ドバイワールドカップは、アラブ首長国連邦のメイダン競馬場で開催される競馬の重賞(G1)競走です。今年のドバイワールドカップは3月25日(土)の25時30分にメイダン競馬場のダート2000mで開催。世界最高のメンバーが集うダートレースのチャンピオン決定戦として知られています。
ブックメーカーではドバイワールドカップのような海外重賞レースに賭けることができます。おすすめのブックメーカー競馬サイトを別記事で紹介しています。
ドバイワールドカップ2023概要
タイトル | ドバイワールドカップ |
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格付 | G1 |
開催国(競馬場) | アラブ首長国連邦(メイダン競馬場) |
日付 | 3月25日 |
予定発走時刻 | 25時30分 |
性齢 | 北半球産馬4歳以上および南半球産馬3歳以上 |
コース | ダート2000M |
賞金 | 1着賞金:696万ドル |
ドバイワールドカップ2023のブックメーカー最新オッズ
イギリスのブックメーカー『bet365』が発表しているドバイワールドカップ2023の最新の単勝オッズは以下の通りです。
1位 アルジールス 3.50倍
1位 カントリーグラマー 3.50倍
3位 パンサラッサ 9.00倍
3位 ウシュバテソーロ 9.00倍
5位 カフェファラオ 12.00倍
6位 ヴェラアズール 13.00倍
6位 テーオーケインズ 13.00倍
8位 ジオグリフ 17.00倍
8位 ジュンライトボルト 17.00倍
8位 スーパーコリント17.00倍
※ブックメーカーの競馬に関する記事はこちらをご覧ください。
ドバイワールドカップ2023のブックメーカー3社のオッズを比較
イギリスのブックメーカー『bet365』や『ウィリアムヒル』では2023年ドバイワールドカップの有力馬のオッズを公開しています。
※オッズは2023年3月18日現在のものです。
ドバイワールドカップ2023の有力馬のオッズ
世界最高峰のダートレースとして知られるドバイワールドカップですが、出走馬も気になりますよね?それではブックメーカーで発表されているbet365のオッズとともに注目度の高い出走馬を詳しく見ていきましょう。
アルジールス
馬名 | アルジールス |
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性齢 | セ6歳 |
オッズ(bet365) | 3.50 |
昨年までは凡庸な馬に過ぎなかったアルジールス。そんな馬が人気に支持されているのは今年に入ってからのパフォーマンスが評価されてのことでしょう。アルマクトゥームチャレンジラウンド1&2を連勝したことでオッズは急上昇。同コースを経験していることは強みであるものの、2戦がともに6馬身差での圧勝であり、勢いにのってこのまま頂点まで駆け上がることも不思議ではありません。
カントリーグラマー
馬名 | カントリーグラマー |
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性齢 | 牡6歳 |
オッズ(bet365) | 3.50 |
昨年同様サウジカップ2着からの参戦となるカントリーグラマー。サウジカップではパンサラッサに逃げ切りを許しましたが、後方からよく伸び日本馬が上位を独占する中、2着となりました。2000Mとなる今回は更に前進が望めそうなだけに、日本馬の脅威となることは間違いないでしょう。2000M以下が向く日本馬が多いだけに、距離が伸びる今回はこの馬にとって追い風となりそうです。
パンサラッサ
馬名 | パンサラッサ |
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性齢 | 牡6歳 |
オッズ(bet365) | 9.00 |
ダート実績はなかったもののサウジカップでは逃げ切ったパンサラッサ。賞金が賞金だけに話題となりましたが、持ち前の先行力と粘り腰は現役屈指の存在です。結果次第では賞金王となる同馬ですが、距離が200M伸びることやマークが厳しくなる今回はどこまで自分の競馬ができるかが焦点となりそうです。これまで数々のサプライズを起こしてきた「矢作マジック」にも期待が集まります。
ドバイワールドカップ2023ブックメーカーの馬券の買い方
ここからは実際にブックメーカーで競馬に賭けるための買い方の手順を解説します。今回はbet365での買い方手順を見ていきましょう。
先に手順を説明すると以下の通りです。
- サイトから「競馬」を選択
- ドバイワールドカップを選択
- 賭け方と馬を選択
- 賭ける金額を入力して投票
では、具体的に画像付きで解説します。基本的な賭けの流れは全サイト共通です。どのブックメーカーを利用するにしても、下記のステップで馬券を買います。
競馬のページに移動する
bet365にログイン後に、bet365トップページのメニューの「A-Z」をタップします。賭けられるスポーツ一覧が出てくるので「競馬」を選択します。
ドバイワールドカップを選択する
競馬のページに移動し、アンティポストから国際にあるドバイワールドカップを選びます。
賭けたい競走馬を選択する
出走予定の馬のオッズ一覧が表示されますので、賭けたい馬を選択します。すると、最初に単勝と複勝のオッズを確認できます。その他の賭け方も選択可能です。
賭け金を入力して投票する
馬を選択すると、画像のように金額入力画面が出てきますので、賭け金を入力します。
複勝にも賭けたいときは「イーチウェイ」にもチェックをいれます。「イーチウェイ 1/5 3着」とは、賭けた馬が3着以内に入ると、単勝オッズの5分の1が払い戻されるという意味です。
「ベットする」をタップすると投票完了です。
ドバイワールドカップの歴史
今年で27回目の開催となるドバイワールドカップ。ダート競馬の大家と言えばアメリカですが、レースの格はむしろこちらが最上位。国際競馬統括機関連盟(IFHA)が発表した2016年の「世界のトップ100 G1レース」では全体でも第15位タイ、ダートのレースとしては第3位の評価を受けています。
ドバイワールドカップと言えば、モハメド殿下(現ドバイ首長)の発案によるもの。開催初年度の96年当時から豊富な資金力を背景にした高額な賞金なことで知られ、記念すべき1回目の賞金はなんと400万ドル。以来、毎年のように賞金は上がり、現在は何と総賞金1200万ドル(約14億円)。サウジカップには賞金で抜かされてしまいましたが、まだまだ世界最高峰のレースの座は不動のもので、各国のトップホースが集うこのドバイワールドカップこそ、世界最高峰のレースとしてふさわしいというのが多くのホースマンたちの認識であります。
そんな高額な賞金ばかりが注目されるドバイワールドカップですが、出走するための条件が特殊なことでも知られています。通常、レースに出走する際は年齢や獲得賞金額などの条件を満たしている馬ならばエントリーできますが、ドバイワールドカップは主催者側からの招待がなければいけません。そのため、ドバイワールドカップに選出されること自体が名誉となり、それがまた価値を高めていると言えるでしょう。
日本馬は第1回から毎年のように参戦し、11年にはヴィクトワールピサが悲願の優勝を飾ったレースとしても知られています。ちなみにこの年はレースの数週間前に東日本大震災が起きたばかりで、日本国民が沈みかえっている時にヴィクトワールピサの勝利は多くの競馬ファンの感動を呼びました。
そんなドバイワールドカップの舞台となっているのはメイダン競馬場。2009年まではナド・アルシバ競馬場での開催となっていましたが、当時ダートに替わる馬場としてタペタと呼ばれるオールウェザー馬場に替えることを目的に競馬場を入れ替えましたが、結局メイダン競馬場もダート馬場に。ただし、より時計が出やすくなったことで地元ドバイ勢だけでなく海外馬の活躍が目立つようになりました。