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ブックメーカー【東京盃2021】気になる出走馬の詳細は?各社最新オッズを徹底比較!!

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 ダート短距離王者を目指す猛者達が集う、ハイレベルなJpnⅡの東京盃が2021106()に東京の大井競馬場にて開催されます。

目次

東京盃2021の概要

タイトル 東京盃2021の見どころ
格付 JpnⅡ
開催国(競馬場) 大井競馬場
性齢 3歳以上
コース 1,200m(ダ)
賞金 1着本賞金:3,500万円

 東京盃はRoad to JBCの位置付けのレースであり、JBC競走のトライアルレースとなっています。1着馬にはJBCスプリントへの優先出走権が与えられます。

 現在は出走枠が地区ごとに定められており、南関東所属が8頭、南関東以外の地方馬が3頭、JRA所属馬が5頭となっています。

 大井競馬場の1,200mダートコースは、スタートしてから最初のコーナーまでが約500mあり、34コーナーを曲がる外回りコースを通り、最後の直線は約400mあります。基本的には内枠の先行馬が有利な形状と言えます。最初の直線が長いものの、Jpn競走のように頭数が多くなる場合は、外枠の場合には逃げ馬が先手を取るためには好スタートを決める必要があります。逆に内枠の馬は外枠の先行馬にスタートを決めて蓋をされると、位置取りが悪くなり、距離が短いこともあり、そのまま力を出せずに終わることもあります。最後の直線も地方競馬場にしては長く、ゴール前100m地点での形勢逆転も良く目にします。 

東京盃の歴史

 東京盃は1967年に第一回競走が行われました。地方競馬における最初の短距離重賞競走で、当初から条件の変化はあまりないです。ただし、当初はアラブ系の馬の出走も認められていたことが現在と異なります。

 1995年に指定交流競走となり、JRA所属馬の出走や南関東以外の地区の所属馬の出走も可能となりました。一方で、1996年からはアラブ系の馬の出走資格がなくなりました。また、1997年からはGⅡに格上げされました。その後、2001年より”Road to JBC”競走に指定され、上位馬にはJBCスプリントへの優先出走権が与えられることになりました。また、2007年からはJpnⅡに格付けが変更されました。

 交流重賞競走に指定されてから、地方馬の勝利は11回と、地方馬もかなり善戦しています。また、近年では2012年に笠松所属のラブミーチャンが勝利するなど、南関東以外の地区の所属馬の活躍も印象に残ります。しかしここ10年はJRA所属馬が7勝を挙げるなど、ややJRA勢に分がある結果となっています。

 2019年には、コパノキッキングとのコンビでJRA所属の藤田菜七子騎手が重賞制覇をしたシーンが記憶に新しいです。同馬は今年も出走を予定しています。

東京盃2021の最新ブックメーカーオッズ

 東京盃2021のオッズが発表されている、ブックメーカーの一覧になります。

ウィリアムヒル

参考:netkeibaオッズ

10/4(月) 14:30現在のオッズです。

ブックメーカーのオッズがSPのため、参考までにnetkeibaのオッズを載せます。ブックメーカーでも購入は可能なので、これを参考にブックメーカーで購入されることをお勧めします。

東京盃2021の見どころ

 ブックメーカーの予想オッズで上位人気が予想されるのは、JRA所属のレッドルゼルです。この馬はデビュー戦こそ芝のレースでしたが、2戦目からはダートに戦いの舞台を移しました。ダートの短距離で安定して上位に入賞する活躍を見せるものの、3歳時は重賞には惜しくも手が届きませんでした。2021年、4歳になってからは初戦の根岸S(G3)で重賞初勝利を飾りました。勢いを持って臨んだフェブラリーステークスでは、3番人気に推されるも、惜しくも4着入線となりました。その後は世界最高峰の短距離ダートレースである、ドバイゴールデンシャヒーン(G1)に果敢に挑戦し、2着と大健闘しました。この馬の持ち味は残り3ハロンの末脚です。大井競馬場の2000mコースは最後の直線も長いため、同馬にピッタリなコースと言えます。今回は半年ぶりの休み明けの一戦とはなりますが、実績は随一なだけに、もろともせずに圧倒する可能性も十分にございます。

 同じく上位人気が予想されるのは、こちらもJRA所属のリュウノユキナです。この馬は元々地方所属馬でしたが、芝レースでも好走したため、JRAに移籍することになりました。3歳時は芝重賞にもチャレンジするなど、芝レースへ出走し続けましたが、目立った成績を残すことはできませんでした。4歳時からダートを主戦場と変更してからも、好走はするものの2年ほどはオープン競走で勝利するような活躍はできませんでした。しかし一般的には衰えが見え始める6歳を迎えた2021年からは、年明けから大活躍します。オープン競走を連勝すると、その勢いのまま4月に大井競馬場で行われた東京スプリント競走(G3)を制しました。その後、北海道スプリントカップ(G3)では惜しくも2着に敗れるものの、前走のクラスターカップ(G3)では見事に優勝しました。この馬はスタートが比較的良く、先行集団に取り付ける点が強みです。内枠が当たったため、有利に運んでいくのではないかと考えられます。今年になってからの充実度合いはメンバー中トップレベルであり、本レースでの好走の可能性も十分にございます。

 もう一頭、JRA勢で人気が予想されるのはコパノキッキングです。この馬は、一昨年のこのレースも覇者で、昨年も3着と好走しております。この馬は以前は追い込み型でしたが、最近は逃げ・先行することもあったり、中段からもレースを進められており、スタートの出次第やペース、周りの馬の状況次第で自在に位置どりを変えられるという強みもございます。短距離ダートレースでは、国内外の主要なレースも含めて、ほぼ掲示板内を外さない安定感を見せており、今回は鞍上にC.ルメール騎手を確保し、万全の体制で臨む一戦となります。

 地方勢で上位人気が予想されるのは大井所属のサブノジュニアです。この馬は昨年のJBCスプリント競走の覇者であり、地方馬におけるダートの短距離ではNo.1の実力の持ち主と言っても過言ではないです。ダート1200mの競走では、中央でのレースや交流戦も含め、毎回安定した走りを見せており、昨年のJBCスプリント競走のような走りができれば、強力なJRA勢を一蹴する可能性も秘めています。

 その他にも、JRA勢では地方交流重賞で毎回堅実に上位争いを繰り広げるサクセスエナジーや、ほぼダート1200mのみで戦い、JRAでもオープン入りしているサイクロトロンも出走を予定しており、JBCスプリント競走の前哨戦に相応しい戦いとなることが期待されます。

 東京盃は2021106()20:10に発走予定です。短距離ダート界の一流どころが集って参戦しているだけに、是非馬券を買ってみたいですね。

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