ブックメーカーのスポーツベッティングでは、勝敗予想に限らず多くのベット項目があります。その中でも代表的な賭け方の1つが「オーバー・アンダー」です。
この記事で詳しく解説していきます!
オーバー・アンダーとは基準より上か下かという意味
オーバー・アンダーとは、対象のベット項目においてブックメーカー側が用意した基準値を上回るか下回るかを予想する賭け方です。
代表的な項目としては、サッカーのゴール数予想があります。
上記画像では基準点を2.5点として、両チームの合計点がオーバー(上回るか)・アンダー(下回るか)を予想します。
攻撃が強力なチーム同士(オーバー)・守備が堅いチーム同士(アンダー)の試合だと賭けやすいですね。
なお、試合によっては基準となる点数は複数の選択肢があります。
オーバー・アンダーで賭けられる主な項目
ここからは、オーバー・アンダーで賭けられる主な項目について紹介します。
得点予想
最も一般的なのが得点予想です。先述したサッカーのゴール数予想だけでなく、得点を競うスポーツ全般で賭けることができます。
賭ける試合によっては、前半だけの得点数オーバー・アンダー、チームごとの得点オーバー・アンダーなどのベット項目もあります。
ゲーム数・ラウンド数予想
テニスに代表されるゲーム制を採用しているスポーツは、ゲーム数のオーバー・アンダーにも賭けられます。
セット数のオーバー・アンダーで賭けられる試合もあります。
ボクシングや総合格闘技においては、試合が決するラウンド数のオーバー・アンダー予想もできます。
プレイヤースタッツ予想
主要スポーツにおいては、プレイヤー1人に絞ったオーバー・アンダー予想も可能です。
例えば、バスケットボールのNBAではチームごとではなく、選手1人ごとの得点オーバー・アンダーの項目があります。
野球では、プレイヤーごとのヒット数やホームラン数のオーバー・アンダーで賭けられます。
サッカー独自の項目
サッカーは特にオーバー・アンダーで賭けられる項目が多いです。サッカー独自の代表的なオーバー・アンダーの項目としては、以下の2つがあります。
- コーナーキック数
- カード枚数
全てのサッカーの試合に表示される項目ではありません。
でもしっかり分析すれば、稼ぎやすい項目とも言われているよ!
オーバー・アンダーで賭ける際の2つの注意点
オーバー・アンダーで賭ける際には、覚えておきたい注意点が2つあります。
- 延長戦の取り扱いを確認する
- 基準値が整数または0.25の意味を理解しておく
延長戦の取り扱いを確認する
サッカー、野球、バスケットボールなどは、試合状況によっては延長戦があります。
このとき、延長戦がベットに含まれるか否かは、賭けるスポーツやベット項目によって異なるので、ベット前にしっかり確認しておきましょう。
一般的には、主要スポーツの取り扱いは以下のようになっています。
- サッカー:延長戦を含まない
- 野球:延長戦を含む
- バスケットボール:延長戦を含む
サッカーは、後半終了時点で引き分けとして試合を成立させることも多いので、延長戦がある場合でも予想に含まないケースがほとんどです。
一方で、野球やバスケットボールは同点の場合は延長戦を行うのが一般的のため、延長戦も予想に含むことが多いです。
延長戦に入り試合時間が長くなるほど、得点やスタッツは増加。
仮に増えなくても減ることはないため、延長戦に入るとアンダー予想は不利と言えます。
もちろん、ブックメーカーによっては延長戦の取り扱いが異なることもあるので、事前にチェックしておくことが大切です。
基準値が整数または0.25の意味を理解しておく
オーバー・アンダーのオッズの中には、0.5の単位ではないケースもあります。このときは、0.5の単位で賭けるときと意味合いが違うので、覚えておきましょう。
基準値が整数のケース
基準値が「2」など整数の場合は、基準値と同じ場合は返金です。
基準点が2点の場合
0〜1点:アンダーが的中
2点:アンダー・オーバーどちらに賭けても返金
3点以上:オーバーが的中
仮に合計点数が2点だとしても損はしてないから、高いオッズを狙いやすいよ!
基準値が0.25刻みのケース
基準値が「1.0, 1.5」など2つあるケースは、賭け金を2つに割って両方に賭けています。
1,000円をオーバー「1.0, 1.5」で賭ける場合
500円をオーバー1.0にベット…1点なら返金、2点以上で的中
500円をオーバー1.5にベット…2点以上で的中
ブックメーカーによっては、「1.25」という表記で表すこともあります。
0.5単位よりも細かく賭けられるので、慣れてきたら利用してみましょう。
オーバー・アンダーを活用した代表的な投資法
ここからは、オーバー・アンダーを活用した代表的な投資法を3つ紹介します。
- テニス:オーバーゲーム投資法
- サッカー:アンダーゴール投資法
- サッカー:オーバー0.5ゴール投資法
テニス:オーバーゲーム投資法
テニスのオーバーゲーム投資法は、1つのセット内におけるゲーム数の予想です。
ゲームカウント6-0で終わる試合は少ないので、オーバー6.5の低オッズを狙う手法がメジャーです。
ただしオーバー6.5はオッズが低すぎるため、「オーバー7.5」「オーバー8.5」などで、やや高めのオッズを狙うことも推奨されています。
サッカー:アンダーゴール投資法
アンダーゴール投資法は、サッカーの点が入りにくい特性を活かした投資法です。
一般的には「アンダー5.5」「アンダー6.5」などの余裕を持ったオッズにベットして、小さい利益をコツコツ積み重ねていく手法です。
もちろん、「アンダー1.5」「アンダー2.5」など高オッズを狙ってみても良いでしょう。
サッカー:オーバー0.5ゴール投資法
サッカーのオーバー0.5ゴール投資法は、どちらかのチームが1点取った時点で的中です。
サッカーは点が入りにくいスポーツではありますが、1点も入らずに試合が終わることは少ないので、的中率の高い賭け方と言えます。
事前ベットだとオッズが低いので、ある程度高いオッズで賭けたい人はライブベットでオッズが上がるのを待ちましょう。
事前ベットの場合は、オッズこそ低いですが的中チャンスを逃さないのがメリットです。
どの投資法を使うにせよ、自分自身に合ったやり方でチャレンジしてみましょう。
まとめ
今回は、ブックメーカーの代表的な賭け方の1つ「オーバー・アンダー」について解説しました。改めてオーバー・アンダーについて以下にまとめています。
- オーバー・アンダーは基準値より多いか少ないかを予想する項目
- 基準となるものは得点数・ゲーム数・各プレイヤースタッツなど
- 延長戦がある種目は延長戦の結果が加味されるか確認する
- 代表的な投資法は「テニスのオーバーゲーム」「サッカーのアンダーゴール」「サッカーのオーバー0.5ゴール」など
初心者におすすめのブックメーカーはbet365です!
多数のオーバー・アンダーのオッズが用意されていますよ!