2022年9月にスポーツくじ「WINNER」の販売が始まり、スポーツくじ全体に注目が集まっています。ところが、スポーツくじ投資を始める前に、デメリットも把握しておくことが大切でしょう。
この記事では、日本で買えるスポーツくじの種類やデメリットを中心に詳しく解説しています。
スポーツくじとは?仕組み・種類を解説
スポーツくじは、文部科学省管轄の独立行政法人日本スポーツ振興センターが主催しています。
- 最大当選金が12億円
- 税金がかからない
- スポーツ振興に貢献できる
最大当選金は12億円で宝くじよりも高いです。加えて、当選金はいくらであろうと非課税なので、税金の心配も要りません。
スポーツくじの種類
2022年10月時点で販売されているスポーツくじは、以下の3つがあります。
- toto
- BIG
- WINNER
toto
- Jリーグを中心としたサッカー複数試合の勝敗・ゴール数予想
- 最高配当5億円
- 当てやすい5試合予想やゴール数予想も
対象スポーツ | サッカー |
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賭け方 | 指定された複数試合の勝敗予想 |
販売商品 | toto:13試合の勝敗予想、最高配当6億円 mini toto:5試合の勝敗予想、最高配当2億円 toto GOAL3:6チームのゴール数予想、最高配当2億円 toto GOAL2:4チームのゴール数予想、最高配当2億円 |
予想方法 | 自分で予想 |
購入単価 | 100円 |
最高当選金額 | 5億円 |
キャリーオーバー | あり |
BIG
- サッカーの複数試合をコンピューターが自動予想
- 最高配当12億円
- 100円から気軽に買える
気軽に100円から買える100円BIGも用意されてるので、ニーズに合わせて選びやすいですよ。
対象スポーツ | サッカー |
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賭け方 | 指定された複数試合の勝敗・ゴール数予想 |
販売商品 | BIG:14試合の勝敗予想、最高配当6億円 MEGABIG:12試合のゴール数予想、最高配当12億円 100円BIG:14試合の勝敗予想、最高配当2億円 BIG1000:11試合の勝敗予想、1等配当約1,000万円 miniBIG:9試合の勝敗予想、1等配当約100万円 |
予想方法 | 自動 (コンピューターによるランダム投票) |
購入単価 | 100〜300円 |
最高当選金額 | 12億円 |
キャリーオーバー | あり |
WINNER
- サッカー・バスケットボールの選んだ1試合を予想
- 最高配当5億円
- 優勝予想もできる
自分で予想するので、サッカー・バスケに詳しい人は向いていますね。
対象スポーツ | サッカー バスケットボール |
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賭け方 | 1試合のスコア予想 優勝予想 |
販売商品 | 1試合予想:サッカー18通り・バスケットボール16通りのスコア予想 競技会予想:リーグ・大会の優勝チーム予想 |
予想方法 | 自分で予想 |
購入単価 | 200円 |
最高当選金額 | 5億円 |
キャリーオーバー | なし |
スポーツくじのデメリット3つ
スポーツくじの特徴や種類を紹介しましたが、スポーツくじには以下3つのデメリットがあります。
- 控除率が高い(還元率が低い)
- 賭け方が少なく的中が難しい
- ライブベットができない
控除率が高い(還元率が低い)
スポーツくじの控除率は50%なので、他のギャンブルと比較してもかなり高いです。
控除率が高いほど、投票者への払戻額(還元)が少なくなります。
種類 | 控除率(還元率) |
---|---|
スポーツくじ | 50%(50%) |
宝くじ | 55%(45%) |
公営ギャンブル (競馬・競輪など) |
20〜30%(70〜80%) |
パチンコ | 10〜15%(85〜90%) |
カジノ | 5〜15%(85〜95%) |
ブックメーカー | 3〜10%(90〜97%) |
賭け方が少なく的中が難しい
スポーツくじで賭けられるのは、以下の項目だけです。
toto |
|
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BIG | 完全ランダムの複数試合予想 |
WINNER |
|
1試合ごとで賭けられるのはWINNERだけであり、WINNERでは単純な勝敗予想はありません。難易度の高いスコア予想となるので、当てるのは中々難しいでしょう。
最高配当の高さに目が行きがちですが、実際の配当は難易度に見合わないことも多いですよ。
ライブベットができない
ライブベットは、試合中にベットすることです。試合状況を確認しながら賭けられるのがメリット。オッズも試合前より高くなるケースもあります。
スポーツに賭けるならブックメーカーがおすすめ|5つのメリットを紹介
スポーツくじのデメリットを考慮すると、スポーツに賭けるのはブックメーカーがおすすめです。
ブックメーカーなら先述したように控除率が3〜10%と低いので、同じ賭け方をした場合でも払い戻しが高くなることが多いです。
控除率の低さに加えて、ブックメーカーには以下5つのメリットがあります。
- 24時間いつでも賭けられる
- 賭け方が多い
- お得なプロモーションがある
- 仮想通貨でも賭けられる
- 違法性はなく安全
24時間いつでも賭けられる
ブックメーカーで取り扱うスポーツは幅広く、賭けられるリーグ・大会も世界中に渡ります。24時間いつでも何らかのオッズが提供されているため、いつでも賭けることが可能です。
サッカー、バスケットボール、野球、テニス、アメリカンフットボール、アイスホッケー、バレーボール、卓球、ゴルフ、F1、ボクシング/MMA、クリケット、eスポーツ
この他にも、RIZINや大相撲など日本市場向けのスポーツを提供しているブックメーカーもあります。
賭け方が多い
ブックメーカーは、スポーツくじに比べて賭け方も豊富です。例えばバスケットボールでは、多くのブックメーカーで以下の賭け方を提供しています。
マネーライン | 延長戦込みの勝敗予想 |
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合計得点 | 両チームの合計得点数が基準数より多いか少ないか |
スプレッド | ハンデをつけた勝敗予想 |
ダブルリザルト | 前半の勝敗予想と試合全体の勝敗予想の組み合わせ |
勝利マージン | 勝利チームと点差を予想 |
お得なプロモーションがある
中には、入金不要ボーナスを提供しているブックメーカーもあります。
一定の条件がありますが、元手なしで賭けられるからノーリスクですよ!
仮想通貨でも賭けられる
違法性はなく安全
ブックメーカーを始める上での懸念点が違法性についてでしょう。結論から言うと、2022年10月時点でブックメーカーは違法ではありません。
日本で施行されている賭博法は、主催者側も日本国内でサービスを提供している場合に適用されます。
一方、ブックメーカーは海外にてライセンスを取得して合法に営業を行っています。海外で合法の業者を、日本の法律で違法賭博とするには無理があります。
スポーツくじのデメリットまとめ
今回は、toto・BIG・WINNERといったスポーツくじの特徴やデメリットについて解説しました。改めて以下にまとめています。
- 日本のスポーツくじはtoto・BIG・WINNERの3種類
- 全てのくじで控除率は50%と高い
- 賭け方が少ないため、当てるのが難しい
- ライブベットはできない
- スポーツくじのデメリットをカバーできるブックメーカーで賭けるのがおすすめ
まだブックメーカー投資を始めてない人は、まず無料登録から行いましょう。