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ブックメーカー【阪神カップ2021】気になる出走馬の詳細は?各社最新オッズを徹底比較!!

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 スプリンター、マイラーともに出走可能なレベルの高い1,400mの一戦である、阪神カップが間も無く開催されます。

目次

阪神カップの概要

タイトル 阪神カップ
格付 GⅡ
開催国(競馬場) 阪神競馬場
性齢 3歳以上
コース 1,400m(芝)
賞金 1着本賞金:6,700万円

 JRAの古馬短距離G112月には組まれていないため、阪神カップは、本来G1を狙うようなメンバーが集うハイレベルなレースとなります。

 出走枠は、JRA所属馬の他、地方競馬所属馬が2頭まで、外国馬が9頭までとなっております。

 JRAが主催する古馬混合GⅡにおいて、負担重量が定量であるGⅡ競走はこのレースと札幌記念の2つしか存在しません。賞金を持っている馬は負担重量の兼ね合いでGⅡ以下の競走には出走しづらかったりするのですが、このレースに関しては定量のため、一流のマイラー、スプリンターが出走する可能性があります。

 このレースが行われる阪神芝1,400mコースの特徴を紹介します。阪神競馬場の内回りコースを用いて実施されます。スタートから最初の直線は458mと先行争いをするには十分な距離があります。しかし最初の直線が下り坂になっているため、意外と先行争いは激化します。内枠を引いた先行馬でスタートを決められなかった場合には包まれたり、1段後ろになってしまうため、やや不利な状況となります。最後の直線は356mあり、途中から急激な上り坂となっており、スタミナがない馬やパワー不足の馬はここで脱落します。基本的には内枠でスタートがうまい先行馬が有利で、先行争いが激化する場合は坂でも加速できるような差し馬が狙い目となります。

阪神カップの歴史

 阪神カップは2006年に創設された比較的新しい重賞です。スプリンターもマイラーも共に出走が可能とするため1,400mでの開催となっております。創設時から国際競争であり、特別指定交流競走でもあるため、外国馬や地方馬の出走も可能となっております。

 過去の勝ち馬の多くはG1馬です。G1馬でない馬の方が少なく、それらの馬もG1であと一歩というところまで活躍する実力の持ち主ばかりでした。1,400mという距離ということもあり、勝馬の中にはスプリントG1を制するスズカフェニックスや、キンシャサノキセキがいれば、マイルG1で勝利を収めたリアルインパクトやダノンファンタジーの名前もあります。2019年には、その後合計G16勝するグランアレグリアも優勝を飾っております。一流馬でないと勝てないレースであることが分かります。

 また、歴代の勝ち馬にはリピーターが多いことが特徴として挙げられます。このコースは得意不得意がはっきり出るコースなのかもしれません。過去にもこの舞台を走ったことのある馬に着目してみても面白いと思います。

阪神カップ2021の最新ブックメーカーオッズ

 2021のオッズが発表されている、ブックメーカーの一覧になります。

bet365

ウィリアムヒル

1Xbet

スポーツベットアイオー

参考:netkeibaオッズ

12/20(月) 14:00現在のオッズです。

ブックメーカーのオッズがSPのため、参考までにnetkeibaのオッズを載せます。ブックメーカーでも購入は可能なので、これを参考にブックメーカーで購入されることをお勧めします。

阪神カップの見どころ

 賞金が高く、負担重量も定量であるGⅡだけに、レベルの高いメンバーが揃いました。

 ブックメーカーのオッズで上位が予想されるのは、グレナディアガーズ、ダノンファンタジーのGⅠ2頭と、ソングライン、サウンドキアラといったG1で上位入着の実績のある馬です。

 まずはグレナディアガーズを紹介します。この馬は昨年の朝日杯FS(GⅠ)を制しています。その後は1年間勝利を挙げていませんが、NHKマイルカップ(GⅠ)でも3着に入るなど、実力のあるところは見せ続けています。朝日杯を勝利、それも完勝してしまったことで、マイル適性が高いのではということで、マイルを中心に使われてきましたが、ここ数走を見ていると、マイルは少し長いのでは、ということで、1,400m戦への出走となりました。また、行きたがる癖も見せているため、距離短縮は精神面的にもプラスになりそうです。この馬の武器は、父フランケル譲りの高いスピードを活かして、スッと2番手あたりに取り付き、直線で他馬を突き放すような走りをする点です。2歳時は完成度の高さでマイルでも強い競馬を見せていたのですが、本質的にはスプリントよりの能力が高い馬のようです。距離短縮により、本来の実力が開花すれば、圧勝まであってもおかしくないほどのポテンシャルの持ち主ですし、今回は、凱旋門賞ジョッキーのC.デムーロ騎手が騎乗するというプラス要素もあるため、かなり期待される一頭です。

 続いて、ダノンファンタジーを紹介します。この馬は、現在来日中のC.デムーロ騎手とのコンビで3年前の阪神JFを制したGⅠ馬です。この馬も、クラシックにつながる出世レースの阪神JFを制してしまったことで、王道のクラシック戦線へ参加することとなりました。しかし結果的にはやはり距離が長かったのか、3冠レースでは45着程度が精一杯でした。陣営も距離短縮での復活の可能性に賭け、昨年もこのレースに出走していました。見事に完勝し、短距離適性の高さを示しました。その後も、1,200m1,400m1,600mのレースを使われてきましたが、やはり1,400mで最もいい成績を挙げています。前走のスワンS(GⅡ)も完勝したため、この距離が合っているのでしょう。昨年も制したレースですし、連覇が期待される一頭です。

 次に、ソングラインを紹介します。この馬は今年のNHKマイルカップでタイム差無しの2着に入りました。その際優勝したシュネルマイスターは古馬相手にもGⅠで好走を続ける強豪のため、ソングラインもかなりの実力の持ち主であることが分かります。前走の富士ステークス(GⅡ)でもきっちり勝利を挙げており、万全の体制で臨む一戦となります。1,400mについても勝利した実績はありますし、特に不安はないと考えられます。3歳牝馬ということで斤量的なメリットもありますし、突き抜けても不思議ではない存在です。

 最後に、サウンドキアラを紹介します。この馬は、2020年のヴィクトリアマイル(GⅠ)2着に入った実力馬です。このレースの勝ち馬はあのアーモンドアイでしたから、この馬としてはやれることはやった結果でした。その後は、一時期低迷を続けていましたが、前々走のスワンステークス(GⅡ)0.1秒差の2着に入り、ようやくスランプを抜け出しつつあるようです。昨年のこのレースにも出走しており、4着と好走した実績があります。スランプを抜け出した今なら再度期待してみても良いかもしれません。

 阪神カップは、12/25() 15:45に発走予定です。G2ですが、かなりレベルの高い戦いが見られると思います。また、有馬記念前日ということで、軍資金稼ぎも必要なので、是非馬券を買って楽しみましょう!

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