賭け方も選択可能です。
賭け金を入力して投票する
馬を選択すると、画像のように金額入力画面が出てきますので、賭け金を入力します。
複勝にも賭けたいときは「イーチウェイ」にもチェックをいれます。「イーチウェイ 1/5 3着」とは、賭けた馬が3着以内に入ると、単勝オッズの5分の1が払い戻されるという意味です。
「ベットする」をタップすると投票完了です。
プリークネスステークスの歴史
日本のクラシック戦線をはじめ、海外のクラシック路線は1年単位で行うのが普通。しかし、競馬先進国の中でもアメリカだけは例外で、5月頭にケンタッキーダービーが開催されたかと思えば、夏までに3冠レースが全て終わります。クラシック第1冠目であるケンタッキーダービーが行われてからわずか2週間後にはクラシック2冠目、プリークネスSが開催されます。
アメリカ牡馬クラシックの特徴はとにかくスケジュールが過密であること。ケンタッキーダービーが開幕したと同時にピークを迎えるアメリカ牡馬クラシック戦線は夏前までに3冠レースを終えて、秋からは古馬との激突になります。そんな厳しい条件で行われるプリークネスSですが、このレースの創設は実はケンタッキーダービーよりも2年も早い1873年。かつてはケンタッキーダービーよりも前の時期に開催され、ケンタッキーダービーよりも権威のあるレースとして知られていました。
アメリカ牡馬クラシックレースの中で最も距離が短いこともあり、日本競馬で言えば皐月賞にあたるこのレース。小回りコースのピムリコで行われるだけに特に先行馬には有利なコースとなっています。ちなみにこのレースもクラシックでありながら、セン馬の出走が認められています。「種牡馬選定競走よりも、強い馬を尊ぶ」というアメリカ競馬独特の雰囲気がここからも伝わってきます。
また、プリークネスSの歴代勝ち馬にはのちに種牡馬としても活躍する馬が多く、ケンタッキーダービーとの親和性も抜群。代表的な例で言えば89年にこのレースを制したサンデーサイレンス、95年にこのレースを勝ったティンバーカントリーはそれぞれ引退後、日本にやってきてG1ホースの父になっています。
このほかにも種牡馬として日本にやってくる馬が多く、その多くが成功していることからも日本の馬場との相性の良さも特筆ものです。