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【エクリプスS2021】気になる出走馬の詳細は?

■ 2021.07.03

23:35-

サンダウン競馬場

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セントマークスバシリカ 2.37 2.50
ミシュリフ 2.50 2.50
アデイブ 4.50 4.00
エルドラマ 26.00 26.00

日本の競馬界でも宝塚記念が終わると夏競馬が始まり、有力馬は休養を取り、秋の大レースに備えるのが通例となっていますが、競馬発祥の地である欧州はむしろこれからが本番。夏の大レースとして知られるキングジョージ6世&クイーンエリザベスSをはじめ、中距離王の決定戦となるレースも数多く組まれています。中でも権威のあるレースとして知られているのがエクリプスSです。

今年のエクリプスSは7月3日(土)の15時35分(日本時間:23時35分)にイギリスのサンダウンパーク競馬場の芝コース2010mで開催。3歳以上の牡馬・牝馬による夏の中距離チャンピオン決定戦です。

エクリプスSの創設は1886年。競馬発祥の地イギリスでも古い歴史を誇る一戦で、当時の最高額レースとして制定されました。伝説の名馬「エクリプス」の名を冠するレースにふさわしい一戦として、創設当時から歴史的名馬が数多く参戦したことでも知られています。

エクリプスS史上最も盛り上がった年といわれているのが1903年。この年の出走馬には前年のクラシックで4勝を挙げた名馬セプター、さらに英ダービーでセプターを下したアードパトリック、そして後に英三冠馬になる3歳馬、ロックサンドが激突するという一戦でした。日本でいえば、前年のクラシックホース2頭と、当年の二冠馬が対戦するようなもの。さぞかし盛り上がったのは想像に難くないでしょう(この時の勝ち馬はアードパトリック)。

創設当時から注目度の高いレースでしたが、更なる注目を集めるようになったのは21世紀に入ってから。というのも、このころから欧州の競馬関係者の中であるジンクスが生まれました。それは「エクリプスSを3歳で制すると、その後出世する」という説。

もともと、創設当時から大物3歳馬の出走は多く、英三冠馬となるフライングフォックス(1899年)や欧州三冠馬となったミルリーフ(1971年)も3歳時にはこのレースを制していますが、より広く知られるようになったのは00年から。この年にこのレースを制したジャイアンツコーズウェイがキッカケでした。

すでにセントジェームスパレスを制しているように一流マイラーとしての地位を築いていたジャイアンツコーズウェイですが、本当の意味で名馬となったのは距離の壁を越えたこのレースから。G1レース2連勝目となったここを制して以降、サセックスS、インターナショナルS、愛チャンピオンSと立て続けに3連勝を飾りました。

この後のクイーンエリザベス2世Sで2着に敗れて連勝は途切れるも、続くアメリカのBCクラシックに出走しても2着。芝もダートも距離も関係ない名馬として欧州の優秀な馬を表彰するカルティエ賞でも最も栄誉ある年度代表馬に選ばれました。

このジャイアンツコーズウェイの活躍以降、3歳馬で出走する馬が増加。実際に制した馬を見るとホークウイング、オラトリオ、シーザスターズ、ゴールデンホーンがいます。いずれの馬もこのレースの後にG1レースを制し、中でもシーザスターズとゴールデンホーンは秋には凱旋門賞を制する大活躍を見せました。

後の名馬が誕生する一戦だけにどんな馬が集まるか気になりますよね? それではブックメーカーで発表されているオッズとともに注目度の高い出走馬を詳しく見ていきましょう。

今年のエクリプスSの出走馬はなんとわずか4頭立て。しかも上位3頭の人気が肉厚しているという大混戦。1Xbetでは1番人気が並んでいますが、bet365では若干ながら、フランス二冠馬のセントマークスバシリカが優勢のようです。

父シユーニは現役時代、2歳GⅠを1勝しただけで終わりましたが、種牡馬として凱旋門賞馬のソットサスにフランスオークス馬のローレンスなど早くも成功を収めつつあるフランスの大種牡馬。仕上がりが早いのが特徴でセントマークスバシリカもその例にもれず、2歳の7月には早くもデビュー。そのデビュー戦で2着に入ると、次はなんとGⅠのフェニックスSに出走。結果こそ5着止まりでしたが、ここでも1番人気に支持されるなど、早くも素質馬として注目を集めていました。

3戦目で勝ち上がると、続いてナショナルSを3着、そして迎えたデュハーストS。人気自体は6番人気にまで落ち込みましたが、このレースで騎乗したランフランコ・デットーリの手綱に導かれるような形で勝利してGⅠ初制覇を果たします。そしてこの1勝が大きく影響してこの年の2歳王者に君臨しています。

オブライエン厩舎所属だけにイギリスやアイルランドのクラシックを目指す話もありそうでしたが、ここはフランスクラシックに照準を絞り、年明け緒戦も仏2000ギニーへ。ここでどんなレースを見せるかと思えばデュハーストSを思いださせるかのような末脚を見せて快勝。そして距離延長で臨んだジョッケクルブ賞(仏ダービー)でも距離う延長をものともせずに改称して見事に二冠達成を果たしました。

血統的な要素を考えるとこれ以上距離を伸ばすのは無謀と考え、2000m戦に的を絞っていくことが予想されます。それだけにここは初古馬相手のレースとは言え、ズバリ負けられない大一番。欧州3歳最強をかけてこのレースに臨みます。

このセントマークスバシリカに肉厚しているのが、昨年のジョッケクルブ賞勝ち馬のミシュリフです。

昨年の時点でサンパサンジダービー2着など、芝ダート問わない活躍を見せていた万能型の馬ですが、今年になってから完全開花。まず手始めに挑んだサウジCでは他馬をものともしないで突き抜けて楽勝すると、3月のドバイではWCではなく、あえてシーマクラシックへ。クロノジェネシス、ラヴズオンリーユーら競合馬がいる中でものともせずに伸びて見事に勝利。箔をつけた形で欧州へ戻ってきました。

エクリプスSは7月3日(土)の15時35分(日本時間:23時35分)に発走予定。夏の中距離王者が決まる一戦だけにぜひ馬券を買ってみたいですね!

エクリプスステークスは、イギリスのBHAがサンダウン競馬場の芝9ハロン209ヤードで施行する競馬のG1競走である。

https://www.thejockeyclub.co.uk/sandown/events-tickets/summer-festival/coral-eclipse/