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ブックメーカー【エクリプスステークス2022】気になる出走馬の詳細は?各社最新オッズを徹底比較!!

今年のエクリプスステークスは7月2日(土)の午後3時40分にサンダウン競馬場の芝1990mで開催。3歳馬も出走可能なため、イギリス競馬の上半期最強中距離馬決定戦と言われています。

エクリプスステークス概要

エクリプスステークスは、サンダウン競馬場で開催される競馬の重賞(GⅠ)競走である。

レース名

エクリプスステークス

格付GⅠ
開催国(競馬場)イギリス(サンダウン競馬場)
性齢三歳上
コース芝1990M
賞金賞金総額:25万ポンド

エクリプスステークスの歴史

前月に開催されたプリンスオブウェールズステークス同様、イギリス競馬中距離路線における重要な位置付けとなるエクリプスステークス。レースが行われるサンダウン競馬場は約800メートルに及ぶ長い直線はずっと登り坂で、レースレコードは2009年のシーザスターズが記録した2分3秒4であることからも、日本とは全く異質のタフなコース設定とされています。

レース名の由来はサラブレッドの基礎を作ったとされる名馬エクリプスであり、現在のサラブレッドの95%の父系を遡るとエクリプスに辿り着くと言われています。エクリプスが誕生したのは1764年で、約250年経った現在まで影響を与え続けていることからもサラブレッドの歴史上最も偉大な一頭と言って良いでしょう。

レース創設は1886年、エクリプスの死後約100年経ってからのことでした。第一次・第二次世界大戦の影響による中止などを挟みながら、今年で125回目を迎える歴史あるレースです。プリンスオブウェールズステークスと異なる点は3歳馬も出走可能な点で、クラシックを勝利した馬が初の古馬戦としてエクリプスステークスを選択することも多く、このレースを3歳馬が勝利すると出世するとも言われています。

過去10年の3歳馬の優勝は4回、新型コロナウイルスの影響で出走条件が4歳以上となった2020年を除き、古馬とはほぼ互角の結果と言えるでしょう。2015年のゴールデンホーンや2018年のロアリングライオン、昨年のセントマークスバシリカなどエクリプスステークスを優勝して欧州年度代表馬に輝いた馬は3頭もいることから、一流馬への登竜門のレースと言えるでしょう。また古馬もその年の欧州競馬の中心となるスターホースが並び、近年ではエネイブル、古くはピルサドスキーやファルブラヴなど日本で種牡馬入りした馬も歴代の優勝馬に名を連ねています。

日本馬においては2020年のディアドラの参戦のみで、当時は最強牝馬エネイブルが参戦。エネイブルは断然の一番人気に支持されながらも敗れてしまいますが、ディアドラにとってもプリンスオブウェールズステークスにおけるシャフリヤール同様、イギリス古馬混合の中距離GⅠの層の高さを痛感する結果となりました。

エクリプスステークスの最新ブックメーカーオッズ

最新のブックメーカーオッズになります。

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エクリプスステークスの見どころ

この時期の欧州は毎週のようにGⅠが開催され、日本とは違い年齢や性別、距離など細分化されたレース体系が組まれていることから各路線の一流馬が分散されることも少なくありません。しかしレースとしての格があることや、クラシック路線と古馬路線が初対決となるレースという特性を持つエクリプスステークスは欧州のGⅠの中でも特に注目の集まる一戦となります。

今回一番人気が予想されているのはフランスダービーを制した3歳馬ヴァデニで、追加登録料800万円を支払っての参戦が決定しました。フランスダービー前までは2000メートル未満のレースばかり使われていたヴァデニですが、ダービーでは5馬身差の圧勝を飾ったことから今後は中距離路線に参戦することとなりました。

昨年も同じフランスダービー馬セントマークスバシリカがエクリプスステークスを勝利し、年度代表馬に輝く活躍を見せましたが、ヴァデニも同様に一線級の古馬との対決で結果次第では凱旋門賞の有力馬に躍り出ることになるでしょう。

続いて同じ3歳馬のネイティブトレイルが人気を集めています。同馬は前走アイルランド2000ギニーを含めGⅠを3勝・7戦6勝と名マイラーとしての地位を築きつつあります。唯一の敗戦はイギリス2000ギニーで、先に抜け出したコロエバスを捉えきれずに2着に敗戦。コロエバスも次走セントジェームズパレスステークスを勝利し一定のレベルであったことが証明されました。

不安点と言えばこれまで1600メートルまでしか経験のない点で、血統背景も父オアシスドリーム産駒が短距離馬が多い傾向にあることが理由に挙げられるでしょう。とは言え、オアシスドリーム産駒でも中距離に対応した馬もいましたし、代を経て距離に融通性が出る点はダンチヒ系の特徴でもあります。

古馬の人気上位となりそうなのはベイブリッジです。前走プリンスオブウェールズステークスでは日本馬シャフリヤールと対戦。レースでは一番人気に支持されましたがステートオブレストの2着、最後は良く追い詰めたものの届きませんでしたが、直線ラストではもう一伸びして3着を離しました。

先述の2頭と比べて有利な点はイギリスのタフな馬場をこなしていること、中距離を経験していることです。ヴァデニは初となる海外遠征・ネイティブトレイルは初の中距離戦となることから経験に勝るベイブリッジに有利に働くでしょう。

ベイブリッジは前走でステートオブレストに敗戦しましたが、ステートオブレストがその前走で敗戦したアレンカーも参戦予定です。タタソールズゴールドカップではGⅠ初制覇となりましたが、これまで対戦した馬は骨っぽいメンバーばかりでGⅠを勝つ下地は整っていたと言えるでしょう。昨年の凱旋門賞にも参戦しており、同じ父アドラーフルークをもつトルカータータッソが大波乱を演じたこともあり馴染みもある方も多いかもしれません。

最後に優勝した前年とは一転、サウジカップでは大差の最下位に終わったミシュリフも参戦予定です。同馬も2020年のフランスダービー馬で昨年は後輩ダービー馬のセントマークスバシリカに敗戦しましたが、今年はヴァデニとの対戦が注目されています。

同馬はサウジダービーやドバイシーマクラシックで日本馬とも接戦を演じたこともあり、日本の競馬ファンにとっては今回の出走馬で一番ネームバリューがあるでしょう。また4代父はあのドバイミレニアムで、約20年ほどでここまでのサイクルで代を経てきたことも驚きに値する馬です。同馬も十分に実績がありますが、惨敗も多く名誉挽回のレースと言えるでしょう。

エクリプスステークスは7月2日(土)の午後3時40分発走予定です。3歳馬が人気を集めていますが、波乱も考えられるだけにしっかりと馬券を取りたいですね!

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