安田記念は、東京競馬場で開催される競馬の重賞(G1)競走です。今年の安田記念は6月4日(日)の15時40分に東京競馬場の芝コース1600mで開催。春の古馬マイルNo.1を決めるレースとなります。
ブックメーカーでは安田記念のような国内重賞レースに賭けることができます。おすすめのブックメーカー競馬サイトを別記事で紹介しています。
安田記念2023概要
タイトル | 安田記念 |
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格付 | G1 |
開催国(競馬場) | 日本(東京競馬場) |
日付 | 6月4日 |
予定発走時刻 | 日本時間3時40分 |
性齢 | 3歳上 |
コース | 芝1600M |
賞金 | 1着賞金:1.8億円 |
安田記念2023のブックメーカー最新オッズ
イギリスのブックメーカー『bet365』が発表している安田記念2023の最新の単勝オッズは以下の通りです。
1位 ソダシ 4.00倍
2位 ジャックドール 5.00倍
3位 シュネルマイスター 6.00倍
4位 セリフォス 7.50倍
5位 ソングライン 7.50倍
6位 ソウルラッシュ 13.00倍
7位 ガイアフォース 17.00倍
7位 シャンパンカラー 17.00倍
9位 メイケイエール 21.00倍
9位 レッドモンレーヴ 21.00倍
※ブックメーカーの競馬に関する記事はこちらをご覧ください。
安田記念2023のブックメーカー3社のオッズを比較
イギリスのブックメーカー『bet365』や『ウィリアムヒル』では2023年安田記念の有力馬のオッズを公開しています。
※オッズは2023年5月31日現在のものです。
安田記念2023の有力馬のオッズ
春の古馬マイルNo.1を決める一戦だけにどんな馬が集まるか気になりますよね?それではブックメーカーで発表されているbet365のオッズとともに注目度の高い出走馬を詳しく見ていきましょう。
ソダシ
馬名 | ソダシ |
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性齢 | 牝5歳 |
オッズ(bet365) | 4.00 |
前走ヴィクトリアマイルでは僅差の2着に敗れたソダシ。負けて強しの内容と言えましたが、今回は中二週での臨戦過程にどこまで対応できるかが課題となりそうです。芝マイルでは圧倒的な安定感を誇りますが、ローテーションと牡馬混合戦においては人気ほど抜けた存在ではないことは明白で、持続力の問われるレースとなることが勝利への近道と言えるでしょう。
ジャックドール
馬名 | ジャックドール |
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性齢 | 牡5歳 |
オッズ(bet365) | 5.00 |
前走大阪杯で初GⅠ勝利を飾ったジャックドール。一貫して2000Mに絞って使われてきたこと、この馬にとって最高のペース配分で逃げられたことが勝利に繋がりました。今回は初のマイル戦への参戦となり、中距離以上が向くと思われていたスターズオンアースがマイルで完敗だったことからもスペシャリストとの対戦となる今回はマイルへのペースへの対応が求められます。
シュネルマイスター
馬名 | シュネルマイスター |
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性齢 | 牡5歳 |
オッズ(bet365) | 6.00 |
NHKマイルカップの覇者シュネルマイスター。古馬となった昨年はこの路線を引っ張っていくと思われましたが足踏みが続きました。チグハグなレースや適距離外へのレース選択もありましたが、以前ほどの存在感はなく今回はチャレンジャー的な立ち位置となります。前走で復調気配が感じられただけに、ペースが流れた時に突き抜けるほどの末脚の持ち主なのは言うまでもありません。
安田記念2023ブックメーカーの馬券の買い方
ここからは実際にブックメーカーで競馬に賭けるための買い方の手順を解説します。今回はbet365での買い方手順を見ていきましょう。
先に手順を説明すると以下の通りです。
- サイトから「競馬」を選択
- 安田記念を選択
- 賭け方と馬を選択
- 賭ける金額を入力して投票
では、具体的に画像付きで解説します。基本的な賭けの流れは全サイト共通です。どのブックメーカーを利用するにしても、下記のステップで馬券を買います。
競馬のページに移動する
bet365にログイン後に、bet365トップページのメニューの「A-Z」をタップします。賭けられるスポーツ一覧が出てくるので「競馬」を選択します。
安田記念を選択する
競馬のページに移動し、アンティポストから国際にある安田記念を選びます。
賭けたい競走馬を選択する
出走予定の馬のオッズ一覧が表示されますので、賭けたい馬を選択します。すると、最初に単勝と複勝のオッズを確認できます。その他の賭け方も選択可能です。
賭け金を入力して投票する
馬を選択すると、画像のように金額入力画面が出てきますので、賭け金を入力します。
複勝にも賭けたいときは「イーチウェイ」にもチェックをいれます。「イーチウェイ 1/5 3着」とは、賭けた馬が3着以内に入ると、単勝オッズの5分の1が払い戻されるという意味です。
「ベットする」をタップすると投票完了です。
安田記念の歴史
東京競馬場5週連続GⅠのフィナーレを飾る安田記念。そのレース名の由来は日本競馬の礎を築いたJRA初代理事長である安田伊左衛門に由来しています。元々は安田賞という名称で創設されましたが、1958年に安田伊左衛門が死去したことにより同年から安田記念に改称されました。元々はハンデ戦での施行でしたが、1984年のグレード制導入によりGⅠに格付けされ、1996年から日本ダービーの翌週に移設され現在に至ります。
広々としたコース、同競馬場2000Mで施行される天皇賞・秋とは異なり枠順の有利・不利が少ないとされる1600Mの安田記念は区分的には短距離に属しますが、中距離もこなせるスタミナを要するとされてきました。その結果スプリンターと中距離馬の対決が見られることも安田記念の特徴であり、過去にも幾つもの名勝負が繰り広げられてきました。
グレード制導入後の1985年は当時の最強短距離王ニホンピロウイナーが勝利。この勝利により前年のマイルチャンピオンシップと合わせて秋春マイル王となったニホンピロウイナーは同年もマイルチャンピオンシップを連覇し、競馬史に輝く短距離王となります。
そして1990年はアイドルホース・オグリキャップが勝利。前年秋に6走した反動で有馬記念以来のレースとなったオグリキャップは休み明けの影響もなく圧勝。これまで最速で1分34秒台での決着タイムでしたが、最後は追うことなく1分32秒4のスーパーレコード。このタイムは2003年のアグネスデジタルに破られるまでの安田記念レコードでした。
80年代~90年代は時代を代表するマイラーによる勝利が続きます。ダイイチルビーやノースフライトなど、今では珍しくない牡馬に対抗する牝馬の台頭があったり、短距離王ニホンピロウイナーの仔ヤマニンゼファーの連覇、そしてゴドルフィンの刺客ハートレイクやマル外タイキブリザード、短距離で年度代表馬に輝いたタイキシャトルなど、次第に「世界」に通ずるレースに移行していくことになります。
00年代は国際交流が盛んになったことや、2005年にアジアマイルチャレンジの対象レースとなったこともあり、外国馬の参戦や勝利、海外経験のある馬の勝利と国際色が強くなっていきました。
10年代はロードカナロアやジャスタウェイ、モーリスなど日本競馬史上トップクラスの馬による勝利もある一方、人気馬が敗戦しグランプリボスやロゴタイプなど一発タイプの馬の激走で大波乱が起こるレースとしても記憶に新しいでしょう。
そして20年代は近年の最強マイラーグランアレグリアによる勝利で幕を開けましたが、同馬は昨年を持って引退。時代の変わり目となりそうなマイル界ですが、新たなマイル王の誕生か波乱のレースとなるか今年も楽しみなメンバーが揃いました。