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ブックメーカープリンスオブウェールズステークス【2022】気になる出走馬の詳細は?各社最新オッズを徹底比較!!

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今年のプリンスオブウェールズステークスは6月15日(水)の午後3時40分にアスコット競馬場の芝1990mで開催。今年はエリザベス女王即位70周年を記念するメモリアル開催となります。

目次

プリンスオブウェールズステークス概要

プリンスオブウェールズステークスは、アスコット競馬場で開催される競馬の重賞(GⅠ)競走である。

レース名

プリンスオブウェールズステークス

格付 GⅠ
開催国(競馬場) イギリス(アスコット競馬場)
性齢 四歳上
コース 芝1990M
賞金 賞金総額:100万ポンド

プリンスオブウェールズステークスの歴史

例年6月の第三週にイギリス王室が主催する競馬開催をロイヤルアスコット開催と呼びます。これは1711年、アン女王が「アスコット競馬場こそ競走馬が全速力で走るのに最も適した場所」と定め、イギリス王室主催の競馬開催を行ったのが始まりとされています。

このロイヤルアスコット開催を観戦するにあたってドレスコードなど規約を守る必要があり、守らない場合は注意または退場などの処置が取られます。これはイギリス国内だけではなく世界中の競馬界と社交界の大イベントとされていることにより、競馬が「キングオブスポーツ」と呼ばれている所以でもあります。

今回のプリンスオブウェールズステークスは5日間開催するロイヤルアスコット開催の2日目のメイン競争にあたり、同開催の中距離最強馬決定戦とも言われています。元々は1789年から行われていた「プリンスオブウェールズプレート」が前身ですが、1862年に後のイギリス国王で当時皇太子(プリンス・オブ・ウェールズ)であったエドワード7世を記念しプリンスオブウェールズステークスとして創設されました。途中28年もの間開催されなかったこともありましたが、1968年の再開以後、2000年からは国際GⅠとして指定されて現在に至ります。

国際GⅠとなった2000年以降の勝ち馬は時代を彩る名馬たちが並びます。残せたのは1世代のみの産駒ながら欧州の主流血統になりつつあるドバイミレニアムや、日本馬にもお馴染みのファンタスティックライト・ウィジャボードなど、当時の欧州を代表する名馬たちが勝利していることからもこのレースの格の高さが伺えます。ちなみに国際GⅠに昇格する前の1999年に欧州遠征を敢行したエルコンドルパサーも、欧州初戦のレースの一つにプリンスオブウェールズステークスが選択肢としてあったと言われています。

これまで日本馬の参戦は2015年のスピルバーグを皮切りに、エイシンヒカリやディアドラなど計三回出走したものの全て6着という結果に終わっています。ロイヤルアスコット開催自体も日本馬は過去に苦戦を強いられており、イギリス特有のタフな馬場が軽さや切れを身上とする日本馬に合わないのではないかという議論もされています。

今年は昨年の日本ダービー馬シャフリヤールが参戦。戦績で言えば過去の日本馬よりも格上と言え、前走ドバイシーマクラシックで見せた強さに改めて期待がかかります。

プリンスオブウェールズステークスの最新ブックメーカーオッズ

最新のブックメーカーオッズになります。

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プリンスオブウェールズステークスの見どころ

ここ数年海外で目覚ましい活躍を続ける日本馬。遠征の容易さからその多くはアジア・中東・オセアニアに属し、欧州に限っては遠征自体がまだまだ少ないのが実情です。特に今回開催されるイギリス・アスコット競馬場においてはハーツクライがキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスステークスで3着となったのが最高で、エアシャカールやグランプリボス、プリンスオブウェールズステークスに出走した前述の3頭はいずれも惨敗といって良い結果に終わっています。

それほどまでに難関な欧州GⅠですが、日本とは異質の馬場であることはもちろん、一番は欧州の馬たちのレベルの高さにあります。プリンスオブウェールズステークスの歴代勝ち馬を見ても一目瞭然で、その年の欧州を代表する名馬たちばかり。過去に欧州GⅠを勝利したエルコンドルパサーとディアドラを見ても、このカテゴリーで短期遠征でGⅠを勝利することは容易ではなく、今回出走するシャフリヤールがどこまで通用するか注目が集まっています。

日本でも馬券発売がされるので人気は間違いありませんが、シャフリヤールを振り返ってみましょう。2021年は皐月賞をパスして臨んだ日本ダービーではエフフォーリアを内から強襲して1着。菊花賞には向かわず神戸新聞杯からジャパンカップというローテーションでした。結果から言うと4着→3着で不完全燃焼の秋となりましたが、不良馬場で行われた神戸新聞杯では伸びそうで伸びきれず勝ち馬から5馬身差の惨敗でした。

年が明けて臨んだドバイシーマクラシックでは復活の勝利を飾りましたが、過去のレースを見る限り切れを生かせる馬場状態であることがシャフリヤールにとっては一番と言えるでしょう。またアスコット競馬場特有の高低差があるコース体系をどう攻略するかがカギとなります。

シャフリヤールとのオッズの差は激しいものの続く人気になりそうなのはロードノースです。ドバイターフではパンサラッサと同着、ヴァンドギャルドも合わせて三頭が横一線のレースだったこともあり、日本の競馬ファンにもお馴染みの馬と言えるでしょう。

2020年のプリンスオブウェールズステークスを勝利した後、2021年・2022年とドバイターフを連覇しています。前走のタタソールズゴールドカップでは逃げた馬に並びかけると思った瞬間に失速。最後は後続に差され4着という結果に終わりました。勝ったアレンカーはドバイシーマクラシックで6着に敗れた馬だっただけに、よりシャフリヤールに人気が集まることとなりそうです。

最大の上り馬にしてダークホースとなりそうなのがベイブリッジです。フランスダービー馬ニューベイを父に持つベイブリッジは目下5連勝中と勢いに乗る馬です。この馬が注目されているのは前走ブリガディアジェラードステークスでのパフォーマンスが秀逸だったことによります。5頭立ての中段を進むと直線では初めて5馬身差の圧勝。展開利があった訳でもなく、またGⅢとはいえ3着は欧州中距離路線の重鎮とも言えるアデイブだったことから極めて強い競馬だったと言えるでしょう。

今回は超一線級は出走しないものの伏兵馬が揃った印象です。昨年ジャパンカップに出走したグランドグローリーは約1150万円の追加登録料を支払っての出走。昨年限りで繁殖入りの話もありましたが現役を続行し、今シーズンは2連勝中と衰えを感じさせません。

またガネー賞でGⅠ初制覇を遂げたステートオブレストやキーファーズの共同所有馬ブルーム、先述のアデイブなどシャフリヤールにとって難敵となる馬が目白押しの好メンバーとなっています。

プリンスオブウェールズステークスは6月15日(水)の午後3時40分発走予定です。日本ダービー馬シャフリヤールも出走するだけにしっかりと馬券を取りたいですね!

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