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ブックメーカー【レディスプレリュード2021】気になる出走馬の詳細は?各社最新オッズを徹底比較!!

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 牝馬のダートの頂点を目指す馬達による、JBCレディスクラシックの前哨戦であるレディスプレリュードが、2021107()に東京の大井競馬場にて開催されます。

目次

レディスプレリュード2021の概要

タイトル レディスプレリュード2021の見どころ
格付 JpnⅡ
開催国(競馬場) 大井競馬場
性齢 3歳以上 牝馬
コース 1800m(ダ)
賞金 1着本賞金:3,100万円

 レディスプレリュードは11月に行われる牝馬のダート競走の頂点であるJBCレディスクラシック(JpnⅠ)の前哨戦という位置付けで、牝馬のダート馬の強豪が集います。

 地区ごとに出走枠が定められており、JRA所属馬が5頭、南関東地区所属馬が7頭、南関東地区以外の地方所属馬が4頭となっています。

 レースの舞台の大井1,800mコースの特徴として、スタート後、激しい先行争いが繰り広げられ、ハイペースになりがちということが挙げられます。これは、スタートから最初のコーナーまでの距離が約300mほどあり、スタートを決められなかった逃げ・先行馬でも先頭集団に取り付くことが可能なためです。一方で、最後の直線も約400mほどあるため、差し・追い込みタイプの馬も最後の長い直線で差し切ることが可能です。また、バックストレッチも長いため、交流重賞のような多頭数のレースで外枠が当たっても最初は控えて、バックストレッチから少しずつペースを上げて、最後の直線で差し切るというような戦法も可能です。傾向を見てもどの脚質でも満遍なく来ている紛れの少ないコースといえるでしょう。

レディスプレリュードの歴史

 このレースは2003年に第1回競走が実施されました。当初は、「TCKディスタフ」というレース名で、南関東準重賞競走として施行されました。ちなみに、ディスタフというのは女性、や女性の仕事という意味です。翌年2004年には南関東重賞(G3)に格上げされました。

 2011年からは地方競馬レースにおける、牝馬のダートの頂点のレースとして「JBCレディスクラシック」が創設されたことで、当レースも「レディスプレリュード」と名称変更されました。Road to JBCにも指定され、レース名のプレリュードは前奏曲という意味合いで、本番前の前哨戦という思いが込められていいます。同じくこの年から、JRA、地方競馬の交流競走に指定されました。また、2013年からは、格付けがJpnⅡに格上げされました。

 交流競走となった2011年以降、勝ち馬は全てJRA所属馬です。尚、2着についても9頭、3着についても7頭がJRA所属馬と、JRA勢が圧倒的な成績を残しています。

 前哨戦のこのレースを勝利した後、本番のJBCクラシックでも勝利を収めたケースは3(そのうち2度はミラクルレジェンドの連覇)しかなく、意外と苦戦しており、2013年のメーデイア以来勝利は無いです。

レディスプレリュード2021の最新ブックメーカーオッズ

レディスプレリュード2021のオッズが発表されている、ブックメーカーの一覧になります。

bet365

 

ウィリアムヒル

1Xbet

 

参考:netkeibaオッズ

10/4(月) 16:00現在のオッズです。

ブックメーカーのオッズがSPのため、参考までにnetkeibaのオッズを載せます。ブックメーカーでも購入は可能なので、これを参考にブックメーカーで購入されることをお勧めします。

レディスプレリュード2021の見どころ

 ブックメーカーのオッズで上位人気が予想されるのはいずれもJRA所属の、テオレーマ、ウェルドーン、レーヌブランシュ、クリスティです。過去のデータ通り、今年もJRA勢から勝ち馬が出る可能性が高そうです。

 テオレーマについては、4歳の秋頃まではJRA2勝クラスで燻っていましたが、4歳冬ごろから急に力をつけはじめ、JRAでオープン入りした勢いそのまま今年のマリーンC(G3)を制しました。休み明けの前走スパーキングレディーカップ(G3)では大敗を喫しました。この原因としては、やや太め残りだったことや、重い馬場が合わなかったこと、父ハーツクライ系によくある好調後の凡走といわれています。父ハーツクライ系の場合、次走で何も無かったかのようにまた強い競馬を見せることもあり、実績や持っている能力が最上位のこの一戦では、実力通り勝ち切ることが期待されます。この馬は、先行も差しの競馬もできるタイプのため、展開に左右される心配が少ないのも強みとして挙げられます。

 ウェルドーンは、デビュー以来ダート中距離レースでは、抜群の安定感を見せる馬です。この春にJRA31勝クラスを卒業すると、その勢いのままリステッド競走も制し、交流G2の関東オークスにも優勝しました。残念ながら世代のダート頂点を決めるジャパンダートダービーでは3着に惜敗しましたが、同世代の牡馬も相手に大健闘したと言えると思います。ここ2戦手綱を取っていた武豊騎手が凱旋門賞への騎乗のため、乗り替わりとはなりますが、同馬で勝利実績のある藤岡佑騎手なので、問題ないと言えるでしょう。この馬の強みは、スタートが安定しており、先行できる点です。好調時は先行しながらも上がり3ハロンの末脚は最速クラスのものを繰り出し、他馬を圧倒します。まだ3歳ではありますが、豊富なレース経験もあり、このレースでの負担重量も54kgと最軽量のため、十分優勝の可能性のある一頭と言えるでしょう。

 続いて、レーヌブランシュについては、父クロフネということもあり、デビュー以来一貫してダート競走を使われています。3歳時(昨年)に交流重賞の関東オークス(G2)を制し、JBCレディスクラシックでも5着に入賞した実力の持ち主です。しかし、ここ2走は中央のダート競走でともに惨敗しており、前走のブリーダーズゴールドカップ(G3)も直前で除外になるなどスムーズではない点があります。一方で、昨年のレディスプレリュードでも4着に入り、今年の1月に同じく大井競馬場1800mで開催されたTCK女王杯競走(G3)でも2着に入るなど、この舞台は合っているといえます。地方交流レースでは毎回安定した成績を残していることもあり、この馬も侮れない1頭と言えるでしょう。

 最後に、クリスティについてです。この馬は上記の3頭とは異なり、デビュー以来ほぼ芝レースしか使われておりません。芝では中央のリステッド競走も制し、G1にも出走するほどの実力の持ち主です。一方で、昨年1度だけダート競走に出走した関東オークスでは、初めてのダート競走にも関わらず、3着と健闘しました。今回はそれ以来のダート競走への出走となりますが、芝競走での走りをみる限り持っている能力はこのメンバーでも劣ることはないですし、血統的にも母父クロフネと、ダートでも十分活躍する可能性を秘めています。

 地方馬の出走馬では、上位人気に推されそうな馬はおりませんが、交流重賞で馬券内の実績がある、サルサレイア(川崎所属)や、グランデストラーダ(大井所属)などに意地を見せてほしいですね。

 レディスプレリュードは、10/7()20:10に大井競馬場ダート1800mで開催されます。来月行われるJBCレディスクラシックに向けた重要な一戦となるため、是非馬券を買ってみたいですね!

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