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ブックメーカーのライセンスを徹底解説|主要ライセンス比較やブックメーカーの取得ライセンス一覧も

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ブックメーカーの信頼度を測る1つの基準がライセンスです。信頼度の高いライセンスを取得しているブックメーカーであれば、安心して利用できるでしょう。

このページでは、ブックメーカーのライセンスについて解説していきます。

目次

ブックメーカーのライセンスは証明書のこと

ブックメーカーにおけるライセンスとは、スポーツベッティングを運営することを許された証明書のようなものです。ライセンスがあることにより、合法的にブックメーカーを運営できることとなります。

逆に言うと、ライセンスなしのブックメーカーは違法性が高くリスキーと言うことです。

ブックメーカーのライセンスは1つではなく、合法とされている国ごとで発行。ライセンス発行国の政府により、厳密に管理されています。そのため、各ブックメーカーではライセンスを取得している国に事業所を設けています。

合法と認められる国で発行したライセンスを基に運営しているから、違法になりません。

ライセンス取得には厳しい条件がある

ライセンスの取得はとっても難しいんです。そしてライセンスには高額な維持費必要で、生半可な企業では経営できないことになっています。

ライセンスの取得には下記のような条件、対策が必要になります。

  • ブックメーカーの企業力として、賞金の支払いを滞らせないために10億円以上の預金があること
  • 毎月一回賞金の払出し率(ペイアウト率)を専門機関に調査依頼し、それを公表すること
  • 会計監査を毎月受けること
  • 退会を希望するプレイヤー(顧客)を引き留めてはいけない
  • 18歳以下は登録させてはならない (=本人確認をしっかり行う)
  • ギャンブル依存症と診断されたプレイヤーには賭け行為をさせてはいけない

このような条件を常に維持し、審査に合格していかなければ、ブックメーカーとして経営はしていけない!ということです。

このことからも、ライセンスをもったブックメーカーを選ぶ理由がわかりますよね?

ライセンスにはランクがある

ライセンスがあれば基本的には安心ですが、ライセンスにも格があります。

本当に取得が難しいライセンスから、簡単に取得できるランセンスまであり、やはりより安全で、何かあった時のサポートや保証を期待するなら、ライセンスの格が高いサイトに登録した方が安心です。

信頼性が高いライセンス

  • イギリス(UK)ライセンス
  • ジブラルタルライセンス
  • マン島ライセンス
  • マルタ共和国ライセンス

逆に以下のライセンスの格はあまり高くありません。つまり比較的容易にライセンスを取得できるのです。

信頼性が低いライセンス

  • キュラソーライセンス
  • カナダ(カナワケ)ライセンス

優良ブックメーカーもこちらのライセンスを保持していたと思います。

正規ライセンスの確認方法

ライセンスは通常、サイトの最下部やにライセンスマークや、ライセンスについての説明が書かれています。

各ブックメーカーの公式サイトをちゃんと見ると、取得ライセンスの情報や事業者の住所を確認できます。

サイトの一番下にライセンス情報が掲載されていることが多いです。

(ライセンスについての説明文)

(ライセンスマーク)

他にも、取得ライセンスによってマークは違いますが、必ずサイトに記載があるはずです。

名前のよく知らいないブックメーカーでプレイするときは、よくライセンス情報を確認してからプレイしてください。

賞金の未払いや、急にサイトが削除されている。などのトラブルが発生しますよ。

日本ではスポーツベッティングやオンラインカジノは違法となっているため、日本がブックメーカーのライセンスを発行することはありません。

ブックメーカーのライセンスが重要な理由

利用者がブックメーカーを選ぶ際は、ライセンスを取得しているブックメーカーであることが大前提です。ライセンスが重要な理由としては、以下の2点が挙げられます。

  • 国が認めているため信頼性が高い
  • 第三者機関による監査がある

国が認めているため信頼性が高い

ブックメーカーのライセンスは国により発行されていますが、どの企業にも発行しているわけではありません。

ライセンス発行にあたっては、あらゆる審査項目を細かくチェックしていると言われています。

チェック項目の一例

  • 企業の資金力
  • サイトのセキュリティの高さ
  • ペイアウト率の公表


細かい審査基準を全てクリアして問題ないと判断されたら、ようやくライセンスを取得できます。

高額なライセンス料も毎年かかるから、経営体制が安定している企業じゃないと発行できません。しっかり審査しているから、ライセンス発行された企業は信頼できるってことです。

第三者機関による監査がある

ライセンスは取得したら完了ではありません。取得後も健全に運営されているかを、第三者機関によって定期的に監査されます。

第三者機関が監査することで、運営に問題がないかを継続的にチェックしてくれています。

ここで問題ありと判断されれば罰金やライセンス剥奪などの処分があるため、ライセンス発行後も永続的にブックメーカーの安全性が保たれると言えるでしょう。

第三者機関も複数あり、ライセンスと同様にブックメーカーの公式サイト上に監査機関が掲載されています。

主な監査機関を以下にまとめました。

  • eCOGRA (イーコグラ)
  • TST (テクニカルシステムズテスティング)
  • GLI (ゲーミングラボラトリーズインターナショナル)
  • iTech Labs (アイテックラボ)
  • TüV Rheinland (テュフラインランド)
  • GAMCARE (ガムケアー)

これらの機関が監査していれば、より安全と言えます。

ブックメーカーの主要ライセンスを比較

先述した通り、ブックメーカーのライセンスは合法と認められている各国で発行されています。ただし、発行基準は一律ではなく発行国ごとで異なるため、ライセンス発行が簡単な国・厳しい国など様々です。

そこで、主要各国のライセンスの違いについて解説していきます。

信頼度が高いライセンスを取得しているブックメーカーの方が、安全性は高いと言えます。

マルタ(MGA)

メリット 審査が厳しいため、ライセンスの信頼度は高い
デメリット 本人確認が厳格なため、やや面倒
1回あたりのベット上限がやや抑えめ

マルタのMGAライセンスは、審査基準の厳しさで知られています。その分、取得しているブックメーカーの信頼性・安全度は高いと言えるでしょう。

ライセンス発行後も厳しいチェックが継続されることや、ライセンス維持費が高額なことから、健全に運営しているブックメーカーの取得が多いです。

とにかく信頼性の高さで選びたいなら、マルタのライセンスを取得しているブックメーカーがおすすめです。

キュラソー

メリット 多くのブックメーカーが取得
デメリット 審査難易度がやや低め

オランダ領キュラソーが発行するライセンスは、1996年からライセンスを発行しており、業界では長年の実績です。

多くのブックメーカーが取得しており、仮想通貨導入ができるなど自由度が高いのが特徴。大手ブックメーカーも仮想通貨導入のため、マルタのMGAライセンスから切り替えた事例もあります。

Pinnacle(ピナクル)や10betなど、人気ブックメーカーも取得しています。

ジブラルタル

メリット 取得が難しく、信頼性が高い
デメリット 取得しているブックメーカーが少ない

イギリス領ジブラルタルのライセンスはマルタのMGAライセンスと並び、審査が厳しいことで有名です。利用者の資金と個人データの保護を重視していることが特徴で、安心して利用できるでしょう。

日本でも人気のbet365やウィリアムヒルが取得しています。

マン島

メリット 厳しい規制で信頼度が高い
デメリット 取得しているブックメーカーが非常に少ない

イギリス王室の領土であるマン島が発行するライセンスです。島独自にギャンブル規制機関を持っており、厳しい規制を設けているのが特徴です。

マン島ライセンスを取得していれば、かなり信頼できます。

イギリス(UKGC)

メリット 厳格な規制で安全なギャンブルを推進
デメリット イギリス在住者向けのため、日本在住者にはあまり関係ない

イギリスでは国内在住者向けのライセンスとして、イギリス政府の行政機関UKGCがライセンスを発行しています。厳格に規制を設けているため、ライセンスの信頼度はかなり高いと言えます。

日本在住の場合は、特に関わることがないでしょう。

カナダ(カナワケ)

メリット ライセンスの有効期限が短いため、頻繁に審査が行われている
デメリット 過去にカジノのポーカーで不正疑惑が浮上した経緯あり

カナダのケベック州にて発行されているのがカナワケライセンスです。特徴としては、ライセンス有効期限が2年間と短めに設定されていることです。

審査頻度が短いので、ライセンス自体は信頼できると言えます。

その他のライセンスは選ばないほうがよい

その他にも、コスタリカ、パナマ、ベリーズなどでもライセンスを発行しています。ただし、取得が簡単で信頼性に欠けるという情報もあるため、これらのライセンスを取得しているブックメーカーは極力選ばないのが無難です。

登録料さえ払えばライセンスを取得できるケースもあり、公平性が保たれるかは疑問があります。

主要ブックメーカーごとの取得ライセンス一覧

実際に気になるのは、各ブックメーカーはどこのライセンスを取得しているかと言うことでしょう。そこで、主なブックメーカーの取得ライセンスを表でまとめました。

ブックメーカー ライセンス
bet365 ジブラルタル
William Hill
(ウィリアムヒル)
マルタ、ジブラルタル
Sportsbet.io
(スポーツベットアイオー)
キュラソー
10bet キュラソー
Pinnacle
(ピナクル)
キュラソー
カジ旅 キュラソー
BeeBet
(ビーベット)
キュラソー
1×bet
(ワンバイベット)
キュラソー
betway
(ベットウェイ)
マルタ、イギリス

キュラソーのライセンスを取得しているブックメーカーが多いです。キュラソー以外のライセンスを取得している場合でも、マルタやジブラルタルなど信頼度の高いライセンスを取得しています。

bet365やウィリアムヒルといった名前が知られている起業は、安心して利用できます。ライセンスは変わることもあるので、定期的にチェックしておくことをおすすめします。

ブックメーカーライセンスのまとめ

今回は、ブックメーカーのライセンスについて解説しました。改めて以下にまとめています。

ブックメーカーのライセンス
  • ブックメーカーのライセンスとは、運営するための証明書のようなもの
  • ブックメーカーが合法となる国や地域で発行されている
  • 信頼性の高いライセンスを取得するブックメーカーなら安心して使える
  • 有名なライセンスとしてはマルタ・キュラソー・ジブラルタルなどがある

ブックメーカーのライセンスは、信頼度を見る上では重要な指標になります。

新たにブックメーカーを登録するときには、ライセンスもチェックしましょう。

サイトで紹介しているブックメーカーは、信頼できるライセンスを取得しているものばかりですよ。
ぜひ、安心して登録してください!

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