SNSなどを見ていると、ブックメーカーでベット規制されたり、アカウントを凍結されたという口コミを見ることがあります。
ブックメーカーのベット規制とは?
ブックメーカーのベット規制は、大きく4つに分けられます。
- 賭け金の上限規制
- オッズの規制
- キャシュアウト規制
- 出金規制
それぞれの規制について詳しく開設します。
賭け金の上限規制
MAXベット規制とも言われるもので、ベット規制といえばほとんどの場合はこれを指します。
賭け金を制限されると最大ベット額が100円以下になってしまい、それ以上の金額を賭けようとするとエラー表示が出て賭けられなくなります。
画像では1500円をベットしようとしたところ、MAXベット額は62.22円ですという警告が出ています。
オッズの規制
オッズ規制とは特定のユーザーを対象にしたもので、規制がかかるとログイン前とログイン後でオッズが変わります。
ログインするとオッズが下がっていますね。さらに規制されると、1度ベットした賭け項目へ追加ベットすると、10~20%もオッズが下がることもあるようです。
キャッシュアウト規制
bet365からメールで規制の警告を受けた方の画像です。翻訳すると、「今後、キャッシュアウト機能が利用できなくなります。」と書かれています。
キャッシュアウトとは、ライブベット時に利確や損切りをする重要な機能です。ライブベットで稼いでいる人にとっては、かなりの痛手といえます。
出金の規制
出金規制とは、ブックメーカーのアカウントから資金を引き出せなくなることです。
- 入金手段と出金手段が違う
- 出金限度額を上回っている
- 本人確認書類の提出を行っていない
- ボーナスを併用した
上記の理由が考えられます。たいていは、本人確認書類の提出を行えば解決しますが、ボーナスを併用し条件を満たしていないため出金できな可能性もあります。
ブックメーカーでベット規制されやすい賭け方
ベット規制の理由や規制を受ける基準については、どのブックメーカーでもトップシークレットになっており明言されていません。
しかし、過去の事例から「これが原因ではないか?」という賭け方などは予想がついています。
1.01などの超低オッズに大きな金額を賭けまくる
「超低オッズに大きな金額を賭けて確実に増やす」という、鉄板転がし、鬼ハンデと言われる攻略法があります。
ブックメーカーが提示したオッズへMAXベット額の範囲内で賭けているわけですから、本来なら規制されるのはおかしい話ですが、この賭け方を続けていてベット規制を受けた人がいるのも事実です。
ちなみにこの賭け方はハイリスクローリターンで、勝っても利益が小さく、大波乱に見舞われると大金を失ってしまうのでおすすめはしません。
アービトラージを疑われる賭け方をしている
アービトラージとは両建てのことで、対戦チーム(選手)の両方に賭けて利益を出す賭け方です。実際にアービトラージが成立する試合を見つけるのは難しいですが、成功すれば必勝法になり得ます。
多くのブックメーカーでは、アービトラージを禁止しているため、普通に賭けていてもアービトラージを疑われるとベット規制されることがあります。
アービトラージを疑われる賭け方とは賭け金を121円など毎回端数にすることです。
本来であれば100円や500円といったきりのいい数字でベットするユーザーが大半なのにも関わらず、毎回端数の賭け方をしていると「このユーザーはアービトラージをしているのでは?」と疑われる場合があります。
端数を賭けただけですぐに規制されることはありませんが、特別な理由がない限りは疑われるようなことはしない方がいいでしょう。
短期間に何度も入出金を繰り返す
ecoPayzなど電子決済サービスへの出金手数料が無料のブックメーカーは、手数料をブックメーカー側が負担しています。
極端な例だと、1日に5回も10回も入出金を繰り返された場合、その都度ブックメーカーが手数料を負担しているわけです。また、そういった怪しげな行動を取っていると、マネーロンダリングなどの不正を疑われる可能性もありますので注意しましょう。
ブックメーカーでベット規制を回避する方法
ブックメーカーからベット規制やアカウント凍結を受ける原因はお分かりいただけたと思います。ブックメーカーは規制の中身は絶対に教えてくれません。
そのため規制を100%防ぐことは不可能ですが、規制を回避する方法は存在します。
- 超低オッズにばかり賭けない
- 端数賭けを行わない
- ピナクル以外でアービトラージを行わない
- 短期間での入出金を繰り返さない
- 複数の端末でログインしない
規制を疑われる行為を知らず知らず行っていたら、たとえ悪気がなくてもブックメーカー側から怪しまれたり、なんらかの制限を受けてしまう可能性がありますので注意してください。
複数の端末でログインしない
できれば1つのブックメーカーを利用する端末は1つか2つぐらいにしておくのが無難です。複数の端末でログインを繰り返していると、たとえ悪気はなくても不正利用などあらぬ疑いをかけられる恐れがあります。
複数のブックメーカーを併用しよう
ここまで読んで「ブックメーカーってなんか怖い。」と思われたかもしれませんが、ご安心ください。
普通に利用している限り、まず規制を受けるということはありません。
ただし、万が一ということもありますので、ブックメーカーは複数に分けて利用するという方法をおすすめします。
そうすれば、仮にベット制限を受けた場合でも他のブックメーカーで今までと同じように遊べます。
ベット規制がないブックメーカー
ピナクルでは、低オッズへのベットやアービトラージも許されていて、いくら勝ってもアカウントが凍結されることはありません。ピナクルはブックメーカーの干渉がない効率的な市場を形成することを使命としてます。プレイヤーにとって良い環境を提供することでユーザー数を増やすことを目的としているからです。
まとめ
今回は、ブックメーカーのベット規制、アカウント凍結の原因と回避方法を解説しました。