サウジカップは、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で開催される競馬の重賞(G1)競走です。今年のサウジカップは2月25日(土)の26時35分にキングアブドゥルアジーズ競馬場のダート1800mで開催。賞金総額2000万ドルを誇る世界最高賞金レースとして知られています。
ブックメーカーではサウジカップのような海外重賞レースに賭けることができます。おすすめのブックメーカー競馬サイトを別記事で紹介しています。
サウジカップ2023概要
タイトル | サウジカップ |
---|---|
格付 | G1 |
開催国(競馬場) | サウジアラビア(キングアブドゥルアジーズ競馬場) |
日付 | 2月25日 |
予定発走時刻 | 26時35分 |
性齢 | 北半球産馬4歳以上および南半球産馬3歳以上 |
コース | ダート1800M |
賞金 | 1着賞金:1000万ドル |
サウジカップ2023のブックメーカー最新オッズ
イギリスのブックメーカー『bet365』が発表しているサウジカップ2023の最新の単勝オッズは以下の通りです。
1位 テイバ 2.87倍
2位 カントリーグラマー 4.33倍
3位 ジュンライトボルト 7.00倍
4位 パンサラッサ 8.00倍
5位 クラウンプライド 11.00倍
6位 エンブレムロード 12.00倍
7位 スコットランドヤード 13.00倍
8位 カフェファラオ 15.00倍
9位 ジオグリフ 17.00倍
9位 ヴァンドギャルド 17.00倍
※ブックメーカーの競馬に関する記事はこちらをご覧ください。
サウジカップ2023のブックメーカー3社のオッズを比較
イギリスのブックメーカー『bet365』や『ウィリアムヒル』では2023年サウジカップの有力馬のオッズを公開しています。
※オッズは2023年2月21日現在のものです。
サウジカップ2023の有力馬のオッズ
世界最高額のレースとして知られるサウジカップですが、出走馬も気になりますよね?それではブックメーカーで発表されているbet365のオッズとともに注目度の高い出走馬を詳しく見ていきましょう。
テイバ
馬名 | テイバ |
---|---|
性齢 | 牡4歳 |
オッズ(bet365) | 2.87 |
2022年はクラシック〜古馬戦線を賑わせたテイバ。ケンタッキーダービーこそ12着と大敗しましたが、それ以外は堅実な成績を残しGⅠ3勝という実績が光ります。しかしブリーダーズカップクラシックでは大差の3着であり、現時点では2000Mでは不安を残すものの1800Mの今回は有力といった評価です。僚馬カントリーグラマーとの2強の様相ですが、上昇度でこちらが本命という様相です。
カントリーグラマー
馬名 | カントリーグラマー |
---|---|
性齢 | 牡6歳 |
オッズ(bet365) | 4..33 |
昨年のドバイワールドカップ覇者のカントリーグラマーはサウジカップ2着後の戴冠でした。帰国後は1勝2着3回とまずまずの成績でしたが、パシフィッククラシックではフライトラインから19馬身をつけられての敗戦であり、ブリーダーズカップでの比較からテイバに甘んじた評価となっています。2強がいずれもフライトラインに大差をつけられた敗戦を喫していることからも日本馬につけ入る隙はあるでしょう。
ジュンライトボルト
馬名 | ジュンライトボルト |
---|---|
性齢 | 牡6歳 |
オッズ(bet365) | 7.00 |
前走チャンピオンズカップにおいてGⅠ初制覇を果たしたジュンライトボルト。母系はエアグルーヴから連なる牝系で、ダートで才能が開花したことは意外の一言。とはいえ前走は味のある競馬であり、左回り・1800Mで実績を残していることからも日本馬で最高の評価をされていることにも納得です。年齢を重ねていますがダート転向後の実績は底を見せていないだけに、この勢いに乗って海外GⅠ制覇が期待されます。
サウジカップ2023ブックメーカーの馬券の買い方
ここからは実際にブックメーカーで競馬に賭けるための買い方の手順を解説します。今回はbet365での買い方手順を見ていきましょう。
先に手順を説明すると以下の通りです。
- サイトから「競馬」を選択
- サウジカップを選択
- 賭け方と馬を選択
- 賭ける金額を入力して投票
では、具体的に画像付きで解説します。基本的な賭けの流れは全サイト共通です。どのブックメーカーを利用するにしても、下記のステップで馬券を買います。
競馬のページに移動する
bet365にログイン後に、bet365トップページのメニューの「A-Z」をタップします。賭けられるスポーツ一覧が出てくるので「競馬」を選択します。
サウジカップを選択する
競馬のページに移動し、アンティポストから国際にあるサウジカップを選びます。
賭けたい競走馬を選択する
出走予定の馬のオッズ一覧が表示されますので、賭けたい馬を選択します。すると、最初に単勝と複勝のオッズを確認できます。その他の賭け方も選択可能です。
賭け金を入力して投票する
馬を選択すると、画像のように金額入力画面が出てきますので、賭け金を入力します。
複勝にも賭けたいときは「イーチウェイ」にもチェックをいれます。「イーチウェイ 1/5 3着」とは、賭けた馬が3着以内に入ると、単勝オッズの5分の1が払い戻されるという意味です。
「ベットする」をタップすると投票完了です。
サウジカップの歴史
もともと中近東の国の競馬と言えばドバイがその覇権をすべて担っていましたが、近年は諸国も立ち上がり、今はサウジアラビアもそんな熱に押されるかのように競馬ブームが到来。1965年にリヤドのマラット地区に建設されたマラト競馬場の評判が芳しくなかったことで2003年にアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ殿下(後の第6代アブドゥッラー国王陛下)の指示の下に、リヤド・ジャナドリーヤに移転建て替えられ、首都・リヤドにあるキング・アブドゥルアズィーズ競馬場が完成しました。
1周約2000mという広大なレイアウトを誇るオールウェザーコースで、内側にはダートコースが配置。今年に入ってから新たに1周1800mの芝コースも新設され、国際レースへ対応するように図りました。
なんといってもサウジCが開催前から騒がれているのがその賞金額。賞金総額はなんと2000万ドル(約26億円)、1着馬には1000万ドル(約13億円)、5着馬でも1億1000万円とG1勝ちクラスの金額が手にできます。フェブラリーSが寂しいメンバー構成になったのはここに照準を合わせた馬が何頭かいたためと予想されます。
そして驚くのは渡航費やスタッフの滞在費などをすべてサウジアラビア側が持つという太っ腹ぶり。ドバイWCでもここまでの大盤振る舞いはしていないだけに遠征する側には大分緩いというメリットがあります。
昨年、日本からはテーオーケインズ・マルシュロレーヌが出走しましたが、それぞれ8着・6着に敗れてしまいました。