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【宝塚記念2020】気になる出走馬の詳細は?

■ 2020.06.28

15:40-

阪神競馬場

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サートゥルナーリア 2.25 2.23
ラッキーライラック 3.50 3.48
クロノジェネシス 5.00 5.00
ブラストワンピース 11.00 11.00
グローリーヴェイズ 11.00 9.70
ワグネリアン 11.00 11.00
キセキ 13.00 13.00
カデナ 26.00 26.00
スティッフィリオ 26.00 26.00
ダンビュライト 41.00 40.00
トーセンカンビーナ 41.00 41.00
モズベッロ 51.00 51.00
レッドジェニアル 51.00 51.00
ペルシアンナイト 67.00 67.00
トーセンスーリヤ 67.00 67.00
アフリカンゴールド 101.00 101.00
メイショウテンゲン 101.00 101.00
アドマイヤアルバ 251.00 251.00
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日本ダービーが終わり、日本の競馬もオフシーズンともいえる夏に突入。2歳の新馬たちがデビューを飾り、秋に飛躍を誓う馬たちのレースが随時開催されてきています。

しかし、春シーズンの競馬を締めくくるレースはまだ行われていません。そのレースとは宝塚記念。“関西のドリームレース”と呼ばれるレースです。

今年の宝塚記念は6月28日(日)の15時40分に阪神競馬場の芝コース2200mで開催。3歳以上の馬による中距離王者決定戦です。

宝塚記念の創設は1960年と意外にも戦後でした。というのも、宝塚記念の創設には有馬記念らのレースが深くかかわっていました。

60年当時、日本で権威のあるレースとして知られていたのは八大競走と呼ばれたレースたち。順にあげると桜花賞、皐月賞、天皇賞(春)、オークス、ダービー、菊花賞、天皇賞(秋)、有馬記念ですが、このうち、関西で行われるレースは3歳馬しか出られない桜花賞と菊花賞。古馬が出られるのは天皇賞(春)しかありませんでした。

しかも、当時の天皇賞は勝ち抜け制度という、一度天皇賞を勝った馬は出走できないというルールをとっていたため、年によってはメンバーが揃わず盛り上がりに欠けることもありました。一方でグランプリレースの有馬記念はファン投票で出走馬が選べるシステムを採用していたため毎年のように豪華メンバーが集まりました。

関東のレースばかりが盛り上がるのは問題としたことで、関西にもファン投票でメンバーを選出するレースを作ろうということで制定されたのがこの宝塚記念でした。

しかし、開催時期が暑い夏の開催というのがまずかったのか、レース創設当時はさほど強い馬が集まらず、有馬記念のようにドリームレースとなるわけではなく、関西馬のナンバーワン決定戦という色合いの強いレースになっていました。

しかし、74年にハイセイコーがこのレースを制して以降は一流馬が徐々に集まるようになり、77年にはトウショウボーイ、テンポイント、グリーングラスの3強が集まりました。この時は天馬と称されたスターホース、トウショウボーイが強い内容で勝利したことでファンは大いに盛り上がりました。

メンバーが豪華になるいい兆候は84年にG1レースに制定されて以降はさらに顕著になりました。98年にはサイレンススズカが勝利し、人気上位のスターホースが誕生するレースでもあります。

また、2200mというトリッキーなコースの影響からか、G1初制覇をこのレースで達成するケースも多くみられるのもこのレースの特徴。そのため、宝塚記念は単なるファン投票レースではないという側面を持っています。

春の中距離王者が決まる一戦だけにどんな馬が集まるか気になりますよね? それではブックメーカーで発表されているオッズとともに注目度の高い出走馬を詳しく見ていきましょう。

今年の宝塚記念は18頭がエントリー。アーモンドアイなどのファン投票上位馬がエントリーしていないというのはありますが、それでも近年まれに見る超豪華メンバー。その中で人気を集めたのがサートゥルナーリアです。

本場の母であるシーザリオは2005年にオークスを制しただけでなく、菊花賞を制したエピファネイア、そして朝日杯FSを制したリオンディーズなどG1ホース2頭を輩出した名繁殖牝馬。そのシーザリオにスピードには定評のあるロードカナロアを配合したことで生まれたサートゥルナーリアはデビュー前から期待の良血馬として注目を集めていました。

血統が血統だけにマイル気質が強いのかと思われましたが、陣営の狙いはあくまでクラシック路線。というのも管理する角居勝彦調教師は再来年の2021年2月に調教師引退を明言しているため、クラシック制覇に挑めるのは残り2回。獲れるものならば何度も獲りたいクラシックのタイトルだけに、期待馬のクラシック挑戦は積極的になったと言えるでしょう。

そんな中でサートゥルナーリアは6月にデビューすると期待通りに快勝。しかし、間もなく角居勝彦が飲酒運転で逮捕されるという不祥事を起こしたことで調教師免許の停止処分を受けるという憂き目に。当然サートゥルナーリアの管理ができなくなったため、弟子である中竹和也調教師の元に期間限定で移籍する形になりました。

通常、この手の人間側のトラブルがあった馬は大成しないと言われていますが、サートゥルナーリアはそんな競馬界のジンクスを真っ向から否定するがごとく、2戦目の萩Sも快勝。3戦目に選んだのはG1昇格2年目のホープフルS。中山競馬場の芝2000mと言う条件で施行されるレースを選んだ理由としては、翌年の皐月賞を見据えてのことだったと言えるでしょう。このレースでもサートゥルナーリアはスタートからスッと先行してそのまま抜け出す形で楽勝。3戦無敗でG1ホースに輝きました。

そして年が明けた2019年。サートゥルナーリアは角居勝彦厩舎に戻りました。これで安泰と思われたら、今度は騎手の問題が。ここまでの3戦の手綱を取っていたミルコ・デムーロから生産者のノーザンファーム側の意向で、主戦のクリストフ・ルメールに乗り替わるということが発表。さらに皐月賞前にトライアルレースは使わず、ぶっつけ本番で臨むと発表しました。異例中の異例となった皐月賞を難なく制して、あっさりと1冠達成。無敗での牡馬2冠への注目度も高まりました。

そして迎えた日本ダービー。ルメールが騎乗停止処分を喰らったために鞍上はダミアン・レーンへと急遽乗り替わりましたが、テン乗りの騎乗、そして暑さからくるイレ込みが顕著で直線では伸びきれずにまさかの4着。その後秋は天皇賞制覇をもくろみ、神戸新聞杯から始動して勝利すると、天皇賞(秋)でアーモンドアイとの対決。2強対決と称された1戦でしたが、こちらは伸びを欠いて6着止まり。その後の有馬記念ではリスグラシューに敗れたとはいえ2着に食い込むなど、世代最高峰の実力を示しました。

ここまでのレースを見ると左回りコースへの不安があるのは明らかだったのですが、明け4歳年明け緒戦となった金鯱賞では左回りを克服して勝利。当初はこれを機に香港遠征を予定していましたが、コロナウイルスの影響で遠征そのものを断念。宝塚記念までじっくりと調整を続けてきました。得意の右回りコースでやや力がいる馬場というのはこの馬の持ち味がフルに生きる条件のはず。G1レース3勝目を掴むのも時間の問題かと言われています。

これに続くのが、ラッキーライラックです。

2歳時に阪神JFを制してオルフェーヴル産駒初のG1ホースとなった孝行娘で、親子三冠達成の期待もかかりましたが、3歳時のクラシックは桜花賞2着、オークス3着、秋華賞9着といずれもアーモンドアイの引き立て役に終わりました。さらに4歳になると、中山記念で2着に入ったのはまだしも、そこからまさかの3連敗。特に春は2戦して阪神牝馬S8着、ヴィクトリアマイル4着といずれも1番人気を裏切る形に。思えば3歳緒戦のチューリップ賞以来未勝利だったため早熟馬なのでは?という疑念も生まれました。

そんなラッキーライラックが巻き返したのは秋。府中牝馬Sで3着に終わると陣営は鞍上を主戦の石橋脩からスイッチ。フランスの名手クリストフ・スミヨンを迎えて臨んだエリザベス女王杯では中団から早めに仕掛けて見事に勝利。インコースを突いて強引に上がっていったときの脚は父をほうふつとさせるもので、上がり3ハロンも32秒8と自己ベストを大幅更新。返す刀で挑んだ香港ヴァーズは強豪相手に差のない2着と奮闘し、年明け緒戦の中山記念でも2着と昨春とはもはや別馬ともいうほどたくましく成長。返す刀で大阪杯でも牡馬を蹴散らして勝利。こちらも阪神の馬場は得意中の得意なだけに上位食い込みは堅そうです。

宝塚記念は6月28日(日)の15時40分に発走予定。春の中距離王者が決まる一戦だけにぜひ馬券を買ってみたいですね!

宝塚記念(たからづかきねん)は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GI)である。

http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2020/0628_1/syutsuba.html