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ブックメーカー【アメリカジョッキークラブカップ2022】気になる出走馬の詳細は?各社最新オッズを徹底比較!!

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真冬の中距離G2であるアメリカジョッキークラブカップが間も無く開催されます。

目次

AJCCの概要

タイトル AJCC
格付 GⅡ
開催国(競馬場) 中山競馬場
性齢 4歳以上
コース 2,200m(芝)
賞金 1着本賞金:6,200万円

アメリカジョッキークラブカップは、前年にG1戦線で活躍した馬や、本年のG1戦線での活躍を目指すような馬たちが出走するレベルの高いレースです。

このレースの出走枠は、JRA所属馬の他、外国馬9頭まで、地方馬2頭までと定められております。

このレースの開催される中山2,200mコースの特徴を紹介します。スタートから最初の直線までが432mと比較的長く、最後の直線は310mと短く、直線には急激な上り坂が待ち受けます。また外回りコースを使用するため、道中はほとんどがカーブを走行するようなコースとなります。最初の直線が長く、レースも長距離の部類のため、先行争いはそこまで激しくならない傾向にあります。ただし、稀にどうしても先手を取りたい馬が外枠に入った時には、先行争いが激しくなることがありますので、出走馬と枠に着目してみてください。最後の直線に急坂があることで、パワーが必要になることと、道中はカーブが多いため器用さも求められます。データ的には、長く足を使えるような馬が好走するような傾向にあります。特にステイゴールド系の馬がマッチするようで、好走率が高いです。これは、長距離レースということもあり、道中はゆったり流れることが多いのですが、後半からは一気にペースが上がることが多く、そこでギアチェンジしつつ、スピードを持続させる必要があるためです。過去の勝ち馬を見渡しても、そういったレースが得意な馬の名前が並んでいます。

AJCCの歴史

 アメリカジョッキークラブカップは1960年に創立されました。特徴的なレース名は日米の親善友好目的として、ニューヨーク・ジョッキー・クラブから優勝杯の贈呈を受けたことに由来します。

 創設時は芝2,000mで開催されていましたが、その他の施行距離での開催も経て、1984年以降は現在と同じく芝2,200mでの開催となっております。

 また、開催時期も当初は15日に行われていました。しかし、1961年からは1月中旬に開催されていた金杯と入れ替えが行われ、現在の開催時期となりました。

 2006年から外国馬が出走できるようになり、2020年からは地方馬も出走できるようになりました。

 歴代の勝ち馬には、タケホープやスペシャルウィークといったダービー馬を始め、多くの名馬が名を連ねます。近年でも、トーセンジョーダンやルーラーシップ、ブラストワンピースなどのG1戦線で大活躍した馬達が優勝しております。

AJCCの最新ブックメーカーオッズ

 AJCCのオッズが発表されている、ブックメーカーの一覧になります。

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ウィリアムヒル

1Xbet

AJCCの見どころ

 ブックメーカーのオッズで上位人気が予想されるのは、オーソクレース、ポタジェ、アサマノイタズラ、キングオブコージの4頭です。

 まずは、1番人気が濃厚なオーソクレースから紹介します。この馬は明け4歳ながらまだ5戦しかしていない馬です。そしてその5戦共に馬券内を外していないという堅実な走りを見せています。デビューから2連勝で挑んだ2020年のホープフルステークス(GⅠ)では、惜しくも2着と敗れGⅠ制覇を逃しましたが、2021年シーズンのクラシック戦線での活躍が嘱望された馬でした。しかし骨折により、春のクラシック制覇の夢はおろか、参戦すら叶いませんでした。それでも懸命な治療の成果もあり、幸いにも能力落ちはなく、復帰戦のセントライト記念(GⅡ)では3着に入り、やっとの思いでこぎつけたクラシック最終戦の菊花賞(GⅠ)では2着に入りました。まだ重賞勝ちこそないものの、毎回安定して走っており、強い相手でも必ず上位争いをするという安心感がある馬です。今回も乗り慣れたC.ルメール騎手を確保することができましたし、当然ここは通過点として優勝が期待される一頭です。

 続いて、ポタジェを紹介します。ポタジェはおよそ1年前に条件戦からオープン戦まで、破竹の4連勝を飾り、重賞戦線に殴り込んできました。そこからはややクラスの壁を感じる場面もありましたが、GⅡ以下では毎回馬券に絡み、格上挑戦のような状態で参戦した天皇賞・秋(GⅠ)でも6着に入るなど、一線級が相手でも十分にやれるところを見せました。このレベルの馬にしては珍しく、重賞戦線に挑戦してからは毎回騎手が入れ替わっていますが、今回は連勝時に騎乗していた川田騎手が前走に続いて手綱を取ることになっており、心強いです。ここで勝利を挙げて一皮剥けて、今年のGⅠ戦線で活躍するポテンシャルを持った馬と考えられます。先週の愛知杯(GⅢ)でも同じく金子オーナーの所有馬がワンツーを決めたように、馬主さんの勢いも借りて、この馬も今年の初戦を飾りたいところと思われます。

 続いて、アサマノイタズラを紹介します。前走の有馬記念(GⅠ)では16頭中16着と全く力を出せずに終わってしまいました。それもスタートから出遅れ、道中の通過順位も常に最後方という完全な負けを喫しました。この馬の持ち味は強烈な末脚で、勝つ時は最後方から上がり最速で追い込んでくるという今時珍しい完全なる追い込み馬です。そのため成績的にも勝つか着外といった極端な結果を残しがちな馬です。昨年の朝日セントライト記念(GⅢ)では9番人気ながらいつものような後列な末脚を繰り出し、優勝しました。しかし、人気を集めた菊花賞(GⅠ)では後方から上がり最速で追い込むも、着外に敗れました。この馬は前が速くなる展開待ちの馬と理解して、前が速くなると予想できる場合に買うことが推奨される馬のようです。仮にスローペースになってしまうことがあれば、潔く諦める広い心の持ち主の方に購入を推奨します。

 最後に、キングオブコージを紹介します。この馬は2020年の上半期にブレイクします。4歳で迎えた20201月時点では未勝利戦の勝ち鞍しかない馬でしたが、一気に本格化します。1勝クラス、2勝クラス、3勝クラスを連勝すると、勢いのまま臨んだ目黒記念(GⅡ)では1番人気に支持され、その勢いを活かして勝利を挙げ、重賞ウィナーの仲間入りを果たしました。その後はGⅠでの活躍も期待されましたが、その年の秋に骨折を発症してしまった影響もあり、頓挫しました。約1年の休養明けの昨年秋の重賞戦線では、9着、5着とまずまずの成績を残しました。気を取り直して臨む今年初戦では、本来の力を発揮して、今度こそGⅠシーズンに向けて弾みをつけたいところです。

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