東京オリンピック・パラリンピックが2021年7月23日から開幕します。東京での開催は、1964年大会以来、じつに57年ぶりです。開催可否については連日議論が交わされていますが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による1年の延期を経て、いよいよオリンピックが近づいてきました。
オリンピックでは射撃や馬術、近代五種など普段ベットする機会のない競技のオッズも出ており、多種多様なベッティングを楽しめるのが特長です。普段から応援している選手にベットすれば、よりオリンピックを楽しめるのではないでしょうか。
それでは、早速東京オリンピック・パラリンピックで出ているオッズをご紹介していきます。
東京2020オリンピック概要
東京オリンピックの開催期間は、2021年7月23日から8月8日です。開会式は23日ですが、スケジュール上の都合で21日からソフトボールとサッカーがスタートします。
206の国・地域が参加を表明しており、唯一北朝鮮だけが新型コロナウイルスから選手を守ることを理由に不参加を表明しています。
競技数は、夏季オリンピックで最多となる33競技339種目。追加種目は、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの4競技です。また、2008年の北京オリンピック以来、3大会ぶりの復活となる女子ソフトボールにも注目です。
各競技の日程と競技会場の一覧表をご紹介しますので、ぜひベッティングの参考にしてください。
競技名 | 競技会場(開催期間) |
陸上競技 | オリンピックスタジアム (7月30日~8月7日) 札幌大通会場 (8月5日~8月8日) |
柔道 | 日本武道館 (7月24日~7月31日) |
サッカー | オリンピックスタジアム (8月6日) 東京スタジアム (7月21日、22日) 札幌ドーム (7月21日、22日、24日、25日、28日) 宮城スタジアム (7月21日、24日、27日、28日、30日、31日) 茨城カシマスタジアム (7月22日、25日、27日、30日、31日、8月3日、5日) 埼玉スタジアム2002 (7月24日、25日、27日、28日、30日、31日、8月3日、6日) 横浜国際総合競技場 (7月22日、25日、27日、28日、30日、31日、8月2日、7日) |
水泳 | 東京辰巳国際水泳場 (7月24日~8月8日) 東京アクアティクスセンター (7月24日~8月7日) お台場海浜公園 (8月4日~8月5日) |
アーチェリー | 夢の島公園アーチェリー場 (7月23日~7月31日) |
バドミントン | 武蔵野の森総合スポーツプラザ (7月24日~8月2日) |
野球 ソフトボール |
福島県営あづま球場 (7月21日、22日、28日) 横浜スタジアム (7月24日~7月27日、7月29日~8月5日、8月7日) |
バスケットボール | 青海アーバンスポーツパーク (7月24日~7月28日) さいたまスーパーアリーナ (7月25日~8月8日) |
ボクシング | 国技館 (7月24日~8月8日) |
カヌー | カヌー・スラロームセンター (7月25日~7月30日) 海の森水上競技場 (8月2日~8月7日) |
自転車 | 富士スピードウェイ (7月24日、25日、28日) 伊豆MTBコース (7月26日、27日) 有明アーバンスポーツパーク (7月29日~8月1日) 伊豆ベロドローム (8月2日~8月8日) |
馬術 | 馬事公苑 (7月24日~7月28日、30日、31日、8月2日~8月7日) 海の森クロスカントリーコース (8月1日) |
フェンシング | 幕張メッセ (7月24日~8月1日) |
ゴルフ | 霞ヶ関カンツリー倶楽部 (7月29日~8月1日、8月4日~8月7日) |
体操 | 有明体操競技場 (7月24日~7月29日、8月1日~8月3日、8月6日~8月8日) |
ハンドボール | 国立代々木競技場 (7月24日~8月8日) |
ホッケー | 大井ホッケー競技場 (7月24日~8月6日) |
空手 | 日本武道館 (8月5日~8月7日) |
近代五種 | 武蔵野の森総合スポーツプラザ (8月5日) 東京スタジアム (8月6日~8月7日) |
ボート | 海の森水上競技場 (7月23日~7月30日) |
ラグビー | 東京スタジアム (7月26日~7月31日) |
セーリング | 江の島ヨットハーバー (7月25日~8月4日) |
射撃 | 陸上自衛隊朝霞訓練場 (7月24日~8月2日) |
スケートボード | 有明アーバンスポーツパーク (7月25日~7月26日、8月4日~8月5日) |
スポーツ クライミング |
青海アーバンスポーツパーク (8月3日~8月6日) |
サーフィン | 釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ (7月25日~8月1日) |
卓球 | 東京体育館 (7月24日~7月30日、8月1日~8月6日) |
テコンドー | 幕張メッセ (7月24日~7月27日) |
テニス | 有明テニスの森 (7月24日~8月1日) |
トライアスロン | お台場海浜公園 (7月26日、27日、31日) |
バレーボール | 有明アリーナ (7月24日~8月8日) 潮風公園 (7月24日~8月7日) |
ウエイト リフティング |
東京国際フォーラム (7月24日~7月28日、7月31日~8月4日) |
レスリング | 幕張メッセ (8月1日~8月7日) |
東京2020オリンピックに賭けることができるブックメーカー
7月10日時点で、東京2020オリンピックに関連することを賭けることができるブックメーカーをご紹介します。
- bet365
- 10bet Japan
- Williamhill(ウィリアムヒル)
- PINACLE(ピナクル)
- 1XBET
- 188BET
- 1XBIT
- Sportsbet.io(スポーツベットスポーツベットアイオー)
- Marathonbet(マラソンベット)
- Supotsubet(スポーツベット)
- CryptoBet
これから他のブックメーカーでもオッズが出る可能性がありますので、ぜひチェックしてみてください。
それでは、代表的なブックメーカーである以下の3つのブックメーカーで賭けられる内容について解説していきます。
bet365
bet365で賭けることができる内容は以下です(6月28日時点)。
- 最も金メダルを獲得する国
- 最もメダルを獲得する国
- ソフトボールの優勝国
- 男子7人制ラグビーの優勝国
- 女子7人制ラグビーの優勝国
- 男子ホッケーの優勝国
- 女子ホッケーの優勝国
10bet Japan
10bet Japanでベットできる内容は以下です(6月28日時点)。
- 最も金メダルを獲得する国
- 最もメダルを獲得する国
- サッカーの優勝国(男女)
- バスケットボールの優勝国(男女)
- バスケットボール 3×3の優勝国(男女)
- バレーボールの優勝国(男女)
- アイスホッケーの優勝国(男)
- ハンドボールの優勝国(男女)
- フィールド・ホッケーの優勝国(男女)
- 水球の優勝国(男女)
- ラグビーユニオンの優勝国(男女)
ウィリアムヒル
現時点でベットできる内容が最も多いのはウィリアムヒルです。優勝国以外にも、各競技の金メダリスト予想もできます。これからさらに増えることが予想されますが、6月28日時点では以下の内容でベット可能です。
全競技合計のメダル数
- 最も金メダルを獲得する国
- 最もメダルを獲得する国
ウエイトリフティング
- 女子ウエイトリフティング87kg級で金メダルを獲得する選手
陸上
- 男子100mで金メダルを獲得する選手
ボート
- シングルスカルで金メダルを獲得する選手(男女)
- ダブルスカルで金メダルを獲得する選手(男女)
- 軽量級ダブルスカルで金メダルを獲得する選手(男女)
- かじなしペアで金メダルを獲得する選手(男女)
- 軽量級クオドルプルスカルで金メダルを獲得する選手(男女)
- かじなしフォアで金メダルを獲得する選手(男女)
- エイトで金メダルを獲得する選手(男女)
- エイトで金メダルを獲得する選手(男女)
セーリング
- レーザー級で金メダルを獲得する選手(男)
- フィン級で金メダルを獲得する選手(男)
- 470級で金メダルを獲得する選手(男女)
- 49er級で金メダルを獲得する選手(男)
- RSX級で金メダルを獲得する選手(男女)
- レーザーラジアル級で金メダルを獲得する選手(女)
- 49erFX級で金メダルを獲得する選手(女)
- 混合フォイリングナクラ17級で優勝する選手
ソフトボール
- ソフトボールの優勝国(女)
空手
- 男子形で金メダルを獲得する選手
- 男子組手67kg級で金メダルを獲得する選手
- 男子組手75kg級で金メダルを獲得する選手
- 男子組手75kg超級で金メダルを獲得する選手
- 女子形で金メダルを獲得する選手
アーティスティックスイミング
- 女子チームの優勝国
- 女子デュエットで金メダルを獲得する選手
スケートボード
- 男子パークで金メダルを獲得する選手
- 男子ストリートで金メダルを獲得する選手
サーフィン
- 男子ショートボードで金メダルを獲得する選手
東京2020オリンピックのオッズの種類
ブックメーカーで出ているオリンピックのオッズには、大きく分けて以下の2つの種類があります。
- 国ごとのオッズ
- 競技ごとのオッズ
国ごとのオッズ
国ごとのオッズでは、最も優れた成績を収める国を予想します。
現段階では、以下の2種類のオッズが出ています。
- 金メダルを獲得する枚数が最も多い国
- メダル(金・銀・銅の合計枚数)の獲得枚数が最も多い国
競技種目別オッズ
競技ごとのオッズでは、各競技での金メダリストを予想します。
- 金メダルを獲得するチームおよび選手の予想オッズ
- ある選手がメダルを獲得するか(3位以内に入るか)
- 各試合のオッズ
etc・・・
サッカーでは各試合のオッズが出ますし、優勝国のオッズも出る可能性が高いでしょう。
また、陸上競技やボクシング、柔道、空手のように1つの競技の中に複数の種目がある場合には、それぞれの種目での金メダリスト予想のオッズが出ます。
例えば、空手には型と組手があります。さらに組手の中にも階級が分かれており、たくさんの種目があるため、それぞれの種目でオッズが出ています。
種目が分かれていれば、その競技でよりベッティングが楽しめますね。
東京2020金メダル最多獲得予想オッズ
では、実際に「国ごとのオッズ」をご紹介していきます!オッズは、ウィリアムヒルのオッズをご紹介します。
金メダル最多獲得予想オッズ
まずは、金メダル最多獲得国の予想オッズです。
やはりアメリカが圧倒的1番人気で、1.14倍となっています。次点に中国が5.50倍、3番目にホスト国日本が26.00倍になりました。
直近5大会の3位までの順位を表にまとめます。
1位 | 2位 | 3位 | |
2000年シドニー | アメリカ(36) | ロシア(32) | 中国(28) |
2004年アテネ | アメリカ(35) | 中国(32) | ロシア(27) |
2008年北京 | 中国(51) | アメリカ(36) | ロシア(23) |
2012年ロンドン | アメリカ(46) | 中国(38) | イギリス(29) |
2016年リオデジャネイロ | アメリカ(46) | イギリス(27) | 中国(26) |
直近5大会中4大会でアメリカが最も金メダルを獲得しています。唯一2008年北京大会で、母国開催だった中国が金メダルを最も多く獲得していますが、東京大会の今大会もアメリカが有利なのは間違いないでしょう。ここでは、スポーツ大国アメリカが最も金メダルを獲得すると予想します。
メダル数最多獲得予想オッズ
メダル数最多獲得国の予想オッズです。つまり、金銀銅の総メダル獲得数を競います。
金メダル獲得数同様に、こちらもアメリカが圧倒的1番人気ですね。アメリカが1.11倍、中国が7.00倍、ロシア選手団が26.00倍となっています。
直近5大会の3位までの順位を表にまとめます。
1位 | 2位 | 3位 | |
2000年シドニー | アメリカ(91) | ロシア(89) | 中国(59) |
2004年アテネ | アメリカ(103) | ロシア(92) | 中国(63) |
2008年北京 | アメリカ(110) | 中国(100) | ロシア(72) |
2012年ロンドン | アメリカ(104) | 中国(87) | ロシア(82) |
2016年リオデジャネイロ | アメリカ(121) | 中国(70) | イギリス(67) |
こちらは5大会全てでアメリカが最もメダルを獲得しています。前回大会は、2位中国に50メダル近く差をつけており、スポーツ大国アメリカの強さが際立った結果になりました。今年もアメリカの優位が揺らぐことはなさそうです。ここでは、金メダルと同様に、スポーツ大国アメリカが最もメダルを獲得すると予想します。
競技種目別金メダル予想オッズ
次に、競技種目別のオッズをご紹介していきます。東京オリンピックは33競技339種目の競技が行われるため多くのオッズが出ます。
その中から抜粋してオッズをご紹介します。
陸上競技金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
100m
200m
400m
800m
1500m
10000m
110m障害
400m障害
3000m障害
400mリレー
1600mリレー
走り高跳び
棒高跳び
走り幅跳び
三段跳び
砲丸投げ男子円盤投げ
ハンマー投げ
やり投げ
十種競技
20km競歩
50km競歩
マラソン
女子
100m
200m
400m
800m
1500m
5000m
10000m
100m障害
400m障害
3000m障害
400mリレー
1600mリレー
走り高跳び
棒高跳び
走り幅跳び
三段跳び
砲丸投げ
円盤投げ
ハンマー投げ
やり投げ
七種競技
20km競歩
マラソン
混合
1600mリレー
男子100m金メダル予想オッズ
この中で、花形の種目である男子100mのオッズをご紹介します。
1番人気は、アメリカのトレイボン・ブロメル選手。2.20倍のオッズが出ており、圧倒的1番人気です。20歳で臨んだ前回のリオでは8位入賞を果たしました。今年実施された東京五輪代表選考会となる全米五輪選考会では、9秒77の自己ベストを出して優勝。全米最速の座を初めて獲得し、好調を維持した状態でオリンピックに臨めそうです。9秒77という好タイムを大舞台で記録したブロメル選手の金メダルの可能性は非常に高いでしょう。
サッカー金メダル予想オッズ
種目一覧
男子サッカー
女子サッカー
男子サッカー金メダル予想オッズ
日本でも大人気のスポーツであるサッカー。オリンピックの男子サッカーは原則23歳以下しか参加できませんが、東京オリンピックでは1年延期となったため24歳以下の選手が参加できることとなりました。
スペインとブラジルが人気となっており、僅差でスペインが1番人気、次点にブラジルとなっています。日本は、5番人気でした。
スペインは、レアル・マドリードやFCバルセロナなど世界的ビッグクラブに所属する選手を多く揃え、ディフェンスラインからフォワードまでハイレベルな選手を揃えています。オーバーエイジ枠にはレアル・マドリード所属のMFダニ・セバージョス選手やFWマルコ・アセンシオ選手、レアル・ソシエダ所属のミケル・メリノ選手が選出されています。
ブラジルは、ブラジルリーグで活躍する選手とヨーロッパリーグで活躍する選手をバランスよく選出しています。オーバーエイジ枠は、ブラジルリーグのアトレチコ・パラナエンセ所属GKサントス選手、ブラジルリーグのサンパウロ所属でバルセロナで圧巻のパフォーマンスを披露していたDFダニエウ・アウベス選手、セビージャ所属DFジエゴ・カルロス選手が選出されています。
日本は、レアル・マドリード所属のMF久保建英選手やPSVアイントホーフェン所属のMF堂安律選手が注目選手でしょう。オーバーエイジ枠には、サンプドリア所属のDF吉田麻也選手、浦和レッズのDF酒井宏樹選手、Vfbシュツットガルトの遠藤航選手が選出されました。ヨーロッパでの経験豊富なDF陣を揃えており、各国の強力なアタッカー陣を抑えられると勝機を見出せると予想します。
ここでは、ハイレベルなヨーロッパリーグでレギュラー格の選手を数多く揃えるスペインの金メダルを予想しておきます。
テニス金メダル予想オッズ
種目一覧
男子シングルス
男子ダブルス
女子シングルス
女子ダブルス
混合ダブルス
男子シングルス金メダル予想オッズ
テニスは、以前はアマチュア選手しかオリンピックに参加できませんでしたが、1988年のソウルオリンピック以降プロ選手も参加できるようになり、プロ選手同士のハイレベルな試合が展開されてきました。プロ選手の参加が認められた1988年以降は、アメリカが断トツの13個の金メダルを獲得しており、2位が2個のロシアとチリ、スイスが続いています。日本はリオデジャネイロオリンピックで錦織選手が獲得した銅メダル1個です。今回は、メダルの期待がかかる男子シングルスをピックアップします。日本からは錦織圭選手、西岡良仁選手、ダニエル太郎選手、杉田祐一選手が出場します。
1番人気は、断トツでセルビアのノバク・ジョコビッチ選手(ATPランキング1位)です。シングルスツアー通算85勝、グランドスラム優勝回数最多タイの20回を誇る史上最強の呼び声が高い選手です。今季はすでに全豪オープン・全仏オープン・全英オープンの3つのグランドスラムを制覇しており、最高の状態でオリンピックを迎えます。ここでは、ここまで圧倒的なテニスを見せており、大舞台に強いジョコビッチ選手の金メダルを予想しておきます。
野球・ソフトボール金メダル予想オッズ
種目一覧
野球
女子ソフトボール
野球金メダル予想オッズ
1904年のセントルイスオリンピックで初めて公開競技として実施された後、断続的に2008年の北京オリンピックまで開催されていました。その後2大会は正式種目としては不採用。東京オリンピックでも正式種目としては採用されなかったものの、ソフトボールと同様に開催都市提案の追加種目として実施されることになりました。前回大会の北京オリンピックは、韓国が金メダルを獲得し、日本は4位でメダルに届きませんでした。
野球のオッズをご紹介します。
開催国の日本が1番人気となっています。日本はシーズン中の好調を維持しているプロ野球選手を招集するため、優勝候補筆頭に挙げられています。韓国も韓国プロ野球の選手が出場するため、次点に挙げられています。しかし、アメリカやドミニカはMLB機構がオリンピックへの出場を許可していないため、アマチュア選手で構成されています。また、金メダルを3回獲得した実績を持つキューバは、オリンピック出場を逃したため、日本の金メダル獲得の可能性は非常に高いと予想されます。ここでは、プロ野球界のスター選手を集めた日本が優勝することを予想しておきます。
女子ソフトボール金メダル予想オッズ
ソフトボールは1996年に正式種目に採択され、4大会連続で開催。その後2008年の北京大会を最後にオリンピック種目から除外されていましたが、東京オリンピックで追加種目として実施されることになりました。前回の北京オリンピックでは、日本が金メダルを獲得したため、金メダルへの期待が非常に大きい競技です。
女子ソフトボールのオッズをご紹介します。
やはり日本とアメリカの一騎打ちのようなオッズとなっています。
過去4大会は、アメリカが3つの金メダルを獲得し、日本が1つ獲得しました。2008年北京オリンピックの金メダルメンバーである上野由岐子選手や山田恵里選手、峰幸代選手などが選出されました。アメリカの打線は強力なため、投手がポイントになると予想します。ここでは、大舞台での経験豊富な上野投手の好投を期待して、日本の優勝を予想しておきます。
バドミントン金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
シングルス
ダブルス
女子
シングルス
ダブルス
混合
ダブルス
バドミントンは、1992年のバルセロナオリンピックから正式競技となりました。中国が非常に強く、男女シングルス・ダブルス・混合の5種目合わせて計18個の金メダルを獲得しており、2位インドネシアの7個を大きく引き離しています。対して日本は、2016年のリオデジャネイロオリンピックで高橋礼華選手と松友美佐紀選手による「タカマツ」ペアが、女子ダブルスで日本勢初の金メダルを獲得する快挙を果たしました。本大会も男子シングルスの桃田賢斗選手を筆頭に有力選手が出場予定のため、メダルの期待がかかります。
男子シングルス金メダル予想オッズ
男子シングルスは、日本のエースである桃田賢斗選手が出場予定であり、日本でも非常に注目度の高い競技です。早速、オッズを確認しましょう。
オッズは、桃田選手が1番人気です。現在世界バドミントン連盟(BWF)によるランキングは、2018年9月から1位に立っています。2015年にBWFスーパーシリーズ(ワールドツアー)を日本人で初優勝をしたのを皮切りに、数々の国際大会で優勝。2019年には歴代最多の年間11回の優勝を達成して、世界最優秀選手賞を受賞するなど、金メダル候補筆頭です。
2番人気は、デンマーク出身で27歳のビクトル・アクセルセン選手です。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは銅メダルを獲得し、2016・2018年のヨーロッパバドミントン選手権で優勝、さらに2017年には世界バドミントン選手権大会で優勝した実績を誇ります。
不運な事故や新型コロナウイルスの影響で十分に調整出来ておらず、今年唯一の国際大会だった全英オープンでは3回戦敗退と若干不安が残りますが、ここでは、世界ランキング1位で日本のエースである桃田選手の金メダルを予想しておきます。
女子シングルス金メダル予想オッズ
女子シングルスも、奥原希望選手や山口茜選手のメダル候補が出場するため、注目度の高い種目です。オッズをご紹介します。
1番人気は、台湾出身で27歳のタイ・ツーイン選手です。2016年12月に初めてBWF世界ランキング1位の座に躍り出ると、その後も断続的に1位に君臨。現在は2020年3月18日から1位をキープしている穴のない万能選手です。
BWF世界ランキング3位の奥原選手は、3番人気です。BWF世界ランキングの最高位は2019年10月29日の1位です。リオデジャネイロオリンピックは銅メダルを獲得し、2017年には世界選手権でも金メダルを獲得するなど、トッププレイヤーです。今季は全英オープンで優勝し、好調を維持して東京オリンピックに臨めそうです。
BWF世界ランキング5位の山口茜選手は、6番人気となっています。2018年には世界ランキングで1位の座を獲得するなど、山口選手も日本を代表する選手です。今季は唯一の国際大会だった全英オープンで準々決勝で敗退しました。
ここでは、日本のエースで全英オープンでも優勝を飾って好調を維持している奥原選手の金メダルを予想しておきます。
バスケットボール金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
バスケットボール
3×3バスケットボール
女子
バスケットボール
3×3バスケットボール
男子バスケットボール金メダル予想オッズ
オリンピックの目玉競技の一つである男子バスケットボール。現在3大会連続でアメリカが金メダルを獲得しており、過去10大会中7大会でアメリカが金メダルを獲得しています。早速、オッズをご紹介します。
男子バスケットボールは、アメリカのプロリーグであるNBAの選手も出場するため、NBA選手の出身地の国が強いことが予想されます。その中でもやはりバスケットボールの本場であるアメリカは圧倒的に一番人気となっており、頭一つ抜けています。八村塁選手の同僚であるブラッドリー・ビール選手を筆頭にオリンピック通算3回目の出場となるケビン・デュラント選手など錚々たる選手がメンバー入りしています。
日本は、NBA選手である八村塁選手や渡邊雄太選手が代表に内定しており、例年よりも強力なメンバーを揃えていると予想されますが、アメリカにはなかなか適わないと予想されます。
ここでは、バスケットボールの本場であるアメリカの金メダルを予想しておきます。
女子3×3バスケットボール金メダル予想オッズ
3×3バスケットボールは、国際バスケットボール連盟が2007年に正式な統一ルールを設けたあと、着実に競技人口を増やし、東京オリンピックで初めて正式競技として採用されました。通常のバスケットボールコートの半分ほどのコートで、激しい当たりとスピーディな試合展開を楽しめます。
オッズをご紹介します。
世界ランキングはフランスが1位、ロシアが2位ですが、15位のバスケ大国アメリカが1番人気となっています(ランキングはコチラから確認できます)。
ここでは、世界ランキング1位のフランスが初代王座に輝くと予想しておきます。
ハンドボール金メダル予想オッズ
種目一覧
男子ハンドボール
女子ハンドボール
男子ハンドボール金メダル予想オッズ
ハンドボールはヨーロッパにプロリーグを有しており、ヨーロッパ勢が強いです。過去のオリンピックでもほとんどのメダルをヨーロッパ勢が分け合っています。前回のリオデジャネイロオリンピックでは、デンマークが初の金メダルを獲得しました。
東京オリンピックでも、デンマークが一番人気となっており、2番人気にノルウェーとスペインとなっています。
デンマークは2019年と2021年の世界選手権で連覇を達成(2020年は中止)。エースのミケル・ハンセン選手は世界最優秀選手を3度受賞し、GKにも世界最高峰の選手を有するなど穴のないチームです。ここでは、黄金期を迎えているデンマークの金メダルを予想しておきます。
バレーボール金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
バレーボール
ビーチバレーボール
女子
バレーボール
ビーチバレーボール
女子バレーボール金メダル予想オッズ
バレーボールは、男女ともに1964年の東京オリンピックから実施されています。男女ともに日本での人気も高く、注目度の高い競技です。女子はロシアが最多の4個の金メダルを獲得し、中国とキューバが3個、日本とブラジルが2個で続いています。世界ランキングは中国が断トツの1位で、アメリカ、セルビアと続きます(世界ランキングはこちら)。では、女子のオッズを確認しましょう。
中国、アメリカ、イタリア、セルビア、ブラジルと続き、日本は6番人気のオッズとなっています。中国の平均身長は190cmオーバーで非常に背が高く、シュ・テイ選手(198cm)とエン・シンゲツ選手(201cm)のダブルエースを各国が抑えられるかが勝敗に大きく影響を与えそうです。ここでは、中国の高さと選手層の厚さに期待して、中国の金メダルを予想しておきます。
ゴルフ金メダル予想オッズ
種目一覧
男子個人
女子個人
男子個人金メダル予想オッズ
ゴルフは、1900年と1904年に開催された後、長くオリンピック競技から除外され、2016年のリオデジャネイロオリンピックで再び正式競技に採用されました。前回のリオデジャネイロオリンピック男子個人は、イギリスのジャスティン・ローズ選手が金メダルを獲得しました。早速、東京オリンピックのオッズを確認しましょう。
1番人気は、スペインのジョン・ラーム選手。まだ26歳と若い選手で、現在世界ランキング1位です。今季は6月中旬に行われた全米オープンで逆転優勝を決め、メジャー初優勝を飾りました。この勢いで初出場となるオリンピックでも好プレーができるか注目です。
松山英樹選手は6番人気となっています。今季は、アジア人史上初のマスターズ・トーナメント優勝を飾り、素晴らしい成績を残しています。7月2日に新型コロナウイルスに感染して、調子が戻っているか心配ではありますが、オリンピックでもメダルが期待されています。ここでは、松山選手の金メダル獲得を予想しておきます。
ラグビー金メダル予想オッズ
種目一覧
男子7人制ラグビー
女子7人制ラグビー
男子7人制ラグビー金メダル予想オッズ
オリンピックのラグビーは、2016年リオデジャネイロオリンピックから7人制のラグビーが実施されています。ラグビーワールドカップで話題となったのは15人制であり、7人制の方が人数が少ない分、スピード感のあるプレーを見ることができます。7人制初のオリンピックとなった前回のリオデジャネイロオリンピックはオーストラリアが金メダルを獲得し、ニュージーランドが銀メダルでした。それでは、東京オリンピックのオッズを確認しましょう。
1番人気は、ハカでおなじみのラグビー強豪国ニュージーランドです。次にフィジー、南アフリカ、アメリカと続いています。7人制ラグビーの国際大会であるワールドラグビーセブンズシリーズのランキングでは、ニュージーランドが1位でオーストラリアが2位、カナダが3位となっています。2020年はニュージーランドが優勝し、南アフリカが2位、フィジーが3位の結果でした。
ここでは、多くのスター選手を抱えて直近の国際大会で優勝し、前回大会の雪辱に燃えてモチベーションの高いニュージーランドの金メダルを予想しておきます。
ホッケー金メダル予想オッズ
種目一覧
男子ホッケー
女子ホッケー
男子ホッケー金メダル予想オッズ
男子ホッケーは、インドが最多8個の金メダルを獲得しており、オランダの5個、オーストラリア・イギリス・ドイツの4個が続きます。前回のリオデジャネイロオリンピックでは、アルゼンチンが初の金メダルを獲得しました。日本は1932年のロサンゼルスオリンピックで銀メダルを獲得した実績があります。では、早速オッズを確認しましょう。
1番人気はオーストラリアで、次点にベルギーとなっています。現在オーストラリアが世界ランキング1位でベルギーが2位ですが、6月30日までベルギーが1位に立っており、両者のランキングは拮抗している状況です(世界ランキングはこちら)。オーストラリアは、2019年のFIHプロリーグで優勝するなど、屈指のホッケー大国。堅守速攻を得意としており、攻撃のバリエーションも多彩です。ここでは、現在世界ランキング1位で実績豊富なオーストラリアの金メダルを予想しておきます。
卓球金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
シングルス
団体
女子
シングルス
団体
混合
ダブルス
女子シングルス金メダル予想オッズ
卓球は中国の国技と言われており、過去のオリンピックでは男子・女子・混合全てで中国人選手のメダリストが大半です。女子シングルスは中国人が8連覇中で、中国の牙城を崩すのはなかなか難しいと言えます。
1番人気は、中国の陳夢選手。長らく女子卓球界のトップを走り続けており、数々の国際タイトルを獲得してきた選手です。予測能力と反応の速さを武器に現在も世界ランキング1位を維持しており、金メダル候補筆頭です。
3番人気に、日本の伊藤美誠選手が入っています。数々の最年少記録を樹立してきた選手で、中国の牙城を崩すのは伊藤美誠選手が最有力と言われています。現在世界ランキングは2位で、2020年は2年連続でワールドツアー銅メダルを獲得しました。今季も複数の国際大会で優勝を飾っており、金メダル候補として挙げられています。
ここでは、中国の牙城を崩すのは難しいと予想して陳夢選手の金メダルを予想しておきます。
水泳金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
競泳・50m自由形
競泳・100m自由形
競泳・200m自由形
競泳・400m自由形
競泳・800m自由形
競泳・1500m自由形
競泳・100m背泳ぎ
競泳・200m背泳ぎ
競泳・100m平泳ぎ
競泳・200m平泳ぎ
競泳・100mバタフライ
競泳・200mバタフライ
競泳・200m個人メドレー
競泳・400m個人メドレー
競泳・4×100mリレー
競泳・4×200mリレー
競泳・4×100mメドレーリレー
飛込・3m飛板飛込
飛込・10m高飛込
飛込・シンクロダイビング3m飛板飛込
飛込・シンクロダイビング10m高飛込
水球
マラソンスイミング・10km
女子
競泳・50m自由形
競泳・100m自由形
競泳・200m自由形
競泳・400m自由形
競泳・800m自由形
競泳・1500m自由形
競泳・100m背泳ぎ
競泳・200m背泳ぎ
競泳・100m平泳ぎ
競泳・200m平泳ぎ
競泳・100mバタフライ
競泳・200mバタフライ
競泳・200m個人メドレー
競泳・400m個人メドレー
競泳・4×100mリレー
競泳・4×200mリレー
競泳・4×100mメドレーリレー
飛込・3m飛板飛込
飛込・10m高飛込
飛込・シンクロダイビング3m飛板飛込
飛込・シンクロダイビング10m高飛込
水球
アーティスティックスイミング・デュエット
アーティスティックスイミング・チーム
マラソンスイミング・10km
混合
競泳・4×100mメドレーリレー
女子アーティスティックスイミング・チーム金メダル予想オッズ
アーティスティックスイミングと聞いても耳慣れない言葉だと思いますが、シンクロナイズドスイミングのことです。2017年から国際水泳連盟が種目名をアーティスティック・スイミングに変更しました。
オッズをご紹介します。
オッズはロシアが1.06倍であり、圧倒的に1番人気です。現在ロシアが5連覇中であり、ロシアの牙城を崩すのは至難の業と言えるでしょう。ロシアはバレエの競技人口が非常に多く、アーティスティックスイミングに必要な表現力がハイレベルで備わっています。さらに、長身で手足が長いことも強さの理由の1つと言えます。
中国も日本の井村コーチを招聘して近年急成長していますが、ここではロシアの表現力の高さとダイナミックな動きには適わないと予想し、ロシアの金メダルを予想しておきます。
体操金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
体操・団体
体操・個人総合
体操・種目別ゆか
体操・種目別あん馬
体操・種目別つり輪
体操・種目別跳馬
体操・種目別平行棒
体操・種目別鉄棒
トランポリン・個人
女子
体操・団体
体操・個人総合
体操・種目別ゆか
体操・種目別段違い平行棒
体操・種目別平均台
体操・種目別跳馬
新体操・個人総合
新体操・団体
トランポリン・個人
男子鉄棒金メダル予想オッズ
体操は、1896年のアテネオリンピック以降、種目の変更をしながら継続的に実施されてきました。過去のオリンピックでのメダルはソ連を抜くと日本が最も獲得しており、金メダル31個、銀メダル33個、銅メダル33個を獲得しています。東京オリンピックでも多くの種目でメダル候補がいますが、今回は男子鉄棒をピックアップします。
1番人気は、4大会連続出場で日本が誇るレジェンドである内村航平選手。2008~2017年まで全日本選手権個人総合で10連覇、2009~2015年まで世界選手権個人総合6連覇、北京オリンピック団体総合と個人総合で銀メダル、ロンドンオリンピック個人総合金メダル、団体総合と種目別ゆか銀メダル、リオデジャネイロオリンピック個人総合と団体総合金メダルと数々のタイトルを獲得してきました。リオオリンピック以降、ケガに苦しみながらも練習を重ね、東京オリンピックは種目別鉄棒にのみ出場します。メダルはミスなく演技できるかどうかでしょう。技をミスなく決められれば、内村選手の金メダルは間違いないと予想します。ここでは、多くの大舞台を経験してきて好成績を収めてきた内村選手の金メダルを予想しておきます。
柔道金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
60kg級
66kg級
73kg級
81kg級
90kg級
100kg級
100kg超級
女子
48kg級
52kg級
kg級
81kg級
90kg級
100kg級
100kg超級
混合
団体
男子73kg級金メダル予想オッズ
柔道は日本発祥の武道のため、これまで日本人が最多のメダルを獲得してきました。金メダル39個・銀メダル19個・銅メダル26個を獲得し、多くの名場面を生み出し、オリンピックを盛り上げてきました。東京オリンピックでも男女ともに多くの階級で日本人選手が金メダル候補に挙げられており、目が離せません。ここでは、その中でも金メダル獲得の可能性が高いと予想されている男子73kg級をピックアップします。
1番人気は、大野将平選手。1.33倍のオッズを付けており、2位のアン・チャンリム(韓国)選手の8.50倍を大きく引き離し、断トツの金メダル候補として挙げられています。前回のリオデジャネイロオリンピックでは、日本男子柔道2大会ぶりの金メダルを獲得する快挙を達成。その後、紫綬褒章を受章するなどすでにレジェンド選手となっています。2019年の世界柔道選手権大会や2020年のグランドスラムでも金メダルを獲得し、好調を維持して東京オリンピックに臨めそうです。ここでは、好調を維持し大舞台でも強い大野選手の2大会連続の金メダルを予想しておきます。
空手金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
形
組手67kg級
組手75kg級
組手75kg超級
女子
形
55kg級
61kg級
61kg超級
男子形金メダル予想オッズ
空手は東京オリンピックの新競技で、男女合わせて8種目が行われます。日本発祥の武道だけあって、各種目で日本人が金メダル候補に挙がっており、メダル獲得の期待が非常に大きい競技です。その中でも男子形は特に金メダルが期待されているため、今回は男子形のオッズをご紹介します。
1番人気は、喜友名諒選手。2位以下の選手を大きく引き離し、オッズは1.085倍となっています。世界空手道選手権大会3連覇中で、全日本空手道選手権大会は9連覇中と現在敵なしの状況です。何か問題がない限り、喜友名選手の金メダルの可能性は高いと予想します。
レスリング金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
フリースタイル57kg級
フリースタイル65kg級
フリースタイル74kg級
フリースタイル86kg級
フリースタイル97kg級
フリースタイル125kg級
グレコローマンスタイル60kg級
グレコローマンスタイル67kg級
グレコローマンスタイル77kg級
グレコローマンスタイル87kg級
グレコローマンスタイル97kg級
グレコローマンスタイル130kg級
女子
フリースタイル50kg級
フリースタイル53kg級
フリースタイル57kg級
フリースタイル62kg級
フリースタイル68kg級
フリースタイル76kg級
男子グレコローマンスタイル60kg級金メダル予想オッズ
レスリングは、最近は吉田沙保里選手や伊調馨選手のように女子選手が注目されることが多くなっていますが、男子選手も多くのメダルを獲得してきています。前回のリオデジャネイロオリンピックでは、男子が2つの銀メダル、女子が4つの金メダルと1つの銀メダルを獲得しました。東京オリンピックでも金メダルを期待されている競技の1つです。今回は男子グレコローマンスタイル60kg級のオッズをご紹介します。
1番人気は日本の文田健一郎選手。59kg級から60kg級に階級を上げてからは、2019年に世界選手権で優勝(2020年は新型コロナウイルスのため中止)し、2020年にはアジア選手権優勝、全日本レスリング選手権大会で優勝するなど60kg級をリードする選手です。ここでは、得意の投げ技(反り投げ)で金メダルを獲得すると予想しておきます。
ボクシング金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
フライ52kg級
フェザー57kg級
ライト63kg級
ウェルター69kg級
ミドル75kg級
ライトヘビー81kg級
ヘビー91kg級
スーパーヘビー91kg超級
女子
フライ51kg級
フェザー57kg級
ライト60kg級
ウェルター69kg級
ミドル75kg級
男子ウェルター級69kg級金メダル予想オッズ
オリンピックのボクシングは、アマチュア選手だけが出場可能でしたが、2016年のリオオリンピックからプロ選手の出場も解禁されました。それでもプロ選手のスケジュールをこなしながら、オリンピックに出ることは難しく、プロ選手の出場はほとんどありません。日本から出場する選手は全員アマチュア選手で、メダル候補にまでなっている日本人選手はいないのが実情です。その中でも注目選手は、男子ウェルター級の岡沢セオン選手。ガーナ人の父を持つ身体能力の高い選手で、2019年にアジア選手権で準優勝した実績を持ちます。
テコンドー金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
58kg級
68kg級
80kg級
80kg超級
女子
49kg級
57kg級
67kg級
67kg超級
女子49kg級金メダル予想オッズ
テコンドーは、2000年のシドニーオリンピックから正式競技に採用されました。過去5大会で韓国が最多の12個の金メダルを獲得し、次点に中国の7個。東京オリンピックでも多くの階級で韓国人選手が金メダル最右翼に上げられています。
日本人選手は、女子49kg級に出場する山田美諭選手が34倍のオッズとなっています。3歳に空手を始めて、中学生からテコンドーを始めた選手です。得意の前蹴りでメダルを獲得できるか注目です。
フェンシング金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
フルーレ個人
フルーレ団体
エペ個人
エペ団体
サーブル個人
サーブル団体
女子
フルーレ個人
フルーレ団体
エペ個人
エペ団体
サーブル個人
サーブル団体
男子エペ個人金メダル予想オッズ
フェンシングは、中世の騎士による剣術が由来のため、ヨーロッパ勢が強いです。過去のオリンピックのメダル数はイタリア、フランス、ハンガリーと続きます。前回のリオデジャネイロオリンピックでは、ロシアが最多4個の金メダルを獲得し、ハンガリーが2個で次点でした。
フェンシングには3種目あり、それぞれ攻撃して良い場所で別れています。
フルーレ:胴体のみ
エペ:全身
サーブル:上半身(頭部を含む)
今回は有力な日本人選手が出場する男子エペ個人のオッズをご紹介します。
ハンガリーのゲルゲイ・シクロシ選手が1番人気で、ウクライナのイーゴリ・レイズリン選手、フランスのヤニク・ボレル選手、ロシアのセルゲイ・ビダ選手と続き、5番目に日本の山田優選手が入っています。2019年のアジア選手権と全日本選手権で優勝を飾り、2020年のグランプリ大会も制しました。エペで日本初のメダルが期待されている選手です。
ウエイトリフティング金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
61kg級
67kg級
73kg級
81kg級
96kg級
109kg級
109kg超級
女子
49kg級
55kg級
59kg級
64kg級
76kg級
87kg級
87kg超級
女子49kg級金メダル予想オッズ
ウェイトリフティングは男子の歴史は長いですが、女子は2000年のシドニーオリンピックから追加されました。中国が非常に強く、各階級で多くのメダルを獲得しています。日本の注目選手は、女子49kg級の三宅宏美選手。5大会連続の出場で、2012年のロンドンオリンピックで銀メダル、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは銅メダルを獲得したレジェンド選手です。東京オリンピックでも8番人気のオッズとなっており、3個目のメダルを獲得できるか期待がかかります。
自転車金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
BMXフリースタイル・パーク
BMXレーシング・レース
マウンテンバイク・クロスカントリー
ロード・ロードレース
ロード・個人タイムトライアル
トラック・チームスプリント
トラック・スプリント
トラック・ケイリン
トラック・チームパシュート
トラック・オムニアム
トラック・マディソン
女子
BMXフリースタイル・パーク
BMXレーシング・レース
マウンテンバイク・クロスカントリー
ロード・ロードレース
ロード・個人タイムトライアル
トラック・チームスプリント
トラック・スプリント
トラック・ケイリン
トラック・チームパシュート
トラック・オムニアム
トラック・マディソン
男子BMXフリースタイル・パーク金メダル予想オッズ
自転車競技は1896年のアテネオリンピックから途切れることなく実施されている歴史のある競技です。ヨーロッパ勢が強く、フランスが41個で最も多くの金メダルを獲得し、イタリア、イギリス、オランダと続いています。今回は、男子BMXフリースタイル・パークのオッズをご紹介します。
1番人気は、オーストラリアのローガン・マーティン選手で、2番人気に日本の中村輪夢選手が入っています。中村選手は、2017年の全日本選手権優勝で頭角を現すと、2019年のワールドカップでは総合優勝を飾りました。すでに世界のトップレベルで十分な実績を持ち、日本人初の金メダル獲得に期待がかかっています。
トライアスロン金メダル予想オッズ
種目一覧
男子個人
女子個人
混合チームリレー
女子トライアスロン金メダル予想オッズ
トライアスロンは、2000年のシドニーオリンピックから正式種目として採用されました。オリンピックでは、スイム(水泳)1.5km・バイク(自転車)40km、ラン10kmのショート・ディスタンスで実施されます。まだ5大会しか開催されていませんが、イギリスとスイスが2個の金メダルを獲得して、最多金メダル数となっています。日本は残念ながらまだメダルの獲得はできていません。
東京オリンピックでは、高橋侑子選手が有力候補に挙げられており、376倍のオッズが出ています。リオオリンピック後、アメリカに拠点を移してトレーニングを積んでおり、世界のトップレベルを知る選手として期待されている選手です。
ボート金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
シングルスカル
かじなしペア
ダブルスカル
かじなしフォア
クオドルプルスカル
エイト
軽量級ダブルスカル
女子
シングルスカル
かじなしペア
ダブルスカル
かじなしフォア
クオドルプルスカル
エイト
軽量級ダブルスカル
男子シングルスカル金メダル予想オッズ
ボートの種目は、スイープ種目(こぎ手1人に対してオールが1本)とスカル種目(こぎ手1人に対してオールが2本)の二種類があります。コースは2000メートルでタイムを競います。
ボート種目は、イギリスとアメリカが強く、日本はなかなか結果を残せていない種目です。その中で、男子シングルスカルで荒川龍太選手が12番人気で151.00倍のオッズとなっています。メダルは難しくてもぜひ入賞を飾ってほしいところです。
サーフィン金メダル予想オッズ
種目一覧
男子ショートボード
女子ショートボード
男子ショートボード金メダル予想オッズ
サーフィンは、東京オリンピックの新競技で、男女のショートボードが実施されます。強豪国はサーフィン発祥の地であるアメリカと、サーフィンが盛んなオーストラリアでしょう。
日本人選手は、男女合わせて4人が選出されました。注目選手は五十嵐カノア選手。3歳からサーフィンを始め、アメリカで生まれ育ちました。18歳から世界の上位32選手が出場できるチャンピオンシップツアーに参戦しており、2019年には日本人初の優勝を飾りました。世界屈指の実力を持つ五十嵐選手がメダルを獲得できるか注目です。
セーリング金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
RS:X級
レーザー級
フィン級
470級
49er級
女子
RS:X級
レーザーラジアル級
470級
49erFX級
混合
フォイリングナクラ17級
女子470級金メダル予想オッズ
セーリングは、海で行うヨットレースのことで、ゴールまでのタイムを競う競技です。
東京オリンピックは8種目が行われますが、違いはヨットの種類です。1人乗りや2人乗り、ヨットのサイズの違いなどで種目が分かれています。
日本人選手で注目の選手は、女子470級でオリンピックに出場する吉田愛・吉岡美帆組です。女子470級のオッズをご紹介します。
吉田愛・吉岡美帆組は、4番人気のオッズになっています。前回のリオオリンピックでも5位入賞を果たしており、東京オリンピックではメダルを獲得してほしいところです。
カヌー金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
カヤック(K-1)
カナディアンシングル(C-1)
カヤックシングル(K-1)200m
カヤックシングル(K-1)1,000m
カヤックペア(K-2)1,000m
カヤックフォア(K-4)500m
カナディアンシングル(C-1)1,000m
カナディアンペア(C-2)1,000m
女子
カヤック(K-1)
カナディアンシングル(C-1)
カヤックシングル(K-1)200m
カヤックシングル(K-1)500m
カヤックペア(K-2)500m
カヤックフォア(K-4)500m
カナディアンシングル(C-1)200m
カナディアンペア(C-2)500m
男子カナディアン・シングル金メダル予想オッズ
カヌーは、1936年のベルリンオリンピックから正式種目として採用されています。ヨーロッパで盛んなスポーツで、強豪選手のほとんどはヨーロッパ出身の選手です。その中でもドイツが特に強豪国で最多の32個の金メダルを獲得しています。
日本はカヌーがあまり盛んではないため、あまり強くはありませんが、1つのメダルを獲得しています。日本の第1人者として世界的にも有名な羽根田卓也選手がリオデジャネイロオリンピックでカナディアン・シングルの種目で獲得した銅メダルです。羽根田選手は、東京オリンピックでも4大会連続の出場を決め、7番人気のオッズとなっています。カヌー強豪国であるスロバキアで高校卒業後からトップ選手に混じって腕を磨く羽根田選手が、2個目のメダルを獲得できるか注目です。
アーチェリー金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
個人
団体
女子
個人
団体
ミックス
団体
男子個人金メダル予想オッズ
アーチェリーは、韓国が最も金メダルを獲得しており、最多の23個。アメリカが14個、ベルギーが11個と続いています。日本は金メダルはまだ獲得できていませんが、2004年に山本博選手、2016年に古川高晴選手が銀メダルを獲得しました。男子個人で出場する古川選手は5大会連続となる東京オリンピック出場を決め、2つ目のメダル獲得の期待がかかります。
射撃金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
ライフル・50mライフル3姿勢個人
ライフル・10mエアライフル個人
ライフル・25mラピッドファイアピストル個人
ライフル・10mエアピストル個人
クレー・トラップ
クレー・スキート
女子
ライフル・50mライフル3姿勢個人
ライフル・10mエアライフル個人
ライフル・25mピストル個人
ライフル・10mエアピストル個人
クレー・トラップ
クレー・スキート
混合
ライフル・10mエアライフル団体
ライフル・10mエアピストル団体
クレー・トラップ団体
射撃は、ライフルとクレーの2種目が行われます。ライフルは、10~50m先にある固定された的を銃で撃ち、得点を競います。クレーは、15m先にある3台の放出機から放たれたクレー(素焼きの小皿)を打ち落として得点を競います。
女子クレー・トラップ金メダル予想オッズ
日本人選手は女子クレー・トラップに出場する中山由起枝選手が5回目のオリンピック出場であり、2008年の北京オリンピックでは4位とメダルまであと少しのところまできました。東京オリンピックで悲願のメダル獲得ができるか注目です。
近代五種金メダル予想オッズ
種目一覧
男子個人
女子個人
男子は1912年のストックホルムオリンピックから実施されていますが、女子は2000年のシドニーオリンピックから実施されています。女子はイギリスの選手が強く、過去5大会で金メダル1個、銀メダル2個、銅メダル3個を獲得しました。
女子個人金メダル予想オッズ
日本人選手の中でメダル候補はいませんが、島津玲奈選手が106倍のオッズとなっています。2016・18・20年の全日本選手権で優勝しており、日本人選手としてどこまで世界トップレベルの選手に食い込めるか注目です。
スケートボード金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
パーク
ストリート
女子
パーク
ストリート
男子ストリート金メダル予想オッズ
スケートボードは東京オリンピックの新競技で、パークとストリートの2種目が行われます。パークは、窪地状になっているコースを利用して空中に飛び出し、技の難易度を競い、ストリートは街中によくある坂や手すりのような障害物を使ってテクニックを競います。
男子ストリートで出場する堀米雄斗選手が2番人気になっています。6歳から競技を開始し、高校卒業後に渡米して世界のトップレベルで技を磨いてきました。2018年には世界最高峰のリーグ「ストリートリーグ」で日本人初優勝を飾っており、金メダルの期待がかかっている選手です。
スポーツクライミング金メダル予想オッズ
種目一覧
男子
女子
スポーツクライミングは東京オリンピックの新競技で、男女で行われます。スピード・ボルダリング・リードの3種目の総合成績で競うため、各種目でバランスよく好成績を収める必要があります。ボルダリングやリードのように考える時間がある競技については日本人は得意としていますが、単純に登る速さを競うスピードは日本人は不得意としています。スピードでいかに好タイムを出せるかが重要となりそうです。ここでは、男子をピックアップしてご紹介します。
男子金メダル予想オッズ
日本の楢崎智亜選手が1番人気のオッズとなっています。ボルダリングでは2016年と2019年のワールドカップで総合優勝を飾り、2016年世界選手権では日本人初の優勝を飾りました。スピードでも日本記録を保持しており、各種目で世界トップレベルの実力を有しています。ここでは、体操で培ったしなやかさを利用した「智亜スタイル」で、初代オリンピック王者に輝くことを予想しておきます。
馬術金メダル予想オッズ
種目一覧
馬場馬術個人
馬場馬術団体
総合馬術個人
総合馬術団体
障害馬術個人
障害馬術団体
総合馬術団体金メダル勝敗予想オッズ
馬術は、1912年のストックホルムオリンピックから断続的に行われており、非常に歴史が深い競技です。今回ピックアップする総合馬術は、クロスカントリーをメインとして、馬場馬術、障害飛越の3種目を同一人馬で競う複合競技です。馬術は欧米が強く、ドイツが26個の金メダルを獲得しているドイツが最多で、スウェーデンの17個、フランスが14個、イギリスが11個と続いています。日本は、1932年のロサンゼルスオリンピックで障害飛越個人で金メダルを獲得した実績があります。今回は、総合馬術団体をピックアップします。オッズを確認しましょう。
東京オリンピックでも、ドイツが1番人気で、イギリス、オーストラリア、フランスと続いています。日本は41倍で8番人気であり、オッズではメダルは難しいという予想になっています。4大会連続出場の大岩義明選手や2回目の出場の田中利幸選手、初出場の戸本一真選手が選ばれており、3人で出場した2018年の世界選手権では総合馬術団体で4位に入りました。調子次第では、十分にメダルの可能性はあると予想します。日本人2つ目のメダルを期待したいところです。