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ブックメーカー【愛ダービー2022】気になる出走馬の詳細は?各社最新オッズを徹底比較!!

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欧州のクラシックシーズンもほぼ終了していますが、オーラスを務めるアイルランドはまだ大一番のダービーが残っています。

目次

愛ダービーの概要

タイトル 愛ダービー
格付 G1
開催国(競馬場) カラ競馬場
性齢 3歳牡牝
コース 約2,414m(芝)
賞金 1着本賞金:85万5000ユーロ

3歳以上の牡馬・牝馬によるクラシックレースの2冠目です。

愛ダービーの歴史

そもそもアイルランドは競馬の文化が盛んで、紀元前にはすでに馬を競走させるという文化がありました。本格的にアイルランドが競馬を開始したのは1790年以降。当時植民地支配されていたイギリスの影響を受けて、競馬施行のシステムが整備され、統括団体としてアイリッシュターフクラブという経営母体が設立されました。

競馬発祥の地イギリスの伝統をそのまま受け継いだ形のアイルランドの競馬はそのすべてがイギリス仕込み。そのため、クラシックレースを取り入れるのも早く、1817年にはオダービーが始まり、48年にはカラダービーが開始。しかし、どちらのレースも長続きせず、アイルランドダービーとして新たに制定されたのが1866年のことでした。

先に行われた2つのダービーとは異なり、アイルランドダービーは開催当時、イギリスのダービーと区別するため、12ハロンで行われていた英ダービーよりも長い14ハロン(約2800m)で行われていました。しかし、あまりに距離が長すぎるということで、開催から6年後の72年に距離を短縮。12ハロンとしたことで現在と変わらない施行条件となりました。

アイルランドの大レースとはいえ、競馬発祥の地、イギリスの英ダービーからしたら扱いははるかに格下。しかもイギリスにとってアイルランドは植民地。そのため、開催時期が1ヵ月もズレているにもかかわらず、当時は英ダービー馬がこのレースに出走することはありませんでした。1907年にオーベイという馬が勝つまで、英愛ダービーのダブル制覇はありませんでした。

アイルランドダービーが現在の地位を築くようになったのは1962年以降。この年にアイルランドはダービーの賞金額を大幅に上げたことで、英ダービー馬たちの有力馬の参戦が増えるようになりました。それから8年後の70年にはイギリスの英雄、ニジンスキーがこのレースに出走し、見事に勝利を飾りました。

また、アイルランドダービーも種牡馬選定競走であるクラシックレースの性格を持っているので、歴代勝ち馬を見るとまさに名馬の宝庫。中でも英愛ダービーの連覇を飾った馬は種牡馬としても大成する傾向が強く、先述のニジンスキーをはじめ、93年のコマンダーインチーフ、01年のガリレオら、のちに名馬を多数輩出しています。

愛ダービーの最新ブックメーカーオッズ

 のオッズが発表されている、ブックメーカーの一覧になります。

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愛ダービーの見どころ

ブックメーカーのオッズで上位人気が予想されるのは、ウエストオーバー、ストーンエイジ、チェンジングオブザガード、ピズバディールの4頭です。

まずは、最上位人気が予想されるウエストオーバーから紹介します。この馬はフランケル産駒のイギリス調教馬です。前走、英ダービーでは8番人気と伏兵的な扱いだったものの、3着と激走したこともあり、一気に評価を上げてきました。これまでの戦績は5戦2勝、2着2回、そして3着1回と、全て馬券内に入る堅実的なレースを続けています。2歳時はデビュー戦こそ勝利したものの、その後2戦連続で2着という成績でしたが、今年になって本格化したようで、今年初戦のGⅢクラシックトライアルで息の長い末脚を発揮して見事優勝し、一躍クラシック路線に名乗りを上げました。陣営も、良血馬であるこの馬の成長に期待し、英ダービーへの出走を決意しました。そして英ダービーでは低評価を覆して3着に入るなど、充実ぶりが伺えます。英ダービーと比較してややメンバーが落ちるこのレースではやはり主役という扱いが正しそうです。

続いて、ストーンエイジを紹介します。地元アイルランドの調教馬です。ガリレオ産駒のこの馬は、これまで8戦して2勝を挙げています。未勝利戦を勝利したのが6戦目と、ここまでだけ聞くとそこまで強豪馬ではないかと思われるかもしれませんが、未勝利の身ながらGⅠにも2度挑戦しており、昨年、フランスで開催されたクリテリウムドサンクルー(GⅠ)では2着に入っています。今年初戦の未勝利戦では2着に9馬身をつける圧勝を飾り、前走ではこちらも日本でもお馴染みのR.ムーア騎手とのコンビで愛ダービートライアルステークス(GⅢ)に挑戦し、2着に5馬身半をつける圧勝を飾りました。この馬の戦法は逃げで、前走でも好スタートを切って先頭に立つと、そのまま楽に後続との差を広げて勝ち切りました。そして臨んだ前走の英ダービーでは2番人気に支持されました。しかしいつもの実力が発揮できずに6着に敗れてしまいました。勝ち馬と同じく先行集団につけていたのですが、直線で伸びを欠いてしまいました。立て直して臨むこの一戦では、再び強さを見せることができるかが注目です。

次に、チェンジングオブザガードを紹介します。A.オブライエン厩舎所属のガリレオ産駒という素晴らしい背景を持つ馬で、7戦3勝の馬です。3走前にイギリスで開催されたチェスターヴァーズステークス(GⅢ)で勝利を挙げて、一躍有力馬となりました。英ダービーでも4番人気5着とそれなりの結果を残しました。その後に行われたキングエドワード7世ステークス(GⅡ)では快勝して、このレースに臨んできました。出走したレース全てで掲示板を確保するなど、安定感も武器のためここでも上位争いが期待される一頭です。

最後に、ピズバディールを紹介します。こちらも英ダービーからのローテで臨みます。この馬はデビュー戦を快勝すると、2戦目のGⅢで2着に入り、3戦目のバリーサックスステークス(GⅢ)で優勝するなど、注目を集めました。前走の英ダービーでもL.デットーリ騎手とのコンビで4番人気と支持されましたが、残念ながら力を出しきれずに12着に敗れてしまいました。どれだけ状態を戻せているかがカギとはなりますが、デビューから3戦目までの走りが披露できればここでも上位争いをすることのできる力を持った馬です。

愛ダービーは、現地時刻2022年6月25日(土)に発送予定です。日本時刻でいうと25日(土)の23:30頃からの出走予定です。

ダービーはどこの国でも特別なものです。是非馬券を購入してホースマンの夢のレースを観戦しましょう!

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