ブリーダーズカップクラシックは、アメリカ合衆国のキーンランド競馬場で開催される競馬の重賞(G1)競走です。今年のブリーダーズカップクラシックは11月5日(土)の17時40分にキーンランド競馬場のダートコース2000mで開催。アメリカ競馬のダート中距離路線の1年を締め括る最高峰の競走であり、その年のアメリカのダート最強馬決定戦に位置付けられています。
ブックメーカーではブリーダーズカップクラシックのような海外重賞レースに賭けることができます。おすすめのブックメーカー競馬サイトを別記事で紹介しています。
ブリーダーズカップクラシック2022概要
タイトル | ブリーダーズカップクラシック |
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格付 | G1 |
開催国(競馬場) | アメリカ合衆国(キーンランド競馬場) |
日付 | 11月5日 |
予定発走時刻 | 日本時間11月6日9時40分 |
性齢 | 三歳上 |
コース | ダート2000M |
賞金 | 1着賞金:約4億4000万円 |
ブリーダーズカップクラシック2022のブックメーカー最新オッズ
イギリスのブックメーカー『bet365』が発表しているブリーダーズカップクラシック2022の最新の単勝オッズは以下の通りです。
1位 フライトライン 1.50倍
2位 ライフイズグッド 6.00倍
3位 エピセンター 7.00倍
4位 テイバ 13.00倍
5位 オリンピアド 17.00倍
6位 ホットロッドチャーリー 34.00倍
6位 リッチストライク 34.00倍
8位 ハッピーセイヴァー 67.00倍
※ブックメーカーの競馬に関する記事はこちらをご覧ください。
ブリーダーズカップクラシック2022のブックメーカー3社のオッズを比較
イギリスのブックメーカー『bet365』や『ウィリアムヒル』では2022年ブリーダーズカップクラシックの有力馬のオッズを公開しています。
※オッズは2022年11月1日現在のものです。
ブリーダーズカップクラシック2022の有力馬のオッズ
無敗の注目馬フライトラインが圧倒的人気を形成しておりますが、相手となるのはどの馬かも気になりますよね?それではブックメーカーで発表されているbet365のオッズとともに注目度の高い出走馬を詳しく見ていきましょう。
フライトライン
馬名 | フライトライン |
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性齢 | 牡4歳 |
オッズ(bet365) | 1.50 |
僅か5戦のキャリアながら、比較対象となる馬は過去の名馬ばかりのフライトライン。その才能は早くから突出したものがありましたが、前走後に記録したレーティング139はダートでは史上最高のものとなりました。何しろ今年のドバイワールドカップを制したカントリーグラマーに対して約19馬身差の圧勝。そのカントリーグラマーも3着馬に対して7馬身差をつけている訳で、競走馬としての性能が桁違いな唯一無二の存在と言えるでしょう。
ライフイズグッド
馬名 | ライフイズグッド |
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性齢 | 牡4歳 |
オッズ(bet365) | 6.00 |
類まれなるスピードを持つライフイズグッドは生まれた年が悪かったと言えるかもしれません。前年はブリーダーズカップダートマイルで圧勝、これまで連を外した一戦はドバイワールドカップのみ、帰国後はいずれも楽勝と本来であれば大本命の存在でしょう。今回はドバイワールドカップ以来の2000Mと相手がフライトラインであることがこの馬にとって不運と言えます。
エピセンター
馬名 | エピセンター |
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性齢 | 牡3歳 |
オッズ(bet365) | 7.00 |
3歳世代の主力エピセンター。クラシック初戦・二戦目はいずれも足をすくわれる形で2着となりましたが、仕切り直し後の前走トラヴァーズステークスでは二冠で敗れた馬たちに力の違いを見せつける圧勝で3歳の頂点を高らかに宣言しました。例年になく強力な古馬を相手にどこまでやれるかが焦点となりそうですが、ここを好走するようであれば年明けのドバイミーティングや来年の主役となるでしょう。
ブリーダーズカップクラシック2022ブックメーカーの馬券の買い方
ここからは実際にブックメーカーで競馬に賭けるための買い方の手順を解説します。今回はbet365での買い方手順を見ていきましょう。
先に手順を説明すると以下の通りです。
- サイトから「競馬」を選択
- ブリーダーズカップクラシックを選択
- 賭け方と馬を選択
- 賭ける金額を入力して投票
では、具体的に画像付きで解説します。基本的な賭けの流れは全サイト共通です。どのブックメーカーを利用するにしても、下記のステップで馬券を買います。
競馬のページに移動する
bet365にログイン後に、bet365トップページのメニューの「A-Z」をタップします。賭けられるスポーツ一覧が出てくるので「競馬」を選択します。
ブリーダーズカップクラシックを選択する
競馬のページに移動し、アンティポストからBreeders’ Cupにあるブリーダーズカップクラシックを選びます。
賭けたい競走馬を選択する
出走予定の馬のオッズ一覧が表示されますので、賭けたい馬を選択します。すると、最初に単勝と複勝のオッズを確認できます。その他の賭け方も選択可能です。
賭け金を入力して投票する
馬を選択すると、画像のように金額入力画面が出てきますので、賭け金を入力します。
複勝にも賭けたいときは「イーチウェイ」にもチェックをいれます。「イーチウェイ 1/5 3着」とは、賭けた馬が3着以内に入ると、単勝オッズの5分の1が払い戻されるという意味です。
「ベットする」をタップすると投票完了です。
ブリーダーズカップクラシックの歴史
そもそも、アメリカ競馬には「最強馬決定戦」という概念が希薄で、「その都度、勝った馬が強い」という風潮がありました。そのため、日本よりもはるかに歴史を持つ国だったにもかかわらず、「現役最強馬決定戦」がない状態が1970年代まで続いたアメリカ競馬の人気は徐々に下降線をたどるようになりました。
そうした流れを食い止めるべく立ち上がったのが、ケンタッキー州でゲインズウェイファームを営んでいたジョン・ゲインズ。「アメリカ競馬の祭典を作ろう」という動きで他の国でも類を見ない1日にG1レースをいくつも行うという意欲的な試みを84年に始めました。
そのためには賞金が必要となりますが、当然ながらスポンサーは付きません。そこでゲインズは生産者の資本をより合わせて、勝った馬が総取りというシステムを築きました。これが由来となり、レース名も「ブリーダーズカップ」となりました。そしてカテゴリーごとに分けたレースは2021年現在、以下のようになっています。
・ブリーダーズカップジュベナイルターフスプリント
・ブリーダーズカップジュベナイルターフ
・ブリーダーズカップダートマイル
・ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフ
・ブリーダーズカップディスタフ
・ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズ
・ブリーダーズカップフィリー&メアターフ
・ブリーダーズカップフィリー&メアスプリント
・ブリーダーズカップターフスプリント
・ブリーダーズカップジュベナイル
・ブリーダーズカップターフ
・ブリーダーズカップスプリント
・ブリーダーズカップマイル
・ブリーダーズカップクラシック
2日間に賭けて合計14レースも行われるという豪華さ。その中でも最後方となっているのがメインのブリーダーズカップクラシック。古馬と3歳馬がぶつかり合い、まさにアメリカの最強馬が決まる一戦。それだけに盛り上がりも尋常ではありません。
また、ブリーダーズカップの面白いところに開催地の持ち回り制が挙げられます。昨年は西海岸での開催であったこともあり7頭もの日本馬が参戦。ラヴズオンリーユーとマルシェロレーヌの優勝は記憶に新しいことでしょう。