この記事では、eスポーツに興味がある人や、eスポーツをもっと詳しく知りたい人のために、eスポーツの基礎的な部分を解説します。どのような大会が開催されているのかや、ベッティングの方法も解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
eスポーツとは
eスポーツは、エレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)の略で、テレビゲームやPCゲームの対戦をスポーツ競技として指す際に使う言葉です。
ゲームというと、一部のファンだけが熱狂的にプレイしている印象があるかもしれませんが、今ではeスポーツの競技人口は全世界で1億人を超えているとされています。アメリカでは、国がスポーツとして認めており、eスポーツの大会を定期的に視聴するファンは2,000万人ほどいると言われています。その他にも、韓国や中国でも大人気で、世界の視聴者はおよそ3億8千万人もいるといわれているほどeスポーツは注目を集めています。
注目度の向上とともに、市場規模も右肩上がりです。2019年の市場規模は10億ドルを超えており、急速に市場が大きくなっています。AmazonやBMWなど多くの一流企業が続々スポンサーとして参入してきていて、市場規模はまだまだ大きくなることが予想されます。
eスポーツは、エレクトロニック・スポーツの略で、全世界で人気急上昇中!
eスポーツとして認定されるゲームの条件は?
eスポーツは「スポーツ」だから、対戦ゲームで競技性があることが重要です。
例えば、日本では「一般社団法人日本eスポーツ連合(Japna ESports Union; JeSU)」がeスポーツとして認定されるゲームの条件を定めています。競技タイトルの公認条件は以下の4つです。
・ゲーム内容に競技性が含まれること(競技性)
・ゲームとして 3 か月以上の運営・販売実績があること(稼働実績)
・今後も e スポーツとして大会を運営する予定があること(大会の継続)
・e スポーツとしての大会の興行性が認められること(興行性)
出典:JeSU 公認タイトル規約
ゲームがeスポーツとして認定されるためには、一般的には競技性が必要です。
eスポーツにはどんなゲームがあるの?
eスポーツの定義にもあったように、eスポーツには競技性の高い対戦ゲームが多いです。
世界中で人気のあるゲームと日本で人気のあるゲームは異なるため、分けてご紹介します。
世界中で大人気のゲームの例
・Dota 2
・リーグオブレジェンド(League Of Legend)
・カウンターストライク:グローバルオフェンシブ(CS:GO)
・スタークラフト 2(StarCraft Ⅱ)
・レインボーシックス シージ(Rainbow Six Siege)
・王者栄耀(King of Glory)
・コールオブデューティー(Call of Duty)
・フォートナイト(Fortnite)
・PLAYERUKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)
・FIFAシリーズ
日本で大人気のゲームの例
・ストリートファイター
・鉄拳
・ぷよぷよ
・DEAD OR ALIVE
・ウイニングイレブン
・グランブルーファンタジー
eスポーツは、戦略性の高いゲームが大人気!
eスポーツはどのような大会があるの?
eスポーツの大会は、世界中で毎日のように開催されています。eスポーツに採用されるゲームは、パソコンゲームが多いため、オンラインの試合も数多くあります。もちろん会場に集まる大会もたくさんあり、大きい大会の決勝にもなると観客は数万人単位で入るため、会場は物凄い熱気に包まれます。
国際大会
世界中で行われている大会の例としては、以下のような大会があります。
・インテル・エクストリーム・マスターズ(IEL)
・ESL One
・Wargaming.net League
・ESL National Championships
これらは全てドイツのeスポーツリーグの運営会社であるElectronic Sports League(ESL)が主催する国際大会です。IELはスタークラフト2やリーグオブレジェンドの大会を開催、ESL ONEはDota 2やCS:GOの試合を多数開催しています。毎年数千万円単位の賞金となる大規模な大会を開催しており、eスポーツを代表する大会です。
日本の大会
日本で開催されている大会の例をご紹介します。
ESL JAPAN
ESLは、日本からも参加できる大会も多く主催しています。以下のESL公式サイトにアクセスすれば、参加可能な大会情報やスケジュール、ストリーミング番組の配信情報などを知ることができます。また、ESLの大会に参加したい場合にも、参加方法などが日本語で詳しく説明してあります。
ESLは、TwitterやFacebook、youtube、Twitchの公式アカウントがあり、大会情報などeスポーツに関する情報を適宜発信しています。試合を観戦したい場合や、リアルタイムで情報が欲しい場合にはフォローすることをおすすめします。
日本は独自の大会も多く開催しています。
例えば、日本のeスポーツの普及と選手レベルの向上を目指して活動している「一般社団法人日本eスポーツ連合」が主催する大会は、日本で特に人気のあるゲームの大会が開催されています。昨年は、ぷよぷよや鉄拳、ストリートファイター、TEPPEN、グランブルーファンタジーなどの大会が開催されました。
TEPPEN
例えば、Amazonがスポンサーの大人気カードゲームTEPPENの世界No.1プレイヤーを決める大会「TEPPEN WORLD CHAMPIONSHIP 2019」は、優勝3000万円、準優勝1000万円、3位500万円で、賞金総額は5,000万円の非常に大きな大会でした。参加条件は非常に簡単で、以下の4つです。
・エントリー時に16歳以上である(日本国籍の場合は高校生以上)
・2019/12/21(JST)に東京(日本)で開催される決勝大会に参加できる
・2019/11/23 (JST)に幕張メッセ(日本)で開催されるオフライン2次予選大会(日本代表決定戦)「RAGE 2019 Winter powered by SHARP」に参加できる
・大会出場に必要な書類や証明書を速やかに準備・提出できる
参加者は、EU、アメリカ、アジアから多くの参加者が集まり、昨年度の優勝者は中国の「台灣最後守護者」さんでした。準優勝は、日本のtarakomanさんで、賞金1000万円を獲得しました。
今年の賞金額は未定ですが、今年も高額賞金が設定される可能性が高いです。腕に自信のある方は、高額賞金を目指して2020年大会を目指してみてはいかがでしょうか?大会情報は以下のサイトに記載してあります。賞金情報や参加方法なども順次アップされるので、チェックしてみてくださいね。
ぷよぷよ
SEGAが主催するぷよぷよの大会「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON2 12月大会 決勝トーナント」の賞金は、優勝100万円、準優勝30万円、3位30万円でした。前回大会ベスト8の選手と、前回大会で出場権を得た8選手、合わせて16選手による大会です。大会参加費は無料です。『ぷよぷよ』コミュニティサイト「ぷよぷよキャンプ」のプレイヤー登録をすれば、誰でも参加できるので参加するのも面白いですね。
グランブルーファンタジー
新型コロナウイルスの影響でeスポーツの大会が中止・延期されていましたが、他競技と同様にeスポーツ大会も開催されています。グランブルーファンタジーの大会「RAGE GBVS 2020 Summer powered by AQUOS」は、すでにセミファイナルまで終了し、GRAND FINALが6月20日に開催予定です。1024人もの参加者を募る大きな大会です。賞金は、優勝300万円、準優勝80万円、3位50万円です。トップ選手の手に汗握る様子がYoutubeでも生配信されるので、興味のある方はぜひ視聴してみてくださいね。
世界でも日本でも多くの大会が開催されていて、youtubeでライブ配信されている!
ベッティングできる試合の紹介
最後に、ブックメーカーで実際にベッティングできる試合を紹介します。ベッティングできる試合は毎日たくさんあります。CS:GOやドータ 2、リーグオブレジェンドは特に試合数が多く、毎日のようにブックメーカーからオッズが発表されています。
こちらはウィリアムヒルのeスポーツのトップ画面です。



ベッティングできる試合は海外で開催されている国際大会がメインです。記事執筆時点では、合計で17大会の試合にベッティングできました。
この日が特別に多いというわけではなく、毎日これくらいたくさんの試合にベッティングできます。
例えば、リーグオブレジェンドの「Circuito Brasileiro」の大会は、5人1組の8チームが参加しています。この大会1つでもブックメーカーからは多くのオッズが発表されています。
毎日たくさんの試合のオッズがブックメーカーから発表されている!
まとめ
eスポーツは、誰もが知っているゲームで、誰でも賞金を稼ぐことができるスポーツです。
昨今は広告やメディアを通して、eスポーツに触れる機会が増えてきましたが、世界のeスポーツの盛り上がりに比べると、日本は遅れているのが現状です。認知度が上がってきているとはいえ、まだまだと言えます。
eスポーツは誰でも参加できて、一緒になって楽しめるスポーツです。日本を含めて世界中でたくさんの試合が行われていますので、一度視聴してみてはいかがでしょうか?プロ選手の緊張感や迫力が伝わり、eスポーツのファンになること必至ですよ。
毎日ベットできるほどたくさんの試合が開催されていますので、ベッティングも楽しんでくださいね。