ブックメーカーのスポーツベッティングには、ライブベットと呼ばれる便利な機能があります。ライブベットとは、その名の通り試合の途中でベットをすることです。ライブベットにより、スコアなどの試合状況を確認しながらベットすることができます。
今までは試合前にしか賭けることができませんでしたが、テクノロジーが進化したことで、ベッティングのあり方も変えました。オンラインの通信速度が飛躍的に向上したことで、試合の開始前に勝敗を賭けるだけでなく、試合中のベッティングが可能になったわけです。
ライブベットはより興奮的に楽しく、また効率的、短期間に利益を得ることのできるブックメーカー独自の機能です!使い方次第では事前(試合前)ベットよりも利益を出しやすいと言えるでしょう。
- ライブベットの特長が理解できる
- ライブベットに適したブックメーカーがわかる
- ライブベットで稼ぐための攻略法や投資法がわかる
この記事では、ブックメーカーのライブベットのメリットや投資法、注意点について詳しく解説しています。
ライブベッティングとは?6つの特長

ライブベットとは今現在進行形の試合にベットする方法です。ライブベットの醍醐味は、試合状況に合わせてオッズが変化してくことです。その状況に合わせて、好きなタイミングでベットすることができるのです。
試合終了間際まで賭けることができますので、試合の流れを観戦しつつ、ここだ!というタイミングで賭けることが可能!
優勢なチームのオッズはどんどん低くなり、逆に劣勢のチームはどんどんオッズが上がっていきます。当然、ベットした時点でのオッズが適応されるので、どのタイミングで賭けるのかが重要!
そんなライブベットですが、主なメリットとしては以下の6つが挙げられます。
オッズの変化を楽しむことができる
ライブベットの大きな特徴が試合状況に応じてオッズが変動することです。例としてテニスの試合で説明していきます。
上記はとあるテニスの試合の勝敗予想の事前オッズです。それぞれ2.50倍と1.53倍というオッズがついています。
この試合のライブベットでは、勝敗予想のオッズが以下のように変動していました。

それぞれ3.4倍と1.33倍です。事前オッズと比べると、以下のようになります。
タチアナ・マリア | ユーレ・ニーマイヤー | |
---|---|---|
事前オッズ | 2.5倍 | 1.53倍 |
ライブオッズ | 3.4倍 | 1.33倍 |
タチアナ・マリア選手が勝つと予想するなら、事前オッズで賭けるよりもライブベットでオッズが上がってから賭ける方が払戻が大きくなります。

狙っていたオッズが必ず上がるわけではなく、下がる可能性もあります。
このように、ライブベットであれば事前オッズからオッズが上がった段階で賭けることが可能です。
以下のサッカーの試合の動画を見てください。試合前中にゴールが決まると、オッズが変化します。
ライブベットでは自分が賭けたチームが、実際に試合が始まってみて得点を入れられてしまい劣勢となっている場合、相手側のチームに賭けることで、その損失を少なくすることも出来ます。
- 自分が賭けたチームが負けているので、相手チームに賭けることでリスクヘッジを行う
- 自分が賭けたチームが勝っているので、さらに追加で賭け、より大きな利益を見込む
様々な賭け方を知ることで、賭け方を工夫しながら、楽しむことが出来るのもライブベッティングの魅力です。
ライブストリーミング映像で選手の状態を見ながら賭けることができる
スポーツベットのサイトでは試合中ライブストリーミングが可能です。パソコンやスマホでサッカー、テニス、野球、バスケットボール、ラグビーなどの試合を24時間、試合がやっていれば見ることができるのです。
サッカー
プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、セリエA、ブンデスリーガ、リーグ・アンらいわゆる欧州トップリーグ、プリメイラリーガ(ポルトガル)、エールディビジ(オランダ)、ジュピラーリーグ(ベルギー)、その他欧州各国のリーグ。国際大会のチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、ネーションズリーグ、ワールドカップ。Jリーグやルヴァンカップ、天皇杯、ACLなど。日本代表の親善試合や、アジアカップ。
テニス
男女プロツアーの全大会、ITF。全豪、全仏、ウィンブルドン、全米の四大大会。
野球
MLB、日本プロ野球
アメフト
NFL。
バスケットボール
NBA
オリンピック
各種競技
スポーツベットアイオーのサイトですが、オリックスとカープの試合を中継していました。

試合を観戦しながら、そのままクリックひとつでベットが可能になっています。
やはり観戦中のベットはオッズや文字では追いきれない、場の雰囲気などが一目でわかりますので、とってもエキサイティング!家族や友人と楽しめばさらに盛り上がります!
試合データを見ながら賭けることができる
ライブストリーミング(中継配信していない)のない試合もありますが、どのブックメーカーにも詳しい試合内容がデータでも見ることができます。

1セット、2セットのゲーム数はもちろん、ファーストサーブでの得点率や、レシーブポイントの勝ち率などもリアルタイムで表示されます。
サッカーであればボールポゼッション率、攻撃回数、枠内シュート数、枠外シュート数、フリーキック数など細かく見ることが可能なので、試合途中から参加する人、データを見ての今後の試合展開を考えてベットできます。
スタッツがあるブックメーカー
試合のライブ映像やスタッツ(試合の成績など)を観ながら賭けることができます。ライブベットができるすべてのブックメーカーでスタッツを確認することができます。
一部のブックメーカーでは、独自にライブストリーミング機能を持っているため、別にライブ映像を用意する必要がありません。
代表的なのがbet365です。以下のように様々な試合でストリーミング機能を使えます。

実際の試合映像があるかないかで予想精度も変わってくるため、ライブベットは試合映像を観ながら行ってください。
ライブストリーミング機能がある主なブックメーカー
ライブストリーミング機能は、全てのブックメーカーにあるわけではありません。ライブストリーミングができる主要ブックメーカーをまとめました。
ブックメーカー | 視聴条件 | 特徴 |
---|---|---|
bet365 | 残高あり | 配信試合数多い |
Sportsbet.io (スポーツベットアイオー) |
残高あり | 競馬配信あり |
賭けっ子リンリン | 一度以上入金 | 残高なしでも視聴可能 |
カジ旅 | 残高あり | NPB・MLB対応 |
Stake (ステーク) |
残高あり | MLB対応試合多数 |
Betway (ベットウェイ) |
残高あり | スマホ視聴に優れる |
ブックメーカーごとでストリーミング対応しているスポーツ・試合は異なります。万能なのはbet365でしょう。賭けられる試合が多い分、ストリーミングできる試合も多いです。
野球に強い「カジ旅」や「ステーク」と併用するのがおすすめですよ!
複数のブックメーカーを登録して使い分けて視聴すれば、野球に限らず多くのスポーツ配信が視聴できます。
基本はアカウントに残高があることがストリーミングの条件ですが、賭けっ子リンリンは1回でも入金歴があれば、残高なしでも視聴できるのが特徴です。
短い時間でもベットが楽しむことができる
ライブベッティングには、「残り時間で逆転があるのか?」とか、「あと何点入る?」など、ライブならではのリアルタイムな賭け方が魅力です。
この変動するオッズは、勝ち負けの予想だけでなく、「点数差」などの細かい項目の賭けでも変更されていきます。
時間がないときには、フルタイムの試合結果ではなく、サッカーならハーフタイム、テニスなら1セット単位、で賭けることも可能です。
さらには、前半のA、Bチームの得点差は何点?試合中にイエローカードは何枚でる?などの細分化した賭けもできるので、短時間で色々な賭けに挑戦できることも魅力です。
ライブベット限定のベット項目がある
事前ベットでは賭けられない項目に賭けられるのもライブベットの魅力です。具体例として、以下の画像をご確認ください。

テニスのライブベット画面ですが、ポイントベッティングという項目があります。次のポイントを取るのはどちらの選手かを予想する項目ですが、事前ベットにはこのベット項目はありません。
このようにライブベットでしか賭けられない項目が出てくるので、より詳細な賭け方も可能になります。
ライブベット独自のプロモーション
ブックメーカーによっては、ライブベット独自のプロモーションを展開しています。事前ベットでは利用できないため、プロモーションを積極的に活用することでお得にライブベットが可能です。

ウィリアムヒルでは、テニスのライブベットに関して損失額の10%分をフリーベットでキャッシュバックしてくれます。他のブックメーカーで賭けるよりも実質的な損失額を抑えられる点がメリットです。
的中分はキャッシュアウト対象じゃないんだ…
ウィリアムヒルは常設のプロモーションですが、その他の各社も期間限定でお得なプロモーションを提供することがあります。
ライブベットに適したブックメーカーの特長
ライブベットに適したブックメーカーは以下の条件を満たしていることです。
- ライブストリーミング映像がある
- キャッシュアウトの機能が充実している
- 多くの試合に賭けることができる
ライブベットにおすすめするブックメーカー
ライブベットに適したブックメーカーを選ぶポイントとしては、以下の2つを兼ね備えていることが挙げられます。
- キャッシュアウトしやすい
- 賭けられる試合・項目が多い
キャッシュアウトがしやすいブックメーカーであれば、キャッシュアウトを活用して利益を出しやすいです。
賭けられる試合・項目の多さも重要です。多い方がライブベットの選択肢が広がります。
ライブベットでおすすめする1番のブックメーカーはbet365です。
取り扱っている試合数も多く、キャッシュアウトの機能も充実していますし、なんといっても無料のライブストリーミング配信があるからです。
https://xn--lckh3dvdtc8ib.net/bet365-sports/
ライブストリーミングもできるもんね!
1xbetやスポーツベットアイオーもライブストリーミング配信をしていますので、チェックしてね!
ライブベットにおすすめしないブックメーカー
ライブベットでおすすめしないブックメーカーはライブベットの必要な機能がないブックメーカーです。
- キャッシュアウト機能がない
- ライブストリーミング配信がない
- 賭けの種類がすくない
ピナクルスポーツは上記の条件に当てはまるブックメーカーですが、やはり業界ナンバーワンのオッズを提供しているピナクルを無視することはできません。
そのための効果的な方法は、ライブでのオッズを比較するということです。
- bet365のオッズ
- ピナクルのオッズ


ライブベットで勝つための攻略法
スポーツベッティングでは「フルタイム」以外にも「ハーフタイム」や「1セット」「1クオーター」単位で賭けることも可能!と言いましたが、実はもっと短時間に利益を得ることも可能です。
短時間で結果がでる項目にかける
いちばんノーマルの方法として、結果の早くでる項目に賭ける。というものがありあます。サッカーで「次にゴールを決めるのはどちらのチームか?」という項目であれば、次のゴールが決まった時点で賭けは終了しますし、テニスでも「次のポイントはどちらがとるか?」という項目があれば、数十秒~数十分で結果がわかります。
試合中に何度も賭けることができますので、1試合でたくさんの賭けを楽しむことが可能!そのぶん儲かる可能性も広がります。
固い試合の終了間際に賭ける
試合終了間際、本当に1分前まで賭けることができますので、オッズはかなり低くなりますが、3-1で試合が終わりそうな場合、「あと1分では逆転できない」というのが普通ですよね?その場合3点入れているチームに掛ければ、1分後に利益が確定します。
これは賭けの醍醐味を忘れている気はしますが、ローリスクでベットすることができます。
賭けを途中でやめる「キャッシュアウト」を使う
キャッシュアウトとは、試合途中に賭けを確定してしまう機能のことです。賭けを途中でやめたくなった場合に使います。
- 負けそうなので損切をしたい。
- 勝っているので、早めに利益を確定させたい。
単純にやめたいだけでなく、損失を抑えたり利益を早期に確定していまう便利な機能です。

ベットが有利に進んでいれば、その時点でキャッシュアウトをして利益を確定させます。

キャッシュアウトは実行中のベットを途中で自体できる機能のことです。
本来の確定オッズよりも払戻額は少ないですが、コツコツと利益を増やしていくことが可能です。
例えばこんな試合に賭けてみます。

サッカーの試合で、今ホームチームは1点入れている状態。経過時間が61分経過しています。あと30分で終わる試合です。
優勢なホームチームに$10賭けました。
試合終了の時点でホームチームが勝てば、12.20$の払い戻しになります。

賭けたすぐ後に、ベット履歴を見ると、キャッシュアウト8.62$の表示があります(赤枠の部分)
これは今キャッシュアウトすると8.62$の払い戻しがあるということ。
今の状態では掛け金より少ない払い戻しになりますが、約2分後にもう一度見てみると、

8.90$に上昇

試合終了14分前には9.27$まで上昇しています。
終了までにキャッシュアウトが掛け金の10ドルを超えたら、そこでキャッシュアウトすれば利益が確定します。
この機能は損切にも使えますので、知っておくと便利です。
試合の統計データから推測する
統計は、ベットで勝つために習得するべきツールの1つです。インターネットからダウンロードできる統計情報は沢山あり、情報を便利に利用できます。
さまざまなスポーツやチームの統計を利用することで、勝つための攻略でもあります。ブックメーカーは、オッズを定めるのに常に利用可能な全統計情報を使用し、大量の統計を含む独自のデータベースを備えています。

プレミアリーグ(2011年-2012年)の12月のシーズンでは最終15分間におけるゴールの可能性は、最初の15分間のゴールのほぼ2倍に相当するといったデータ結果になりました。
このデータはプレミアリーグの全体像ですが、個々のチームや構成単位(プレイヤーや監督など)の特異性やさまざまなアプローチを調査することで、さらに詳細が見えてきます。

上図はラージャスターン・ロイヤルズの同じデータ(2013年2月13日時点)のゴールでたになります。
ロイヤルズが関与している試合の最終15分間では、最初の15分間よりも3倍多くゴールが発生しています。さらに46~60分間の期間よりも4倍以上ゴールが発生しています。
このデータが示していることはラージャスターン・ロイヤルズの試合終了15分は「通常とは異なる展開になる可能性が高い」と予想できるということです。
事前情報を知っているだけでラスト15分の展開の予想の精度をあげることができるのです。
ライブベットで利益を得るための投資法

ブックメーカーにはライブベットを利用した様々な投資法が存在します。株式投資やFX投資のように、たくさんのマルチモニターを用意してデータや戦略を駆使してベットするのです。
ブックメーカー投資法の一部を紹介します。
オーバーアンダー投資法
オーバーアンダー(Over/Under)とは、試合における点数が、ある点数以上になるか、ある点数以下になるかということを予想する賭け方です。
例えばサッカーの試合で、「オーバー2.5」という賭け方があったとします。これは、両チームの合計得点が2.5点以上、つまり3点以上になった場合に的中となり、オッズに応じた払い戻しを受けることができます。
逆に試合結果が「1-1」「2-0」「0-0」など、合計で2点以下だった場合には、ハズレとなり、賭けた金額は没収されてしまいます。
オーバーアンダーは、大きく試合が動かないサッカーなどに適した当てやすい予想のひとつです。
例えば、サッカーの試合で残り15分、スコアは2-0という状況だったとしましょう。この状況で、残り10分間で2ゴール以上決まるというのはなかなか現実味のない話です。
そこで、このタイミングで「4点以上は無い」と予想し「アンダー3.5」に賭けるのです。このアンダーベットは100%とはいかないまでも、高確率で賭けを的中させることができます。
つまりオーバーアンダー投資法とは、
- どのような試合が的中しやすいか?
- どのタイミングでベットすればよいか?
を知るための手法なのです。


アービトラージを利用したライブベット
アービトラージとは、日本語に訳すと「裁定取引」という意味で、どちらに賭けても100%利益が出るという手法です。ブックメーカーごとのオッズの差を利用して、どちらのチームや選手が勝っても、まけることがない
事前ベットでのアービトラージは禁止されていますが、ライブベットでアービトラージを作ることは問題ありません。
具体的にはオッズの開きが小さい試合や波乱が起きそうな試合などをピックアップし、2倍以上のオッズが出たタイミングでベットをします。
狙いやすい賭け方としては、バスケやテニスなどのオッズが変動しやすいスポーツの勝敗予想ですね。具体的な手法は別ページで詳しく紹介しています。

ライブベットの注意点
ライブベットを行う際の注意点として、以下の2つを紹介します。
- ライブストリーミングは入金が必要
- ライブベット未対応のスポーツもある
ライブストリーミングは入金が必要
ライブベットというよりもストリーミングする際の注意点ですが、入金していないとストリーミング視聴はできません。

原則として、アカウントに残高があることがストリーミングの条件です。残高なしでストリーミングできる場合でも、一度は入金が必要です。
とはいえ、ブックメーカーに登録したらベットするために入金するのは当然でしょう。入金が必要なこと自体はそこまでデメリットにはなりません。
ライブベット未対応のスポーツもある
サッカー・バスケ・テニスなどのいわゆるメジャーなスポーツなら、よほど小さな大会でない限りは対応していますが、全てのスポーツでライブベットに対応しているわけではありません。
以下のスポーツは、ライブベット未対応となっているケースがほとんどです。
- 競馬・ドッグレース
- 格闘技(MMA・ボクシング・相撲)
- 競泳・陸上競技
競馬やドッグレース、陸上競技の短距離などはライブベットできるほどの時間的余裕がないため、対応していないのは当然とも言えます。
ブックメーカーのライブベットのまとめ
今回は、ブックメーカーのライブベットについて解説しました。
改めて以下にまとめています。
- ライブベットとは、試合中にベットを行うこと
- オッズが変動するため、事前オッズより高いオッズでベットできる可能性がある
- ライブ映像・スタッツを確認しながら賭けられる
- ライブベット限定のベット項目やプロモーションがある
- ライブベットの投資法としては「キャッシュアウト利確」「時間差アービトラージ」がある
スポーツ観戦が好きな人は、試合を見ながら「前半にもう1点くらいは入るだろう」「この辺で選手交代があるだろう」「最終的には何点差だな」など流れを予想しながら観戦しますよね?それをそのまま賭けにできるので、楽しみが何倍にも広がります。
ライブストリーミングでは日本では中継のない試合もどんどん視聴が可能なので賭けなくても楽しめます。
また、短時間で結果が出るのもいいところ!細分化されたベット項目に小さく、多く賭けて、確実に賞金を手にしていくのもいい方法です。
ストリーミング機能があって、賭けられる試合数・項目が多いのも特徴です。
ぜひ、この機会に登録しましょう!