近年では仮想通貨ブームによって、日本の取引所を使った仮想通貨投資を開始する方が増えてきました。
本記事で紹介するのは、国内人気No1の呼び声高いコインチェック(Coincheck)という取引所です。
本記事では、そんなコインチェックの特徴や登録方法、入出金までを詳しく解説していきます。
コインチェックとは

会社名 | コインチェック株式会社(英語表記:Coincheck, Inc.) |
---|---|
設立 | 2012年 8月 28日 |
事業内容 | 暗号資産交換業および金融商品取引業 |
資本金 | 41 億 238 万円(資本準備金含) |
代表取締役 | 蓮尾 聡 |
本社所在地 | 〒150-0044 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー12F |
従業員数 | 147名(2021年3月末時点) |
登録 | 暗号資産交換業 関東財務局長 第 00014 号 |
コインチェックは、2012年に設立され日本の暗号資産取引所としては長い歴史を誇ります。
2018年には仮想通貨ネム(NEM)のハッキング事件により、不名誉な形で知名度が上がってしまいました。
この事件後、コインチェックは金融庁からの業務改善命令を受けて、現在は高セキュリティを誇る会社として復活をしています。
現在では、国内最大級の仮想通貨取引所として、豊富なサービスを提供しており人気も高いです。
コインチェックの特徴
次は、コインチェックの特徴を解説します。
どのような要因から人気の仮想通貨取引所になったのかを、詳しく深堀りしていきましょう。
国内トップ水準の銘柄数を誇る

コインチェックは、国内取引所の中ではトップクラスの銘柄数を誇ります。
2022年1月時点では、17種類もの通貨を扱っており、マイナーな銘柄も多いです。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- ファクトム(FCT)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- オーエムジー(OMG)
- パレットトークン(PLT)
また、マイナーなコインでもすぐに上場する傾向にあり、銘柄数は随時更新されています。
仮想通貨では激しいボラティリティがありますが、安値の段階で購入しておけば、将来的に大きな価値を生む可能性があるのです。
国内取引所でマイナーコインに投資するなら、コインチェックが最もおすすめです。
アプリダウンロード数No1

コインチェックでは、スマートフォン用のアプリを提供しています。
- 新規口座開設
- 仮想通貨の売買
- 入出金手続き
- アカウント管理
これらの作業がアプリで一括して行えるので、スマホでしか取引をしてないという方も多いです。
また、ダウンロード数は国内取引所でNo1と公表されています。
また、動作も軽くサクサクと動くので、ストレスのないスムーズな売買も可能です。
コインチェックで取引をする際は、スマホアプリをダウンロードしておいた方が良いと言えるでしょう。
外出先から取引や入金を行う際にも便利です。
電気やガスの支払いで仮想通貨が貯まる

コインチェックでは、コインチェックでんきとコインチェックガスというサービスを提供しています。
これはその名の通り、電気とガスのようなインフラサービスです。
普段お使いのガスと電気をコインチェックに変えるだけで、支払う割合に応じて仮想通貨が貯まります。
電気やガスは自由化され、様々な会社が参入してきました。
多くの会社では支払う料金の割合に応じてポイントが貯まるなどのサービスを展開していますが、コインチェックの場合は投資に回せるのです。
普段支払う電気やガス代が、将来的に大きな資産となって返ってくる可能性があるので、興味がある方は利用してみましょう。
大口取引に最適

コインチェックでは、大口OTC取引サービスを提供しています。
大口OTCサービス
1度に数千万円以上の購入・売却を行う場合のレートが優遇されるサービス
法人や大口投資家の方であれば、一度に大金をつぎ込んで購入・売却をするという方もいるでしょう。
その際に取引手数料が無料となり、優遇レートでの取引ができるのです。
対象者 | 1度に数千万円以上の購入・売却を行う方 |
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取引通貨 | BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、XRP(リップル)、LTC(ライトコイン)、BCH(ビットコインキャッシュ) |
手数料 | 無料(取引手数料) |
大口OTCサービスは、メンテナンス時間を除く24時間365日取引可能です。
ユーザー同士でNFTと暗号資産の交換取引ができる

コインチェックで提供されているコインチェックNFTでは、ユーザー同士でNFTと暗号資産の交換取引ができます。
NFT
非代替性トークン。
ブロックチェーン上に記録される一意で代替不可能なデータ単位。
NFTは近年、アートやゲーム、音楽といった多岐にわたるジャンルで活躍の場を広げています。
デジタル上のものに価値が出るので、様々な業界で注目されているのです。
コインチェックの口座を持っていれば、誰でもNFTの取引交換ができるようになっており、『CryptoSpells』『The Sandbox』『NFTトレカ』『Meebits』などの豊富なラインナップが揃っています。
長期で預けると最大年率5%が貰える

コインチェックでは、貸暗号資産というサービスも提供しています。
貸暗号資産サービス
保有する暗号資産をCoincheckに一定期間貸し出すことで、契約期間満了後に、預けた暗号資産と同量・同等の暗号資産を返済してもらうとともに、一定の料率で計算した利用料をその暗号資産でもらえるサービス
最大年率は5%が貰えるので、長期的な投資に最適と言えるでしょう。
多くの仮想通貨は保有しているだけでは利息が付かないですが、コインチェックでは独自のサービスで利息のような還元をしてくれます。
コインチェックのデメリット
次は、コインチェックのデメリットについて紹介します。
口座登録をする前には、どのようなデメリットがあるのかもよく確認しておきましょう。
ハッキングされた過去がある
冒頭でお伝えした通り、コインチェックは過去にハッキングをされた過去があります。
その要因は、コインチェックのずさんな管理体制にありました。
流出したのはネムという通貨で、オフライン管理が可能なセキュリティの高い通貨であると言えます。
しかし当時のコインチェックは、ネムをオンライン上で管理してしまいハッキングをされてしまったのです。
その後は、国内大手の証券会社であるマネックスグループの子会社になりました。
その結果、現在に至るまで信頼回復に努め、今の地位を確立しているのです。
海外取引所に比べてマイナーコインが少ない
コインチェックの銘柄数は、国内の取引所で見ればトップクラスです。
しかし、海外の取引所からすれば少ない傾向にあります。
海外では誕生したコインがすぐに上場される傾向にあり、そのまま購入も可能です。
最大級の仮想通貨取引所であるバイナンスでは、およそ600種類以上もの通貨を扱っていると考えるとかなり少ないと言えるでしょう。
マイナーなコインは通称草コインとも呼ばれますが、通貨によっては大きな高騰実績があるものもあり、少額でも大きな利益が狙えるものです。
仮想通貨を投資する際は、価格が安く今後伸びしろのあるものを選択する必要があるので、17種類の通貨では物足りないと感じる方も多いでしょう。
レバレッジ取引がない
最近では、国内の仮想通貨取引所でもレバレッジ取引のできる会社が増えてきました。
しかし、コインチェックではレバレッジ取引ができません。
変動幅の大きな仮想通貨では、レバレッジ取引をする事で高額の利益が見込めますが、コインチェックでは自己資金以上の通貨を保有できないと覚えておきましょう。
コインチェックの手数料
次は、コインチェックの手数料を項目別に解説していきます。
取引や入出金でかかる手数料は把握したうえで利用するようにしましょう。
口座開設・口座維持費用
コインチェックでは口座開設時にかかる費用は一切ありません。
また、口座を放置していても、その間手数料はかからないので気軽に利用できます。
入金時の手数料
入金時の手数料は以下の通りです。
銀行振込(日本円) | 無料(振込手数料はお客様負担。) | |
コンビニ入金 | 3万円未満 | 770 円 |
3万円以上30万円以下 | 1018 円 | |
クイック入金 | 3万円未満 | 770 円 |
3万円以上50万円未満 | 1018 円 | |
50万円以上 | 入金金額×0.11% + 495 円 |
各種入金方法によって異なります。
銀行入金であれば手数料無料となるので、少しでも手数料を抑えたい方は銀行入金を選択しましょう。
また、仮想通貨で入金をする場合は無料です。
出金時の手数料
出金手数料は一律407円となります。
つまり、407円以上でないと出金できないという事なので、少額投資の方は注意して下さい。
売買手数料
以下は、販売所の売買手数料です。
取引手数料 | 無料 |
手数料相当額 | 0.1〜5.0% (カバー先又は当社取引所の価格に対して) ※価格の急変時や市場の流動性などにより、 上記を超える手数料相当額を含んだ売買価格を提示する場合がある。 |
以下は、取引所の売買手数料です。
Taker 手数料 | Maker 手数料 |
---|---|
0.000 % | 0.000 % |
コインチェックの取引所手数料は、Maker、Takerともに無料なので、余計なコストをかけずに売買可能です。
コインチェックの登録方法
次は、コインチェックの登録方法について紹介していきます。
コインチェックで取引を開始したいと考えている方は、下記の手順を参考にして始めてみてください。
公式HPにアクセスする

まずは、コインチェックの公式HPにアクセスしましょう。
公式HPの中央にある、会員登録をクリックします。
メールアドレスを入力する

次の画面で、メールアドレスとパスワードを入力します。
アドレス宛てには、今後コインチェックからの大事なお知らせなどが届くので、全く使わないものよりは頻繁に使うアドレスを登録しておきましょう。
全ての入力が完了したら、下にある「私はロボットではありません」にチェックを入れて、「会員登録」をクリックします。

登録したアドレス宛には、上のようなメールが届いているので、URLをクリックしてメール認証をしておきましょう。
重要事項の承諾をする

URLクリック後は、上の画面に重要事項の承諾画面が表示されます。
クリックして、同意をしていきましょう。
全てのチェックが完了したら、下にある緑の「各種重要事項に同意承諾してサービスを利用する」をクリックしましょう。
クリック後は、本人確認書類という項目が表示されるので続けてクリックします。
電話番号認証をする

次の画面では、電話番号の認証画面が表示されます。
中央の入力場所で、自身の電話番号を入力しておきましょう。
国内の場合→080×××××××(ハイフンなし)
海外の場合+8180×××××××(+81を入力して、最初の0を省略、ハイフンなし)
このように入力をします。
入力が完了したら、下にある「SMS認証をする」をクリックします。
すると、登録した電話番号のSMS宛てに、6桁のコードが送られてくるので、再度同じ画面から入力をして送信しましょう。
その後、中央に表示された「本人確認書類を提出する」という緑の項目をクリックします。
本人確認書類を提出する

次に、本人確認書類の提出を行います。
本人確認書類は、コインチェックのアプリで行う必要がありますが、現住所記載の書類がない方やアプリを使えない方は、下にある「アプリが使えない、現住所記載の書類をお持ちでない方はこちら」をクリックしましょう。
すると、ハガキでの本人確認方法の案内ページへと進むので、手順に従って登録を行ってください。
アプリが使える方はダウンロード後に指示通りアップロード作業を行いましょう。
氏名や住所の入力後にアップロード作業へと移ります。
- 運転免許証
- 在留カード
- マイナンバーカード
上記書類をただ撮影するだけでなく、厚み確認や本人の顔と書類を同時に撮影する作業などがあります。
指示通りに手順を踏んでアップロードしましょう。
アップロード完了後に問題がなければ、1営業日ほどで承認されます。
承認が終われば、口座登録完了となりコインチェック全ての機能が利用可能です。
コインチェックの入金方法
次は、コインチェックの入金方法を見ていきます。
具体的な手順と注意点も併せて見ていきましょう。
アカウントにログインする

まずは、コインチェックにログインをしましょう。
ログイン画面で、メールアドレスと登録時に設定したパスワードを入力後「ログイン」をクリックします。
二段階認証の設定をしている方は、その後に二段階認証も行っておきましょう。
日本円の入金を選択する

ログインすると、マイページの左側にダッシュボードが表示されます。
ここで、最も左にある4つの四角が表示された項目をクリックしましょう。
ウォレットの項目が表示されるので、「日本円で入金」を選択してクリックします。
入金方法の選択をする

次の画面で、入金方法の選択をします。
入金は、以下3つの方法が選択可能です。
- 銀行入金
- コンビニ入金
- クイック入金
3つの中から、自身が入金したいものを選択しましょう。
クイック入金を使う場合は、Pay-easyでの操作が必要です。
入金手続きを行う

上画像は、銀行入金を選択した場合の画面です。
振込先が表示されるので、そこ宛てに入金したい額を送金しましょう。
コンビ二入金の場合は、利用したいコンビ二を指定してレジにて支払いをすれば反映されます。
コインチェックの出金方法
次は、コインチェックの出金方法を紹介します。
出金方法は、日本円で出金する銀行送金のみです。
手順を詳しく見ていきましょう。
アカウントにログインする

まずは、コインチェックにログインをしましょう。
ログイン画面で、メールアドレスと登録時に設定したパスワードを入力後「ログイン」をクリックします。
二段階認証の設定をしている方は、その後に二段階認証も行っておきましょう。
日本円で出金を選択する

左側にあるダッシュボードから、ウォレットの項目を選択します。
その後、下の方に表示される「日本円の出金」を選択してクリックしましょう。
出金先銀行を登録する

初めて出金をするをする方であれば、上のような画面が表示されます。
「新しい口座を登録する」をクリックして、出金先の登録をしておきましょう。
銀行情報の入力後は、再び本人確認の認証があります。

認証まで完了したら、中央に表示される「この銀行に振り込む」をクリックして次へ進みましょう。
出金申請をする

最後に、出金申請を行います。
出金額の欄に出金したい金額を入力しましょう。
その後、下にある「出金申請をする」をクリックすれば完了です。
この画面では出金手数料も記載されているので、よく確認をしたうえで出金申請をするようにしましょう。
コインチェックまとめ
今回は、人気の高い国内仮想通貨取引所コインチェックについてまとめました。
最後に要点をまとめます。
- 銘柄数No1を誇る国内仮想通貨取引所
- 過去にハッキングされたが、現在ではマネックスの傘下で安全性の高い会社
- 仮想通貨売買以外の豊富なサービスを提供している
- スマホアプリのダウンロード数No1
- レバレッジ取引のサービスは終了
- 取引所での取引はメイカー、テイカーともに手数料無料
- NFT取引に最適
- 大口投資家向けの優遇サービスがある
テレビCMなどの影響で、国内知名度がかなり高い取引所です。
過去のハッキング事件を乗り越え、現在では国内でも安全性の高い会社として認知されています。

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