菊花賞は、京都競馬場(2021年は阪神競馬場での開催)で開催される競馬の重賞(G1)競走です。今年の菊花賞は10月23日(日)の15時40分に阪神競馬場の芝コース3000mで開催。3歳牡馬の最後の一冠だけにクラシック制覇を目指した馬たちが数多く集まってきます。
ブックメーカーでは菊花賞のような国内重賞レースに賭けることができます。おすすめのブックメーカー競馬サイトを別記事で紹介しています。
菊花賞2022概要
タイトル | 菊花賞 |
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格付 | G1 |
開催国(競馬場) | 日本(阪神競馬場) |
日付 | 10月23日 |
予定発走時刻 | 日本時間3時40分 |
性齢 | 三歳牡牝 |
コース | 芝3000M |
賞金 | 1着賞金:1億1500万円 |
菊花賞2022のブックメーカー最新オッズ
イギリスのブックメーカー『bet365』が発表している菊花賞2022の最新の単勝オッズは以下の通りです。
1位 ガイアフォース 2.50倍
2位 アスクビクターモア 3.00倍
3位 ジャスティンパレス 7.00倍
4位 ヴェローナシチー 13.00倍
5位 ボルドグフーシュ 15.00倍
5位 ドゥラドーレス 15.00倍
7位 ディナースタ 21.00倍
7位 プラダリア 21.00倍
※ブックメーカーの競馬に関する記事はこちらをご覧ください。
菊花賞2022のブックメーカー3社のオッズを比較
イギリスのブックメーカー『bet365』や『ウィリアムヒル』では2022年菊花賞の有力馬のオッズを公開しています。
※オッズは2022年10月18日現在のものです。
菊花賞2022の有力馬のオッズ
3歳牡馬が最後の1冠を目指して奮闘する一戦だけにどんな馬が集まるか気になりますよね?それではブックメーカーで発表されているbet365のオッズとともに注目度の高い出走馬を詳しく見ていきましょう。
ガイアフォース
馬名 | ガイアフォース |
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性齢 | 牡3歳 |
オッズ(bet365) | 2.50 |
デビュー戦はダービー馬ドウデュースの2着と早くから素質を見せ、夏の小倉を7馬身差の圧勝で臨んだセントライト記念ではアスクビクターモアを破る大金星を挙げました。ここまで5戦全連対と堅実なレースぶりが光りますが、抜群の破壊力と父キタサンブラック譲りのレース巧者のように見受けられます。しかしアスクビクターモアとの勝負付けは済んだとは言えず、枠順や展開次第で大いに結果が変わりそうです。
アスクビクターモア
馬名 | アスクビクターモア |
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性齢 | 牡3歳 |
オッズ(bet365) | 3.00 |
偉大な父ディープインパクト産駒としてクラシック制覇が期待されるアスクビクターモア。弥生賞を制して臨んだ春二冠は5着・3着とクラシック戦線を盛り上げました。上位陣が挙って天皇賞へ参戦予定のため菊花賞では最有力候補となりそうです。前走セントライト記念ではガイアフォースに目標とされるレースを強いられながらも僅差の二着。レース後の鞍上のトーンは高いものではありませんでしたが、本番に向けて次第点となるレースでした。
ジャスティンパレス
馬名 | ジャスティンパレス |
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性齢 | 牡3歳 |
オッズ(bet365) | 7.00 |
クラシックでは不調だったディープインパクト産駒も今回に限っては上位人気を形成。残された産駒数を考えても今回が最後のチャンスと言えるでしょう。ジャスティンパレスはホープフルステークスで2着など早くから才能の片りんを見せていた馬で、春の二冠は不発に終わったものの前走神戸新聞杯では約3馬身差の圧勝となりました。全兄アイアンバローズを見てもスタミナを内包していることは間違いないだけにこの距離でこそ期待できそうです。
菊花賞2022ブックメーカーの馬券の買い方
ここからは実際にブックメーカーで競馬に賭けるための買い方の手順を解説します。今回はbet365での買い方手順を見ていきましょう。
先に手順を説明すると以下の通りです。
- サイトから「競馬」を選択
- 菊花賞を選択
- 賭け方と馬を選択
- 賭ける金額を入力して投票
では、具体的に画像付きで解説します。基本的な賭けの流れは全サイト共通です。どのブックメーカーを利用するにしても、下記のステップで馬券を買います。
競馬のページに移動する
bet365にログイン後に、bet365トップページのメニューの「A-Z」をタップします。賭けられるスポーツ一覧が出てくるので「競馬」を選択します。
菊花賞を選択する
競馬のページに移動し、アンティポストから国際にある菊花賞を選びます。
賭けたい競走馬を選択する
出走予定の馬のオッズ一覧が表示されますので、賭けたい馬を選択します。すると、最初に単勝と複勝のオッズを確認できます。その他の賭け方も選択可能です。
賭け金を入力して投票する
馬を選択すると、画像のように金額入力画面が出てきますので、賭け金を入力します。
複勝にも賭けたいときは「イーチウェイ」にもチェックをいれます。「イーチウェイ 1/5 3着」とは、賭けた馬が3着以内に入ると、単勝オッズの5分の1が払い戻されるという意味です。
「ベットする」をタップすると投票完了です。
菊花賞の歴史
もともと菊花賞はイギリスのセントレジャーを模範に取ったクラシックレース。創設されたのは1938年でダービーの次に古い歴史を持つレースとなっています。
戦前、戦時中の競馬は単に馬券を買って楽しむものではなく、軍事的に優秀な馬を育成するという目的がありました。そのため、当時のクラシックレースは軒並み長い距離で行われるのが主流。中でも菊花賞はセントレジャーを模範にしたこともあり、最も長い芝3000mで行われています。そのため、当時のホースマンたちには格式高いレースとして扱われていたという過去があります。
そんな菊花賞ですが、3000mという距離が長いこともあり、様々な事件が起きたことでも知られるレースです。戦時中の44年にも能力検定競走として行われましたが、全馬がコースを間違えるというアクシデントがありレース不成立になるという前代未聞のハプニングを起こしています。この影響からか、45年には施行されず、1年のブランクを開けて復活。48年に菊花賞となってから現在まで続いています。
皐月賞は最も速い馬が勝ち、ダービーは最も運のいい馬が勝つと言われ続けていましたが、菊花賞は「最も強い馬が勝つレース」とかつては言われていました。というのもダービーで当時不利だった大外枠に入った馬が巻き返して、本当に強いということをアピールする場だったというのが大きいとされています。
また、同じ3000m超のレースである春の天皇賞との相性も抜群に良く、菊花賞→春の天皇賞と勝った馬は90年以降だけでも10頭。菊花賞を勝てば古馬のG1戦線でも大活躍できるというある種の出世レースとしての性格も持っています。