2019-20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグは新型コロナウイルスの影響による中断があったものの、いよいよ再開します。決勝トーナメント1回戦の第2戦の残り4試合が2020年8月7日から再開され、決勝は2020年8月23日に開催されます。
今季のUEFAチャンピオンズリーグは大きなサプライズも無く、予選グループからは強豪チームが順当に勝ち進んでいます。その中でもアタランタ(イタリア)は初の決勝トーナメント進出となり、決勝トーナメント1回戦ではヴァレンシア(スペイン)を2試合合計8-4で下し、圧倒的な攻撃力を武器に準々決勝進出を決めています。
日本人選手では日本代表FW安部裕葵の所属するバルセロナ(スペイン)が決勝トーナメント1回戦第2戦を迎えます。ただ本人はケガの影響もあり、チャンピオンズリーグ出場登録選手からは外れています。
その他では日本代表FW南野拓実(リヴァプール/イングランド)が出場していますが、決勝トーナメント1回戦で敗退しています。また日本代表FW伊東純也(ゲンク/ベルギー)が出場していますが、予選グループで敗退している為、準々決勝進出チームには、残念ながら日本人選手は所属しておりません。
UEFAチャンピオンズリーグ2019-20優勝予想オッズ
さて、ここからは現段階での各ブックメーカーが出している優勝予想オッズについて解説していきます。
bet365では、マンチェスター・シティ(イングランド)とバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)がトップとなっており、パリ・サンジェルマン(フランス)が続いています。バルセロナやアトレチコ・マドリード(スペイン)はその次となっています。注目すべきはアタランタのオッズの高さでしょう。
ウィリアムヒルもマンチェスター・シティとバイエルン・ミュンヘンがトップとなっており、パリ・サンジェルマンが追いかける形となっています。唯一の「デシマ」を達成しているレアル・マドリード(スペイン)の評価が低い点にも注目です。
10betJAPAもやはりバイエルン・ミュンヘンがトップとなっており、マンチェスター・シティ、バルセロナ、パリ・サンジェルマンが追う形となっています。RBライプツィヒ(ドイツ)とユヴェントス(イタリア)が同オッズとなっているところも注目です。
UEFAチャンピオンズリーグスケジュール
2019-20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグは決勝トーナメント1回戦の第2戦の一部までが消化されており、第2戦の残り4試合が2020年8月7日から再開予定です。
今季は変則的な開催となり、準々決勝以降はホームアンドアウェイではなく一発勝負となり、決勝は2020年8月23日に開催されます。準々決勝以降は中立地開催となり、ポルトガル・リスボンにあるエスタディオ・ダ・ルスにて開催されます。
【決勝トーナメント1回戦第2戦】2020年8月7/8日
【準々決勝】2020年8月12日~15日
【準決勝】2020年8月18/19日
【決勝】2020年8月23日
準々決勝【最新】対戦予想オッズ
それでは、準々決勝での各ブックメーカーが出しているオッズについて解説していきます。
準々決勝は現地時間2020年8月12日から15日にかけて開催されます。新型コロナウイルスによる中断の影響もあり、準々決勝以降は一発勝負で開催されます。超攻撃的な布陣で勝ち進んできた注目のアタランタはパリ・サンジェルマンと対戦しますが、bet365では地力に勝るパリ・サンジェルマンが優位とみています。注目のバルセロナvsバイエルン・ミュンヘンの一戦は、バイエルン・ミュンヘンが優位とみていますが、FWリオネル・メッシが調子を取り戻しているバルセロナにもチャンスはあると見るべきでしょう。
ウィリアムヒルでは、同様にパリ・サンジェルマンが優位とみており、ライプツィヒvsアトレチコ・マドリードの一戦においても、地力に勝るアトレチコ・マドリードが優位とみています。バルセロナvsバイエルン・ミュンヘンの一戦については、90分で決着がつくと思われるオッズとなっています。ユヴェントスを下して勢いに乗るリヨンですが、さすがにマンチェスター・シティを相手に勝利する可能性は非常に低いとみられています。
10BETも同様で、パリ・サンジェルマンやアトレチコ・マドリードらチャンピオンズリーグ常連組が優位とみています。注目ライプツィヒvsアトレチコ・マドリードの一戦でドローのオッズが高くなっている点です。延長戦もしくはPK戦での決着にもつれ込むほど、実力が拮抗しているという事でしょう。残念ながら10BETでのリヨンのオッズは低く、準決勝進出には非常に高い壁が立ちはだかっています。
決勝【最新】対戦予想オッズ
いよいよチャンピオンズリーグも決勝を残すのみとなりました。バルセロナを圧倒して決勝に進出したバイエルン・ミュンヘンと、準々決勝でアタランタに苦戦しつつも順当に決勝に駒を進めたパリ・サンジェルマンとの間でヨーロッパ最強を決める戦いが繰り広げられます。
それでは、準々決勝での各ブックメーカーが出しているオッズについて解説していきます。
決勝は現地時間2020年8月23日に開催されます。bet365ではバルセロナを下して優勝候補筆頭と言われているバイエルン・ミュンヘンが優勢とみています。ただ戦力的な差に比べると、オッズ差はあまり付いていません。パリ・サンジェルマンには絶対的エースと言えるFWネイマールがおり、また負傷で一部試合を欠場していたFWキリアン・ムバッペが出場できそうな事もオッズの要因となっているでしょう。
ウィリアムヒルでもほぼ同様のオッズとなっていますが、オッズ差が若干開いています。逆に引き分け(延長戦以降)のオッズが高くなっており、ウィリアムヒルでは延長戦にもつれ込む可能性がやや高いという事でしょうか。
10BETでは、BET365とウィリアムヒルの間を取っている様なオッズとなっています。バイエルン・ミュンヘンの優位性は変わりないものの、パリ・サンジェルマンの勝利というよりかは延長戦での決着となる可能性がややあるという事でしょう。
約1年に渡る長丁場となった2019-20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグも、残すところ1試合。圧倒的な攻撃力を誇るバイエルン・ミュンヘンと、主役が揃い踏みできそうなパリ・サンジェルマンとの決勝戦は、日本時間2020年8月24日4:00にキックオフです。月曜の朝はちょっと早起きして、熱戦を観戦してみてはいかがでしょうか。